ほくろ治療はどの方法が跡に残りにくい?種類や跡を残さないためのポイント
ほくろ治療は、どの方法が跡に残りにくいのでしょうか。治療を受けるなら、できるだけ跡が残らない方法を選びたいものですよね。
本記事では、ほくろ治療の種類や跡を残さないためのポイントなどについて解説します。ほくろ治療を検討中のかたは、ぜひ内容をご覧ください。
ほくろ治療は跡が残る?

残念ながら、ほくろ治療はどの方法であっても、「傷跡が残らない」という表現は医学的にはできません。特に施術直後で傷が落ち着いていないうちは、「跡や赤みが目立つ」と感じられるかもしれません。ただし、施術による跡や赤みは、時間が経つと少しずつ落ち着きます。
どのくらい跡が残るかに影響するのが、以下の要素です。
- ほくろがある部位
- ほくろの大きさや深さ
- 肌質
- 施術の種類
- アフターケア
なお、ほくろの状態によっては希望する施術が受けられないこともあります。ほくろ治療を検討しているかたは、まずクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
ほくろ治療の種類とおもな特徴

ほくろ治療には次の種類があります。
- 炭酸ガスレーザー
- 電気メス
- 切開法
- くりぬき法
上記のうち、跡が残りにくく人気の治療が炭酸ガスレーザーです。ただし、ほくろの状態によっては受けられない場合もあります。4つの種類について、それぞれチェックしてみましょう。
炭酸ガスレーザー
ほくろ除去で主流として使われているのが、炭酸ガスレーザーです。炭酸ガスレーザーは周辺組織へのダメージが少なく、跡を最小限に抑えられます。できるだけ除去後の跡を小さくしたいなら、炭酸ガスレーザーの施術が向いている可能性が高いでしょう。
炭酸ガスレーザーを照射すると、一瞬でほくろを蒸散させることができます。また、一度の施術で複数のほくろを除去することも可能です。平坦なほくろだけでなく、盛り上がっているほくろも除去できます。ただし、ほくろの深さによっては複数回の施術が必要となる場合もあります。
炭酸ガスレーザーの施術を受けると、1~2週間ほどで新しい皮膚が形成されます。1~3か月は赤みが強く出るものの、3~6か月程度かけて徐々に落ち着いていくでしょう。
電気メス
ほくろの除去では、電気メスを使った施術も行われます。高周波の熱で組織を切ったり血を止めたりする施術です。電気メスによる施術は、ほくろを根元からくりぬくことが可能です。
ほくろの大きさや深さなどによっては施術後に皮膚が強くくぼむ場合があるため、注意が必要です。
切開法
根の深いほくろに適しているのが、メスを使ってほくろを根元から除去する切開法です。切除したほくろは、悪性の可能性があるかを調べられます。盛り上がったほくろの除去も可能で、再発しにくい方法です。
切開法では縫合を行うため、ほかの方法よりもダウンタイムの時間が長くなります。ダウンタイムの目安は3~6か月です。
麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。ほうれい線や毛の生え際など、場所によっては切開法で線状の傷跡にした方が目立ちにくいこともあります。
くりぬき法
専用のパンチを使ってほくろを根元からくり抜く施術が、くり抜き法です。大きさが5ミリ以下で、深い根を持つほくろの除去に適応があります。ほくろを根元から除去するため、くり抜き法も再発しにくい方法です。
ただしほくろをくり抜いた部分の傷は、必要以上に深くなってしまう可能性があるため、注意が必要です。
ほくろ除去で跡を残さないようにするためのポイント

できるだけ跡が残らないよう、ほくろ除去では次のポイントに注意しましょう。
- セルフでほくろを除去しない
- かさぶたを剥がさない
- 評判のよいクリニックを選ぶ
- アフターケアを行う
4つのポイントについても解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
セルフでほくろを除去しない
跡を残さないために、セルフでのほくろ除去はやめましょう。「できるだけほくろ除去の費用を抑えたい」「忙しくてクリニックに行く時間がない」などの理由で、ハサミやカッターなどでほくろを除去するかたもいます。
しかし、セルフでのほくろ除去は絶対にNGです。ハサミやカッターでほくろを除去すると、跡が残るだけでなく、感染症や皮膚障害を引き起こす可能性があります。
特に気をつけたいのが、海外製のほくろ除去クリームです。過去には、SNSの広告から購入した海外製のほくろ除去クリームによる皮膚障害が報告されています。
安全のためにも、ほくろはセルフではなく医療機関で除去してもらいましょう。
かさぶたを剥がさない
ほくろ除去の施術後にかさぶたができたら、剥がさないよう注意しましょう。
無理にかさぶたを剥がすと、跡が残りやすくなってしまいます。
傷口にできたかさぶたは、肌を細菌や乾燥から守る大切なものです。
気になるかもしれませんが、かさぶたは放置していると1週間程度で自然に剥がれ落ちます。
実績が多く評判のよいクリニックを選ぶ
ほくろ除去で跡を残さないためには、評判のよいクリニックを選ぶことも大切なポイントです。クリニックによっては、ホームページで症例数や実績を公開しています。評判は口コミサイトやSNSで調べることが可能です。
費用の安さだけで選ばず、アフターケアや保証の有無も考慮しましょう。
アフターケアを行う
ほくろ除去では、施術後のアフターケアも重要です。アフターケアで特に気をつけたいポイントには、次の3つがあります。
- 患部への刺激を避ける
- 紫外線対策を行う
- 処方どおりに薬を使用する
3つのポイントについても、それぞれ紹介します。
患部への刺激を避ける
ほくろ除去の施術後は、患部への刺激を避けましょう。患部を刺激すると、跡が残りやすくなったり感染症を引き起こしたりする可能性があるためです。
違和感があったりかさぶたができたりしても、触らないよう注意する必要があります。首や体にあるほくろの除去後は、衣類やアクセサリーが触れないよう気をつけることも大切です。
紫外線対策を行う
ほくろ除去の施術を受けたあとは、紫外線対策を徹底しましょう。施術後の患部は非常にデリケートな状態で、紫外線があたると色素沈着や炎症が起きやすくなるためです。
外出時は日焼け止めクリームや日傘、帽子などを使用して、紫外線対策を行ってください。日焼け止めクリームは2~3時間おきに塗り直しましょう。また、紫外線は窓ガラスを通過するため、室内にいるときも対策が必要です。
処方どおりに薬を使用する
跡が残らないよう、施術後は医師の処方どおりに薬を使用しましょう。
クリニックによる違いはあるものの、施術後は患部の保護シールや軟膏などが処方されます。保護シールや薬が処方されるのは、患部を乾燥や炎症から守り、感染症を防ぐためです。自己診断で保護シールの使用や薬の服用をやめてしまうと、跡が残る原因になってしまいます。
ほくろ治療で跡を残さないためにはクリニック選びが大切
ほくろ治療では、跡を最小限に抑えられる炭酸ガスレーザーの施術が人気です。ただし、ほくろ除去はどの方法であっても多少は跡が残ります。状態によっては、炭酸ガスレーザー以外の施術が向いているかもしれません。
ほくろの跡を残さないためには、クリニック選びも大切なポイントのひとつです。費用だけでなく、実績やアフターケアなども考慮してクリニックを選びましょう。
JSKINクリニック東京銀座
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<慶應義塾大学病院認定の美容医療クリニック>
執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本再生医療学会、日本レーザー医学会
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア:ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数

