毛穴の開きが治らないのはなぜ?目立ちやすい部位や理由別の対策を紹介
男女問わず、皮脂が多い部分で起きやすいのが「毛穴の開き」です。毛穴の開きは、コンシーラーやファンデーションなどを塗るだけでは隠し切れません。「ケアをしても治らない」とお悩みのかたも多いでしょう。
本記事では、毛穴の開きが治らない理由と対策をわかりやすく紹介します。毛穴の開きを解消するための参考として、ぜひ内容をご覧ください。
毛穴の開きが治らないのはなぜ?

毛穴の開きが治らないのは、理由に合った適切な対策を行っていないためだと考えられます。毛穴が開く理由はさまざまです。複数の原因によって毛穴が開いた状態になっていることもあります。その場合、ひとつの対策をするだけでは毛穴の開きを解消できません。
毛穴の開きが気になるときは、理由に合った対策を行いましょう。
毛穴の開きが目立ちやすい部位
人によって、毛穴の開きが目立ちやすい部位には違いがあります。毛穴の開きが目立ちやすいのは、鼻・眉間・額・頬といった部位です。
10~20代は皮脂腺の働きが活発であるため、Tゾーンである鼻・眉間・額の毛穴が開きやすくなります。顔の中心である鼻は、特に目立ちやすいと感じられるでしょう。角質と皮脂が混ざって角栓となり、毛穴に詰まって黒ずみ「いちご鼻」になることもあります。
40代を過ぎると気になり始めるのが、頬の毛穴の開きです。頬の毛穴の開きは、加齢によって肌が老化して、弾力が失われるために起こります。
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毛穴の開きが治らない理由と対策

毛穴の開きが治らないときに考えられるおもな理由は次の4つです。
- クレンジングや洗顔が不適切である
- 保湿が不足している
- 紫外線対策が不十分である
- 生活習慣が不規則である
4つの理由と対策について紹介します。
クレンジングや洗顔が不適切である
毛穴の開きが治らない代表的な理由のひとつが、不適切なクレンジングや洗顔です。毎日クレンジングや洗顔をしているからといって、汚れがきれいに落とせているとは限りません。クレンジングや洗顔が不十分だと、汚れが残って毛穴の開きにつながるでしょう。
だからといって、力を入れてごしごしとこすると肌のうるおいがなくなり、皮脂の過剰分泌で毛穴が開いてしまいます。
対策
汚れが残らないよう、入浴時には湯船に浸かり、身体を温めてから洗顔しましょう。クレンジング・洗顔とも、力を入れてこするのはNGです。ジェルタイプのクレンジングを使うと、皮脂の落とし過ぎを防げます。
洗顔料や石鹸は、よく泡立てて細かい泡を作るのがポイントです。洗顔は、洗い過ぎにも注意しなくてはなりません。泡を顔に乗せる時間が長すぎると、肌に必要な水分や皮脂まで洗い流してしまい、毛穴の開きにつながります。洗顔後はぬるま湯で泡を丁寧に落とし、清潔なタオルで押さえるようにして水分を拭き取りましょう。
保湿が不足している
洗顔後に保湿をしていなかったり、保湿が不足したりしていると、毛穴の開きにつながります。保湿が不足すると毛穴が開くのは、乾燥によって皮脂が過剰分泌されてしまうためです。洗顔後の肌には、水分と油分を補う必要があります。
対策
洗顔後は、なるべく時間を置かずに化粧水やクリームなどで保湿しましょう。何もせず放置していると、肌が乾燥してしまいます。適切に保湿すると、皮脂の過剰分泌を抑えることが可能です。また、肌にうるおいを与えるとハリが増し、毛穴が目立たなくなるでしょう。
毛穴の開きが気になるかたには、保湿や毛穴の引き締めに効果が期待できる化粧水やクリームの活用がおすすめです。
紫外線対策が不十分である
紫外線対策が不十分であることも、毛穴の開きを引き起こす理由のひとつです。特に男性で毛穴の開きが治らないとお悩みのかたは、毎日の紫外線対策不足が原因となっているのかもしれません。
紫外線は肌の角質を厚くしたり、肌の老化を促進したりする働きがあります。角質が厚くなると起こるのが、毛穴の詰まりです。肌が老化すると、たるみによって毛穴が開きます。
対策
毛穴の開き対策には、年間を通じた紫外線対策が重要です。紫外線によって肌がダメージを受けるのは夏だけではありません。肌の老化を防ぐためにも、季節を問わず紫外線対策を行いましょう。
外出時は日傘や帽子の活用もおすすめです。日焼け止めは時間が経過すると効果が薄れるため、適度に塗り直してください。落ちにくいウォータープルーフの日焼け止めを使用した際は、クレンジングを使って落とすことも大切です。クレンジングが残ると毛穴の開きにつながりますので、忘れずに落としましょう。
生活習慣が不規則である
毛穴の開きが治らない理由には、睡眠不足や偏った食事など、不規則な生活習慣も挙げられます。生活習慣が不規則だと、肌のターンオーバーが乱れ、不安定な状態になってしまうためです。肌が不安定になると、乾燥や過剰な皮脂の分泌につながり、毛穴が開きやすくなります。また、ストレスも毛穴の開きにつながる原因です。
不規則な生活習慣による毛穴の開きは、顔全体に出る傾向があります。
対策
毛穴の開き対策として、生活習慣の改善をめざしましょう。具体的には次のような方法があります。
- 睡眠不足を解消する
- 適度な運動をする
- 栄養バランスのよい食事をとる
- ストレスを溜めない
睡眠・運動・食事いずれも、肌のターンオーバーに大きく影響します。生活習慣を改善すると、毛穴の開き以外の肌トラブルの改善にも役立ちます。仕事や家事が忙しく、いきなり生活習慣を大きく変えるのは難しいと感じられるかもしれません。その場合は少しずつで構いませんので、できることから対策を始めてみましょう。
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セルフケアだけで毛穴の開きは治せる?

正しいクレンジングや洗顔・適切な保湿・紫外線対策・生活習慣の改善を継続していると、セルフケアだけでも毛穴の開きを改善できる可能性があります。
ただし、ケアを行ったからといって、毛穴が完全に消えてなくなるわけではありません。また、セルフケアは即効性はないため、毛穴の開きが目立たない状態になるには時間がかかります。
すぐに結果が出なくても、諦めずにケアを続けてみましょう。
毛穴の開きに効果的な施術
なるべく時間をかけずに毛穴の開きを改善したいときは、美容皮膚科での施術を受ける方法がおすすめです。美容皮膚科では、知識を持った医師が肌の状態を診断したうえで、その人に合った治療を行っています。
代表的な施術が、ブレッシングや再生医療、ケミカルピーリングなどです。
ブレッシングとは次世代マイクロニードルRF治療機器で、肌に微細な穴を開けて高周波エネルギーを照射して、毛穴を引き締めます。再生医療とは、自分自身の肌細胞(線維芽細胞)を採取・培養して気になる部分に注射する方法です。皮脂の過剰分泌で毛穴が詰まって開きが目立つ状態なら、ケミカルピーリングによる効果にも期待できます。
毛穴の状態に合った方法を知るために、まずはクリニックで相談してみましょう。
毛穴の開きが治らないときはクリニックへ!
ケアをしても毛穴の開きが治らないのは、部位や理由によって合う対策が違うためです。毛穴の開きが目立つときは、まず理由に合った対策を試してみましょう。
ただし、セルフケアだけでは効果が出るまでに時間がかかってしまいます。効率よく短期間で毛穴の開きを解消したいなら、美容皮膚科で施術を受ける方法がおすすめです。
美容皮膚科では、肌の状態を診察したうえで、どのような施術が合っているか提案を行っています。毛穴の開きの解消に興味をお持ちのかたは、ぜひクリニックで相談してみましょう。
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JSKINクリニック東京銀座
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅より徒歩2分
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<慶應義塾大学病院認定の美容医療クリニック>
執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本再生医療学会、日本レーザー医学会 
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア:ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数
 
				 
               
             
             
             
                                                                             
           
           
           
         
         
 
