症例シリーズ3|眉間ボトックス】眉間のがんこなしわ対策にボトックスが有効です
顔を動かした際の表情シワに対する、ボトックス治療。
様々な部位に適用可能ですが、なかでも眉間のシワはご希望が多い部位のひとつです。
表情のくせでしわを寄せてしまいがちな方は、それを解消できて満足度が高いです。
また、しわ寄せを繰り返していくと、次第に寄せなくても自然にしわが刻まれてしまうこともあり、その予防にも適しています。(深く刻まれてしまったしわは、ボトックスで解消することが難しくなってきます)
Q. なぜ眉間にしわができるの?
主に関係しているのは、①皺眉筋、②鼻根筋(、③眉毛下制筋)になります。
①皺眉筋: 左右の皺眉筋が収縮することで、眉間に縦のしわができます。
②鼻根筋: 同時に鼻根筋が収縮すると、横方向にもしわができます。
③眉毛下制筋: 上記の筋と協調して、眉を引き下げる作用があります。
これらの筋肉の動きによって、眉間にしわが寄ります。
Q. どうやって施術するの?
やみくもに眉間にボトックスを注入すればよいかといえば、当然そんなことはありません。
正しい解剖学的知識と、適切な手技、注入量の調整が必要になります。
ご本人の実際のしわの寄り方を確認したうえで、注入するポイントを決めていきます。
また、そのポイントごとに注入をする針の深さも調整します。
たとえば、
・鼻根筋の中央付近 ⇒ やや深めの層に注入します
・皺眉筋の起始部 ⇒ 骨膜近くの深めに注入し、周囲の筋、とくに前頭筋への影響が出ないようにします
・皺眉筋の中央付近 ⇒ 筋体の走行にあわせて、ごく浅い層、皮下~皮内のレイヤーに注入します
Q. どんなリスク(合併症)があるの?
眉間ボトックスでおこりうる合併症としてよく紹介されるのは、
眼瞼下垂、眉毛下垂です。
施術の効果を高めるだけでなく、そのようなトラブルを防ぐためにも、上記でご説明したようなポイント(実際は+α)が大事にしています。
その他の部位も含め、ボトックスについてもお気軽にご相談ください♪
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