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先日、慶應病院における美容医療外来の新設についてアナウンスさせていただきました。(ブログ

そのひとつに、脂肪冷却による部分痩せ治療があります。日本国内では徐々に浸透しつつある位置づけですが、より体格が大きく肥満率の高い欧米ではかなり普及している治療になります。

体型の変化

加齢によって体型は必ず変化していきます。
日々生活習慣に気を付けて体重を維持していたとしても、加齢に伴う体型に完全にあらがうことはできません。
特に35歳を過ぎてくると、ダイエットをしても10代20代のような体型には戻らず、特に二の腕、腰回り、背中、下腹部などが気になってくる方が多いようです。

脂肪冷却による体型改善

慶應病院でおこなわれている脂肪冷却による部分痩せ治療は、"Cryolipolysis"という原理を利用しています。これは皮下の脂肪細胞のみをピンポイントに冷却して溶かし、かつ他の組織(皮膚、筋肉、血管、神経)などにはダメージを及ぼさない、という理論に基づいています。
MGH(ハーバード大付属マサチューセッツ総合病院)にて提唱され、機器としてもすでに20年以上の研究開発が継続されています。

この脂肪冷却によって、局所的な脂肪細胞が減るのは、脂肪細胞が結晶化され、それが時間の経過のなかでマクロファージによって吸収分解されるためです。そのため治療効果が出るまでに時間差があり、2~3か月程度かけて、皮下脂肪が減少していきます。

承認機器による治療

治療の際には、クールスカルプティングを用いた脂肪冷却治療をおこないます。米国FDAや国内厚生労働省からの承認を得ている、安全性と効果が立証された機器になります。

体温をモニタリングしたうえで、脂肪細胞のみを効果的に減量できるよう、目標温度から逸脱しないようなセンサーも内蔵されています。

以下のような全身にまたがる適応部位があり、お悩みに応じて治療計画をたてることが可能です。
あご下 二の腕 側胸部 背中 側腹部 腹部 下腹部 大腿外側 大腿内側 ひざ上 臀部

その他治療との併用

このような局所的に皮下脂肪を減少させる治療としては、脂肪吸引、脂肪溶解注射、HIFUなどの他デバイスによる治療があります。

これと併用して、内臓脂肪を中心とした減量により体重減少を図る治療をおこなうと、よりよい実感が得られる場合があります。食事や運動習慣の見直し、抗肥満薬の使用(保険適用外)などが挙げられます。

JSKINクリニックでも慶應病院美容医療外来と連携し、効果的な部分痩せ・体重減量のためのご提案をご準備しております。順次ご案内を差し上げるようにいたします。

慶應義塾大学病院 美容医療外来
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学病院 3号館3Y受付
診療時間:平日8:40~16:30
休診日:土曜日、日曜日、祝日、国民の日、年末年始
お電話:03-5363-3858
HPからwebご予約可能 https://bldg3y.hosp.keio.ac.jp/aesthetic/
(牧野医師 診察担当日:原則木曜)

JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"

【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
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