毛穴の開きはなぜ起こる?代表的な原因やケアする方法を紹介
毛穴の開きには、さまざまな原因があります。解消するためには、原因を踏まえた適切な対策が必要です。そこで、どのような原因で毛穴が開くのか知っておきましょう。
本記事では、毛穴の開きが起こる代表的な原因やケアする方法を紹介します。毛穴の開きに効果が期待できる美容医療の施術についても紹介しますので、ぜひご覧ください。
毛穴の開きが起こる代表的な原因

毛穴の開きは、ファンデーションの崩れや肌トラブルなどにつながります。対策するには、原因を知っておくことが大切です。
毛穴の開きには次のような原因があります。
- 皮脂の過剰分泌
- 汚れ
- 肌の乾燥
- 紫外線
- 加齢
- ホルモンバランスの乱れ
ただし、毛穴の開きは複数の原因が重なっていることもあります。代表的な原因について、それぞれチェックしてみましょう。
皮脂の過剰分泌
皮脂の過剰分泌は、毛穴の開きを引き起こします。皮脂自体は、肌を乾燥から守る大切なものです。しかし、不適切なスキンケアやホルモンバランスなどで皮脂の分泌量が多いと、毛穴が詰まります。その結果として、毛穴の開きが生じてしまうことがあるのです。
汚れ
汚れも、毛穴の開きを引き起こす代表的な原因です。汚れが溜まると毛穴を押し広げてしまいます。
だからといって力を入れたり、日に何度も洗顔したりするのはNGです。肌に汚れが残らないよう、丁寧に優しく洗う必要があります。
肌の乾燥
乾燥も、毛穴の開きを引き起こします。なぜなら、乾燥すると皮脂が過剰分泌されてしまうためです。毛穴が開かないよう、乾燥を防がなくてはなりません。
紫外線
紫外線を浴びると、角質層のバリア機能が弱まり、水分が蒸発しやすくなって肌が乾燥します。乾燥すると皮脂の過剰分泌が起こり、毛穴が詰まる仕組みです。また、紫外線による肌の老化も毛穴の開きを引き起こします。
加齢
毛穴の開きは、加齢が原因となっている場合もあります。加齢で肌がたるむと、毛穴が伸びて細長くなり、目立ちやすくなります。また、加齢によって皮脂が変化し、飽和脂肪酸の比率が増えることも、毛穴の開きの原因です。
ホルモンバランスの崩れ
毛穴の開きは、ホルモンバランスの乱れが原因で起こることもあります。ホルモンバランスが乱れる原因は、ストレス・睡眠不足・過度のダイエットなどさまざまです。また、季節の変わり目にホルモンバランスが乱れ、毛穴の開きが目立つこともあります。
\毛穴治療ならブレッシング/
毛穴の開きをケアする方法

毛穴の開きが気になるときは、そのままにせずケアを行いましょう。セルフケアには以下のような方法があります。
- 正しいクレンジングや洗顔をする
- 保湿する
- 紫外線対策をする
- 生活習慣を整える
4つのセルフケアについて、それぞれ解説します。
正しいクレンジングや洗顔をする
毛穴の開きが目立つ状態になっているのなら、クレンジングや洗顔をしても汚れが落としきれていないのかもしれません。そこで、クレンジング・洗顔の見直しをおすすめします。
入浴時にクレンジングや洗顔をする場合は、まず湯船で身体を温めて毛穴を開かせましょう。シャワー・洗顔のみなら、蒸しタオルを3分ほどあてると毛穴が開きます。蒸しタオルを使用する際は、やけどに注意しましょう。
クレンジングには、毛穴の汚れを落としやすい、ジェルクレンジングがおすすめです。メイクを落としたら、たっぷりの泡でやさしく洗顔を行います。クレンジング・洗顔とも、ごしごしと力を入れてこするのはNGです。皮脂を落とし過ぎないよう、やさしくクレンジングや洗顔を行ってください。
クレンジング・洗顔後は、清潔なタオルで押さえるようにして水分を拭きとりましょう。
保湿する
毛穴の開きをケアするには、洗顔後の保湿も大切です。洗顔後に「つい保湿を後回しにしてしまう」というかたもいらっしゃるでしょう。しかし、洗顔後は毛穴が開いた状態になっています。乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐために、洗顔後はすぐに化粧水や乳液などで保湿しましょう。
毛穴の開きの改善には、ヒアルロン酸やセラミド、レチノールなどが配合されたアイテムがおすすめです。保湿の際も、肌をこすらないよう気をつける必要があります。
紫外線対策をする
毛穴の開きを改善するには、紫外線対策を徹底する必要もあります。夏場の日差しが強い日だけでなく、年間を通じて紫外線から肌を守ることが大切です。日中は日焼け止めや日傘、帽子などで紫外線を防ぎましょう。
ただし、日焼け止めが肌に残ると、毛穴の開きにつながってしまいます。特にウォータープルーフの日焼け止めには注意が必要です。水や汗で落ちにくく便利ではあるものの、商品によっては洗顔だけでは落としきれません。日焼け止めはクレンジングを使って、肌に残らないようきれいに落としましょう。
生活習慣を整える
生活習慣の改善も、毛穴の開きをケアしたいかたにおすすめの方法です。寝不足で食事が偏っている、という状況だと、肌のターンオーバーが乱れ、毛穴の開きにつながってしまいます。肌のターンオーバーを促すためにも、質の高い睡眠と、栄養バランスのよい食事をとりましょう。
また、適度な運動やストレスの解消も大切です。規則正しい生活とストレスの発散を心がけましょう。
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毛穴の開きに効果が期待できる美容医療

- セルフケアを続けても毛穴の開きが改善しない
- なるべく短期間で肌の悩みを解消したい
そのようなお悩みの解消には、美容皮膚科で施術を受ける方法がおすすめです。美容皮膚科では、肌の状態を確認したうえで、一人ひとりに合った治療の提案を行っています。毛穴の開きに効果が期待できる施術を2つ紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
ブレッシング
ブレッシングとは、韓国の美容医療技術から生まれた、次世代マイクロニードルRF治療機器です。極細の針で肌に微細な穴を開けて高周波エネルギーを照射し、肌にアプローチします。ブレッシングは、毛穴の引き締めのほか、ニキビ跡やシワの改善、コラーゲン生成の促進などにも効果的な方法です。
施術時は痛みがあるものの、麻酔クリームで軽減できます。痛みへの不安が強いかたには、笑気麻酔やブロック麻酔などを併用することも可能です。
ブレッシングは1回の治療でも効果に期待できますが、4~6週おきに3~5回程度受けることが推奨されています。
線維芽細胞移植
肌を若返らせる方法として注目されているのが、線維芽細胞移植です。肌の再生医療といわれるこの治療では、採取・培養した本人の血液や細胞を使い、加齢で衰えた肌の機能を回復させます。ほかの施術と比べると費用が高いものの、再生医療は自然な仕上がりから人気の施術です。
個人差はありますが、再生医療は1度施術を受けると効果が2~3年続きます。また、細胞を保管しておき、定期的にメンテナンスとして施術を受けることも可能です。ただし、再生医療には即効性がありません。肌の状態によっては、効果がわかりづらいと感じることもあります。
肌トラブルを根本から改善したいかたは、この治療も選択肢として検討してみましょう。
毛穴の開きはクリニックでの施術がおすすめ
毛穴の開きが気になるときは、クレンジングや洗顔の方法を見直し、保湿や紫外線対策を行いましょう。寝不足や栄養の偏りなどによるホルモンバランスの乱れが原因となっていることもありますので、生活習慣の改善もおすすめです。
ただし、スキンケアだけでは改善が見られないこともあるでしょう。
セルフケアで思うような効果が得られないときは、ブレッシングや肌の再生医療で改善をめざす方法もあります。興味をお持ちのかたは、ぜひクリニックで相談してみてくださいね。
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執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本再生医療学会、日本レーザー医学会
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア:ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数
JSKINクリニック東京銀座
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