Jスキンクリニック

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美容外科

  • JSKINクリニックのシミ治療(総論)

    著者
    代表医師:牧野 潤
    しみ
    美容皮膚科

    公開日:2023.8.24 更新日:2023.9.22

    「シミを改善したい」といっても、シミには実は様々な種類があります。

    そのため、状態を踏まえて適切なアプローチをおこなう必要があります。

    <治療対象となる代表的なシミの種類と例>

    ・いわゆる一般的なシミ(老人性色素斑)「ある程度くっきりした茶色いシミ」

    ・いわゆるソバカス(雀卵斑)「両頬~鼻にかけて細かくたくさんあるシミ」

    ・肝斑「なんとなくもやっとした茶色っぽいくすみ」

    ・ADM(後天性真皮メラノーシス)「なんとなくグレーがかったようなやや濃いシミ」

    ・唇のシミ(口唇メラノーシス)「唇にあるくっきりしたシミ」

    これらは「1人に1種類」あるわけではなく、場合によっては混ざり合っていることもあり治療後の経過も様々です。

    そのため、当院のシミ治療では最新かつ専用の肌撮影機を導入し、経過もしっかりフォローできるようにしています。

    さきほど挙げたそれぞれのシミについて、もう少し掘り下げてご紹介します。

    ・いわゆる一般的なシミ(老人性色素斑)「ある程度くっきりした茶色いシミ」

    「老人性」という名前がなんともいやらしいですが、実際は20代以降でもできることがあります。

    40代以降になると、男女ともにほとんどの方にできうります。

    これまでの紫外線の影響も大きく、そのため出っ張っていて日焼けをしやすい頬のあたりにできる方が多いです。

    【JSKINの「老人性色素斑」治療】

    シミ治療に特化した、Qスイッチルビーレーザーを導入しています。状態に合わせて設定を調整して、レーザーを照射します。

    照射の数が多い場合は施術前に麻酔クリームを塗って少し時間をおくことも可能ですが、数が少ない場合は少し冷やすだけでも問題ありません。

    レーザーの施術は、数にもよりますが数十秒~数分で可能です。レーザー施術後に、スタッフが該当箇所に軟膏を薄く塗ります。

    翌日以降、洗顔やお化粧も可能です。ご自宅では塗り薬によるアフターケアをおすすめしています。

    基本的にはテープなどは使用していませんが、シミの状態やご希望によってはテープの使用も可能です。

    施術からおよそ3~4週後頃の経過チェックをおすすめしています。

    ※なお、同じようなシミにみえるけど、実は異なるものである場合もあります。

    例えば指で触ってみると盛り上がりがあり、ザラザラしている場合などは「脂漏性角化症」(いわゆるイボ)の可能性もあります。

    この場合は異なる種類のレーザー(炭酸ガスレーザー)による治療の方が適しています。

    脂漏性角化症の場合も、最大1週間程度は塗り薬によるアフターケアをおこなうと、より良い仕上がりになりやすいです。

    ・いわゆるソバカス(雀卵斑)「両頬~鼻にかけて細かくたくさんあるシミ」

    シミのでき方がスズメの卵の模様に似ていることから雀卵斑と言われますが、ソバカスのいう通称が圧倒的に知られています。数mm程度の細かいシミが両頬あたり、症状が強い場合はお顔全体に広がってあることもあります。

    ・こどもの時/学生時代からそれなりに目立ちやすかった、

    ・もともとよく日焼けをしていた、

    ・妊娠出産をきっかけにより目立つようになった、

    ・お父さんお母さんなどご家族で同様のシミが多くある、

    などについてあてはまる方が比較的多いです。

    皮膚の色調を均一に保つバランスがもともと比較的不安定で、そこに紫外線やホルモンバランスの影響が足されて、ソバカスとしてくっきりとしてきます。

    【JSKINの「そばかす」治療】

    シミ治療に特化した、Qスイッチルビーレーザーを使用します。そばかすの状態に合わせて設定を調整して、レーザーを照射します。

    そばかすの場合は照射の数がそれなりに多くなるため、基本的には施術前に麻酔クリームを塗って、15分ほどおいてからレーザー施術をおこなうことが多いです。

    レーザーの施術は全体で数分程度で可能です。レーザー施術後に、スタッフが該当箇所に軟膏を薄く塗ります。

    翌日以降、洗顔やお化粧も可能です。ご自宅では塗り薬によるアフターケアをおすすめしています。

    施術からおよそ3~4週後頃の経過チェックをおすすめしています。

    そばかすは元々不安定な肌質をベースにしているため、比較的再発を起こしやすいシミの一種です。そのため、ご希望に応じて定期的なメンテナンスをおこなうことで、より良い状態をキープできます。

    ・肝斑「なんとなくもやっとした茶色っぽいくすみ」

    シミの中でもやっかいなのがこの肝斑です。40-50代の女性で、左右比較的対称のべたっとしたくすみがある場合は注意が必要です。

    レーザー治療では改善せず、またトーニングなど一般によくおこなわれている治療もかえって悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。

    【JSKINの「肝斑」治療】

    基本線は、あまり派手なことはせず、むしろ地道なケアをまずは1か月継続することをおすすめしています。

    ・ビタミンCやハイドロキノンを高濃度に含有したクリーム剤の使用

    ・紫外線や摩擦などの悪化因子をなるべく避ける

    ・トラネキサム酸やビタミンCの内服(院内処方しています)

    ・内服で用いるトラネキサム酸やビタミンCを、直接肌に浸透させる施術(エレクトロポレーション)

    ・肝斑にフォーカスしたピーリング(リバースピール)

    などを組み合わせて改善を図ります。

    ・ADM(後天性真皮メラノーシス)「なんとなくグレーがかったようなやや濃いシミ」

    あまり頻度は高くないですが、適切なアプローチをおこなわないと「まったく効果がなかった」となってしまうのがADMの注意ポイントになります。

    20代からシミとしてわかってくることが多く、左右になんとなく皮膚の深いところにやや灰色がかったようにみえることが特徴です。出現する部位も様々です。

    【JSKINの「ADM」治療】

    原則、Qスイッチルビーレーザーを使用します。ADMの状態に合わせて出力を調整します。

    原則といいましたが実は例外はなく、基本的にそれ以外の治療はほとんど効果が出ないことが多いです。

    たとえばIPL(フォトフェイシャルなど)やトーニングなどを何回やっても効果がみられないです。

    ただしADMは通常のシミに比べてやや深層に存在しており、Qスイッチルビーレーザーの施術も複数回必要になることが一般的です。当院では、4か月程度あけたうえでレーザーの再照射が可能です。

    施術後は炎症をおさえる軟膏のケアをおすすめしていますが、基本的には最低限のみのケアで十分です。

    ・唇のシミ(口唇メラノーシス)「唇にあるくっきりしたシミ」

    シミにみえるようで、ホクロにみえなくもない。そのように、よくわからないこともあると思います。

    状態を診察したうえで、麻酔方法やレーザー種類の組み合わせなどの治療をご提案させていただきます。

    なお、アトピー肌質や、そうでなくても乾燥肌の方については、不用意な自己流のケアをするとより悪化させてしまうこともあるので、注意が必要です。

    【JSKINの「唇のシミ」治療】

    基本的にはQスイッチルビーレーザーを用いて改善を図ります。ただし状態によっては、CO2レーザーで治療することもあります。

    麻酔クリームを塗布し、10分ほど時間をおいたのちにレーザー施術をおこないます。

    レーザー施術は数十秒~1分程度でおこなうことができます。

    その後3日間は当院で処方する軟膏によるケアをしていただき、それ以外には特別な処置は不要です。

    2~3週間後頃に経過のチェックをおすすめしています。

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