ほうれい線が消えた?芸能人や女優にも人気のヒアルロン酸注射とは

ほうれい線が気になっているのなら、ヒアルロン注射をする方法があります。ヒアルロン注射は、芸能人や女優にも人気があるとされている施術のひとつです。ほうれい線だけでなく、唇や涙袋への施術にも人気があります。

ただし、入れすぎには注意しなくてはなりません。

本記事では、ヒアルロン注射に期待できる効果や、入れすぎるとどうなるかなどを紹介します。失敗を防ぐ方法も紹介しますので、ぜひ参考としてチェックしてみてください。

目次

芸能人や女優にも人気のヒアルロン酸注射とは?

ヒアルロン酸注射は、シワやたるみを改善できるとして人気の施術です。施術によって、次のような効果に期待できます。

  • ほうれい線を消す
  • 目を大きく見せる
  • 唇をふっくらさせる
  • 鼻を高くする
  • 涙袋を作る

もともと人間の体内に存在する、ねばねばした物質が「ヒアルロン酸」です。ヒアルロン酸は、たくさんの水を蓄える能力を持っています。

肌の水分を保つのに役立つヒアルロン酸は、加齢とともに減少していく仕組みです。赤ちゃんのころを100パーセントとして考えると、60代のヒアルロン酸量は25パーセントしかありません。

そのヒアルロン酸を体内に注入し、シワやたるみを改善するのが、ヒアルロン酸注射です。ヒアルロン酸注射には、「即効性が高い」という大きな特徴もあります。

芸能人のほうれい線が消えるのはヒアルロン酸注射が理由?

40代を過ぎた芸能人からほうれい線が消えると話題になるのが、ヒアルロン酸注射です。実際に、男性・女性とも、「ヒアルロン酸注射」を受けたとSNSやテレビ番組などで公表している芸能人や海外セレブもいます。

しかし、ヒアルロン酸注射の施術を受けたと公表している人ばかりではありません。マッサージによってほうれい線が薄くなったという芸能人もいます。

「ヒアルロン酸注射では?」と話題になりがちなのは、顔全体の印象が大きく変わった芸能人です。

  • 突然ほうれい線が目立たなくなった
  • 顔全体がパンパンになっている

上記の状態なら、ヒアルロン酸注射をした可能性があると考えられるでしょう。ただし、ヒアルロン酸を入れたからといって、必ずしも顔がパンパンになるわけではありません。

ヒアルロン酸を入れすぎるとどうなる?

シワやたるみに効果的なヒアルロン酸ですが、入れすぎには注意しなくてはなりません。ヒアルロン酸を入れすぎると、次のような状態になる可能性があります。

  • 顔がパンパンになる
  • 表情が不自然になる
  • 注入部位がでこぼこになる
  • 精神的に依存してしまう

適量でストップするために、入れすぎるとどうなるのかチェックしてみましょう。

顔がパンパンになる 

ヒアルロン酸の量や場所が不適切だと、顔がパンパンになってしまう可能性があります。芸能人や女優などがSNSで「ヒアルロン酸注射では」と噂になるのは、顔がパンパンになっている場合があるためです。

ヒアルロン酸には保水効果・保湿効果があり、加齢によるシワやたるみに期待できます。しかし、過剰にヒアルロン酸注射をしてしまうと、顔がパンパンにむくんでしまう可能性があるのです。

涙袋・鼻・ほうれい線・唇など、あちこちに注入した場合も、顔がパンパンになる場合があるでしょう。何度も注入を繰り返す「ヒアルロン酸入れすぎ症候群」に陥って、顔がパンパンになってしまう人もいます。

表情が不自然になる

ヒアルロン酸を入れすぎると、表情が不自然になる場合もあります。

適量のヒアルロン酸注入なら、ダウンタイムも短めで、仕上がりも自然です。しかし、入れる量が多いと、表情が不自然になったり、左右非対称になったりするリスクがあるでしょう。

でこぼこになる 

ヒアルロン酸の入れすぎでは、顔がでこぼこになってしまう可能性もあります。量や回数によっては、注入していない部分との段差が目立つでしょう。

その結果として、顔がでこぼこに見えてしまいます。

精神的に依存してしまう 

ヒアルロン酸を入れすぎると、精神的に依存してしまう可能性もあるため、注意しなくてはなりません。

少量のヒアルロン酸でも、シワやたるみへの効果が期待できます。効果が完全になくなったら、ヒアルロン酸を追加で注入してもよいでしょう。

しかし、効果がなくなるのを過度におそれ、繰り返し注入してしまう人もいます。ヒアルロン酸を注入するなら、精神的に依存しないよう注意しましょう。

ヒアルロン酸を入れすぎたら修正できる?

ヒアルロン酸を入れすぎた場合、修正が可能です。

注入後の仕上がりは、ヒアルロン酸の量や医師の技術力などに左右されます。思ったような仕上がりにならないという可能性もあるでしょう。

「入れすぎて不自然になった」という場合に使われているのが、溶解薬剤です。溶解薬剤を入れて体内のヒアルロン酸を溶かすと、注入する前の状態に戻せます。また、再度注入し直すと修正も可能です。

施術したクリニック以外でも修正は受けられます。ただし、溶解薬剤を使ってすぐにヒアルロン酸を注入できるわけではありません。ヒアルロン酸を溶かしたあと、3週間~1か月ほど待つ必要があります。

ヒアルロン酸注射での失敗を防ぐには?

適切なヒアルロン酸注射なら、仕上がりも自然になる可能性が高いでしょう。

「ヒアルロン酸注射で若いころのようなシワやたるみのない肌を手に入れたい!」

そう考えるなら、失敗しないような施術を受けることが大切です。施術を受けるにあたって押さえておきたいポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

注入する量に気をつける

失敗を防ぐために、ヒアルロン酸注射は注入する量に気をつけましょう。

ほうれい線の場合、ヒアルロン酸の量は片側で0.5~1.0ccが目安です。ほうれい線の深さや長さによって、適した量は違ってきます。不自然な仕上がりにならないよう、入れすぎには注意してください。

唇・頬・涙袋はヒアルロン注射の入れすぎに注意

特にヒアルロン酸を入れすぎないよう注意したい場所が、唇・頬・涙袋です。ほうれい線を消すだけでなく、唇や頬をふっくらさせたいと考えている人も多いでしょう。ぷっくりした涙袋を作れるのも、ヒアルロン酸注射によるメリットです。

しかし、「入れすぎで思っていたよりもパーツが大きくなってしまった」という声もあります。唇・頬・涙袋にヒアルロン酸を入れすぎると、顔の印象に大きく影響するため、注意が必要です。

カウンセリングで十分に相談する

ヒアルロン酸注射では、カウンセリングで十分に相談することも、失敗を防ぐための大切なポイントです。

注入する予定のヒアルロン酸量や理想の仕上がりについて、入念に相談してください。カウンセリングが不十分なクリニックは、信頼できるとはいえません。

信頼できるクリニックかを判断するためにも、しっかりと相談してみましょう。

実績の多いクリニックを選ぶ 

ヒアルロン酸注射を受けるなら、実積の多いクリニックを選ぶことも大切なポイントです。悪質なクリニックでは、適量を考えずに大量のヒアルロン酸をおすすめしてくる場合もあります。安全に施術を受けるためにも、クリニック選びは非常に大切です。

クリニックによっては、どのくらいの実績があるかを公開しています。実際に施術を受けた人の症例写真も、参考に役立つでしょう。

症例写真の多くには、施術内容・注入部位・注入量・金額などが明記されています。

施術を受けるのなら、自分の年代やほうれい線の状態が近い人の写真をチェックすると、参考になるでしょう。

ほうれい線が気になるならヒアルロン酸注射が手軽

メスを使わずほうれい線の解消がめざせるため、ヒアルロン酸注射は手軽な施術です。男女とも、芸能人以外でもヒアルロン酸注射を受けている人が増えています。ほうれい線が気になっているのでしたら、ヒアルロン酸注射を検討してみるのもよいでしょう。

ただし、失敗を防ぐには、注入するヒアルロン酸の量やクリニック選びに注意する必要があります。十分にカウンセリングを受けて、信頼できると感じたクリニックで施術を受けてくださいね。

記事監修者

JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業。形成外科医。シンガポール国立大学病院留学。医師免許取得後、株式会社ボストンコンサルティンググループにてヘルスケア・IT領域で従事。
慶應義塾大学病院、埼玉医科大学総合医療センター等勤務を経て、現在は慶應義塾大学医学部 特任助教。
大学病院での臨床・研究と並行し、レーザー・注入施術などの美容医療に特化した「JSKINクリニック」を2021年より経営・監修。

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