医療アートメイクによる日帰り乳輪乳頭再建(乳がん手術をされた方向け)
前回のブログの通り、当院の様々な取り組みを評価いただいた過程で、慶應義塾大学の医局報での掲載や、日本形成外科学会でのシンポジウム発表などの機会をいただきました。
なかでも特徴的なのは、乳がんの手術で乳房切除をおこない、その後インプラントまたは自家組織で乳房再建をおこなった方向けの施術をおこなっていることです。
具体的には、医療アートメイクの施術によって、失った乳輪・乳頭を再建する施術を提供しています。
乳輪乳頭再建の手法にはさまざまなパターンがありますが、当院でおこなっているような医療アートメイク再建が向いているのは、以下のような方です。
・さらなる手術で、注射をしたりからだにメスを入れることに抵抗がある方
・お仕事や育児などで時間的に制約があり、入院をしたり頻繁に通院することが難しい方
・手術で乳頭の再建をして、乳頭に色をいれるのと一緒に乳輪再建も行いたい方
・自宅での入浴や、旅行先での温泉などで、パッと視界に入った時の印象を考えると、乳輪乳頭がないことに抵抗を感じる方
・乳がん手術や乳房再建をした病院で乳輪乳頭の再建をおこなっていないため、主治医の先生と連携がとれる施設で乳輪乳頭再建をしたいと考えている方
乳がん切除手術によって失われてしまった乳輪や乳頭。形成外科医による乳房再建後も、乳輪や乳頭を再建する方が増えてきています。
でも欧米に比べ日本では少ない。大変な手術を乗り越えて、さらに手術や入院をすることのハードルは高い。
そのため、アートメイクによる日帰り再建が注目されています。
~Jスキンクリニックの、医療アートメイクによる乳輪・乳頭再建のメリット~
①日帰り、注射なしで再建できる (仕事や育児への影響少ない)
②施術担当は国内有数の症例経験・実績があります
③形成外科医による事前診察・経過診察
④紹介元の先生ともしっかりコミュニケーションをとります
なぜ当院で、乳がん手術後の医療アートメイク(乳輪乳頭再建)をおこなっているのか?
・形成外科医として乳房再建に携わっているなかで、乳輪乳頭は作らないままの方が非常に多い
・その理由は、従来の再建(手術)では肉体的/時間的/精神的負担が大きいため
・国内にアートメイク再建をできる施設が少ない
医療アートメイクによる乳輪乳頭再建は、形成外科医・乳腺外科医のなかでさえも認知が不十分な現状があります。
そのため、当院で施術を受けられた方々のご厚意もあり、国内の主要学会での学術発表も予定しております。
・第30回日本乳癌学会学術総会 2022年6月30日(木)~7月2日(土)@パシフィコ横浜
・第45回日本美容外科学会総会 2022年9月22日(木)・23日(金・祝) @京王プラザホテル札幌
まだまだ地道な活動を継続していますが、あと数年もすれば医療アートメイクによる乳輪乳頭再建はごく一般的なオプションになっていると考えます。
医療アートメイクによる乳輪乳頭再建を検討されている方には、まず当院でのカウンセリングを受けられることをおすすめします。
・これまでの治療歴をお伺いし、状態の診察もおこないます。
・また乳輪乳頭の様々な再建方法をご紹介したうえで、医療アートメイクのメリットやデメリット、ご本人にとって適しているか、などについてもご説明いたします。
・カウンセリングの内容を踏まえて、施術を希望されるかを改めて検討をいただきます。
・実際に施術をご希望された場合、主治医の先生との連携を取りながら、日程の調整をおこないます。
・実際に施術を行います。(基本的には2回の施術が必要になります)
・経過報告や施術後のフォローについても、主治医の先生と連携を取って進めていきます。
カウンセリングのご予約については、お電話にて承っております。お気軽にお問い合わせください。
~Jスキンクリニック 診療案内~
土日祝も営業♪
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
八丁堀駅(日比谷線)より徒歩2分、新富町駅(有楽町線)より徒歩4分
東京駅、銀座駅からもタクシーで数分です
03-6820ー0627
(お電話・web予約・LINE予約が可能です)
過去の関連記事はコチラ
慶應義塾大学医学部 形成外科の医局報にJスキンクリニックが紹介されました
第65回 日本形成外科学会(2022/4/20)にて登壇します