ボルニューマの効果はいつから?即効性や持続期間を徹底チェック
ボルニューマの基本情報

ボルニューマとは?
ボルニューマとは、高周波(RF:Radio Frequency)を用いた新しいたるみ治療機器です。真皮層から脂肪浅層にかけて熱エネルギーを集中的に、かつ均一に届けることで、コラーゲン生成を促進し、肌の引き締めや弾力アップを実現しています。
表皮にダメージを与えずに真皮層や脂肪浅層を刺激するため、たるみやシワの改善、リフトアップ効果が期待できます。また、痛みを軽減する冷却機能や振動機能により、従来の高周波治療に比べて痛みも少ないのが特徴です。
さらに、目元や頬、フェイスラインなど幅広い部位に対応可能で、ダウンタイムがないため日常生活に支障がない点も魅力です。
施術の仕組み
ボルニューマは6.78MHzの高周波(RF)を使用し、皮膚表面へのダメージを最小限に抑えつつ、熱エネルギーを真皮や脂肪浅層に均一に照射します。
ボルニューマの効果はいつから現れる?

即効性について
ボルニューマは施術直後から一定の引き締め効果を感じることができます。
本格的な効果のピーク
本格的な効果は施術1か月後から感じはじめ、3~4か月後に効果のピークを迎えると言われています。
ボルニューマの持続期間とメンテナンス

効果の持続期間
ボルニューマの効果は通常3~6ヶ月程度持続します。
効果を長持ちさせるための施術頻度
ボルニューマの効果を持続させるための推奨される施術頻度は、3〜6ヶ月に1回程度です。
ただし、個人の肌の状態やたるみの程度、目標によって最適な頻度は異なる場合があります。繰り返し施術を受けることで肌質が改善され、効果の持続期間が徐々に長くなっていく傾向もあります。
ボルニューマの効果を最大限引き出すポイント

施術後のスキンケアが重要
ボルニューマの効果を維持するためには、日々のスキンケアが重要です。
まず、朝晩の洗顔後に化粧水や美容液で十分な保湿を行い、肌の水分量を保ちましょう。紫外線は肌の老化を促進するため、日中は必ず日焼け止めを使用し、UV対策を徹底します。
また、肌に刺激を与えないよう優しくスキンケアを行い、強くこすらないよう注意しましょう。
生活習慣の見直しで効果アップ
ボルニューマの効果を維持するには、日々の生活習慣が重要です。
十分な保湿と紫外線対策を心がけ、規則正しい睡眠とバランスの良い食事を摂りましょう。
これらの習慣を継続することで肌の健康を保ち、ボルニューマの効果をより長く実感できます。
ボルニューマはどんな人におすすめ?

向いている人
ボルニューマは、全体的なタイトニングを求める方に適しています。
特に、頬のたるみやほうれい線、口元のもたつきが気になる方、肌のハリ・弾力の低下を感じている方におすすめです。また、痛みが不安な方にも適しています。
また、加齢とともに骨がやせてきて、こけ感によるたるみが気になるタイプの方にもおすすめできます。
向いていない人
より明確なリフトアップ効果を求める方やフェイスラインの引き上げや輪郭の改善を希望する方、もともとの皮膚や皮下組織が厚く、ボリュームを引き締めることでたるみ改善が期待できる方にはボルニューマではなくハイフの方がおすすめです。
医師が回答!ボルニューマに関する質問(FAQ)
Q1. ボルニューマは1回で効果がありますか?
1回の施術でも効果があります。ただし、効果の現れ方や持続期間には個人差があるため、医師と相談しながら適切な頻度で継続的に施術を受けることが重要です。
Q2. ボルニューマの施術は痛いですか?
多くの方は、じんわりとした暖かさや軽い熱さを感じる程度で、我慢できないほどの痛みではありません。熱エネルギーを加えるため、「熱い」と感じる可能性があります。
ボルニューマは痛み軽減のため4段階の振動とクーリングシステムを備えており、出力や照射の仕方で温度を調整することができます。
Q3. ボルニューマの施術後すぐにメイクはできますか?
当日からメイクをしていただく事は可能です。ただし、施術後は肌が敏感な状態になっているため、摩擦などの刺激はできるだけ避けるようお願いしています。
Q4. ボルニューマの施術後に気をつけることは?
ボルニューマの施術後は、肌のケアに注意が必要です。十分な保湿を心がけ、紫外線対策も忘れずに行いましょう。紫外線を浴びることで光老化がすすみ、たるみの原因になります。
施術部位への刺激は避け、強くこすったりマッサージしたりしないように注意します。当日は激しい運動や過度の飲酒、長湯など代謝の上がる行動は控えめにしましょう。これらの注意点を守ることでボルニューマの効果を最大限に引き出し、美しい肌を維持することができます。
JSKINクリニック東京銀座
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
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執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業。形成外科学会認定専門医。
在学中にシンガポール国立大学留学。卒業時に医師免許取得後、株式会社ボストンコンサルティンググループにて医療・IT分野で従事。初期臨床研修後、慶應義塾大学医学部 形成外科に入局。以降、慶應義塾大学病院及び関連病院にて勤務。2021年11月にJSKINクリニック東京銀座を設立。2024年6月に慶應義塾大学病院 美容外来を開始。
現在、JSKINクリニック代表医師、慶應義塾大学医学部 形成外科 助教。
日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)正会員。形成外科・美容外科学会にて口演及び登壇多数。