ブログ

毛根のメラニン色素に反応し、毛根を破壊するレーザーを照射します。

厚生労働省承認の、熱破壊式のレーザーを使用しています。肌質や毛の状態を踏まえ、複数の出力や波長を組み合わせることが可能です。

短時間で治療を受けられ、男性にとっても変化を実感できる美容医療として最も普及している方法のひとつです。

本ページには男性のヒゲ・顔の医療レーザー脱毛治療について、慶應大学形成外科専門医が解説します。

目次

男性のヒゲ・顔脱毛は目に見える効果が実感しやすい部位

男性のお顔ではヒゲはもちろん、頬などのうぶ毛もしっかりと生えていることが多いです。

ヒゲの毛は太く、かつ直角に生えているため、しっかりと深くまでレーザーを到達させる必要があります。

そのようなポイントを踏まえて適切な治療をおこなえば、見た目・肌触りの両方で治療の効果がはっきりと感じやすい部位であるともいえます。

男性のヒゲに関するよくあるお悩み

たとえば、以下のようなお悩みを持つ方は多いです。

  • 毎朝の貴重な時間を使ってヒゲを剃るのが面倒
  • かみそり負けで肌が荒れたり出血したりする
  • ひげ剃りをした後も青ひげが目立つ
  • ひげが似合うわけではないので今後伸ばすこともない

ヒゲ脱毛で期待できる理想的な状態

  • ヒゲ剃りをしなくてもよい、または簡単に剃れるので、毎朝の貴重な時間が確保できる
  • かみそり負けをしなくなり、肌質が改善する
  • 青ひげがなくなり、すっきりとした印象になる(いわゆる清潔感がある、といわれる状態)

理想的な状態を目指すことで、正面からだけでなく、斜め・左右からお顔を見た姿がきれいに整う効果があります。

また、医療レーザーによるヒゲ脱毛は毛根に不可逆的な変化をもたらす治療であるため、しっかり効果が出れば長期にわたってその効果が持続する、という圧倒的メリットがあります。

そのため、いずれやるのであれば、早めに治療を開始するに越したことはないと考えます。

男性のヒゲ・お顔の医療レーザー脱毛

医療レーザー治療とは

「医療レーザー脱毛」は、ご希望に応じた特定の身体エリア(例:顔全体、VIO、全身、など)に対して、医療従事者のみが取り扱える専用のレーザー機器を用いて、根本的に毛をなくし、すべすべ・さらさらな肌をもたらす治療サービスです。

当院での治療費は、それぞれのエリアに応じた一定の料金となっています。

ヒゲなどの毛に対して医療レーザー脱毛が有効な理由

医療に用いるレーザーは、毛に含まれているメラニン色素に対して選択的に作用することが特徴です。

この「選択的」というのが重要です。なぜなら、治療目的となる毛にはダメージを与えつつも、他の皮膚の要素(コラーゲンやヘモグロビンなど)へのダメージは最小限にとどめることができるからです。

この絶妙な設定が可能な波長のレーザーを用いて、絶妙な照射時間(パルス幅)を設定して照射することが、合併症をおさえながら脱毛効果を出すうえで必須になります。

特にヒゲは太く、直角に深く生えているため、いわゆる蓄熱式レーザーや、熱破壊式で一般に用いられる波長(アレキサンドライトレーザー)のみだと、効果が頭打ちになる場合があります。

しっかりと深くエネルギーが到達する波長(YAGレーザー)を組み合わせて治療をおこなうことが重要です。

当院のメンズヒゲ脱毛のポイント

施術1回あたりの効果が高い

当院では現在、厚生労働省承認機器であるGentle Max Proを導入しております。

医療レーザー脱毛で通常用いられるレーザー(アレキサンドライト)だけでなく、ひげ脱毛により効果的なレーザー(YAGレーザー)も搭載しています。

発毛組織をダイレクトに、より効率的に破壊することで効果を最大化します。

状態や経過に応じて複数の波長を組み合わせて施術をおこなうことで、同じ回数でも最大限の効果を出すように工夫をしています。

同日に美肌施術も受けることが可能

当院では医療脱毛に限らず、幅広く美容施術をご提供しています。そのため、脱毛をしがてら、さらに美肌になる施術をまとめて受けることができます。

例えば、肌荒れが強かったり、レーザー脱毛後の赤みが出やすい方などは、レーザー後にエレクトロポレーション(美容導入療法)をお受けいただくことが可能です。

または、皮脂のつまりが強い方などは、刺激の少ないマイルドなピーリングを受けていただくことも可能です。

ご希望に応じて、機械枠に余裕があればご案内が可能です。
(ご予約時にご希望をあわせてお伝えいただれば機械をあらかじめ押さえておくことも可能です)

痛みにも最大限の配慮

ひげの医療レーザー脱毛は、その痛みについてもご不安を感じられる方も多いです。特に初めての方、ひげの濃い方などは比較的痛みが強いといえます。

私も痛みには弱い方なので、ご不安はよくわかります(笑)

当院では、アイスを用いて冷やしながら、ご希望に応じて麻酔クリームを事前塗布することが可能です。

LINEのデジタル診察券からいつでも予約が可能

お仕事や生活の合間をぬってご来院いただくにあたり、簡単に空き状況の確認や、即時予約ができるようシステムが整備されました。

医療レーザー脱毛の流れ

医師診察

ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。
基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。

洗顔・セッティング

安全に施術をおこなうために、施術部位のふきとり又は洗顔をおこなっていただき、当院スタッフによりセッティングをおこないます。
施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。

レーザー施術(10~15分程度)

肌の状態を再度確認して、女性看護師による照射施術を開始していきます。

照射ごとにゴムではじかれたような痛みがあります。

当院では、痛みをなるべく緩和できるよう、レーザー照射前に麻酔クリームを塗布することも可能です。(約15~20分程度、別料金)
また、施術部位を冷やしながら施術をおこなうことで、さらに痛みを緩和させることも可能です。

レーザー治療を行う場合は、強い光から目を守るために施術は目を保護した状態で行います。

アフターケア・経過診察

治療後から普段通りの生活が可能です。
当日は念のため代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避けていただくことをおすすめしています。
施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。

定期的・継続的な治療

効果実感には個人差がありますが、合計10回程度は必要になります。
定期的な施術間隔で継続することで、より高い効果を期待できます。

  • (~5回目)4~6週ごと、(6回目~)6~8週ごと

治療例

治療の概要

料金

※web予約時のパーツ分けについて:Sパーツ(ひげ3部位、顔全体、首まえ、ワキ)・Mパーツ(前腕、腕全体、下腿、脚全体)となります。
※ご希望の方には照射前に麻酔クリームの使用が可能です(顔・首エリア対象、1部位目3,300円、2部位目以降2,200円)
※前日にご自身で施術箇所の剃毛(毛穴から毛が出ていない状態)をお願いいたします。安全上、剃り残し部分は該当箇所を避けての照射となり、施術消化扱いとなります。
※剃り残し部分の照射ご希望の場合、スタッフによる剃毛処置料がかかります。(個別部位ごと5,000円(税込))
※剃毛処置に時間を要す場合やご到着遅れの場合、規定の施術時間枠の延長は原則できません。

施術にかかる時間

ヒゲエリアのみの場合は、およそ10分程度で施術が可能です。
顔全体での場合でも、10~15分程度で施術が可能です。

ダウンタイム

治療後、当日は赤みやかゆみが出ることがあります。

当日から洗顔、スキンケアが可能です。

痛み

照射ごとにゴムではじかれたような痛みがあります。

当院では、痛みをなるべく緩和できるよう、レーザー照射前に麻酔クリームを塗布することも可能です。(約15~20分程度、別料金)
また、施術部位を冷やしながら施術をおこなうことで、さらに痛みを緩和させることも可能です。

施術後のお過ごし方

普段通りお過ごしいただけますが、代謝があがるような行為は翌日以降をおすすめしています。

  • 洗顔: 当日から可
  • 運動: 当日から可(激しい運動は翌日以降をおすすめ)
  • 飲酒: 当日から可(当日はほどほどにをおすすめ)
  • シャワー: 当日から可(入浴やサウナは翌日以降をおすすめ)

回数・周期

効果実感には個人差がありますが、合計10回程度は必要になります。
定期的な施術間隔で継続することで、より高い効果を期待できます。

  • (~5回目)4~6週ごと、(6回目~)6~8週ごと

治療を受けられない方

以下に該当する場合は、レーザー治療による副作用が増強するおそれがあるため、原則治療をおすすめしません。

  • 肌の状態: 日焼けの影響が強く出ている方、スキンケア(レチノール、ニキビ治療薬など)の赤み、皮むけなどが強く出ている方、肌が極度に乾燥している方、他治療でのダウンタイムがまだ続いている方
  • 他: 光感受性を高める薬剤を服用している方、炎症性皮膚疾患、感染性皮膚疾患の方、生理中の方や色素沈着が強い方(女性VIOエリアの場合)

副作用・リスク

毛根に非可逆的なダメージを加える治療のため、以下のような反応が出る場合があります。症状が強い場合は経過フォローをおこないます。

  • 一時的副作用
    発赤、掻痒感、膨疹、毛嚢炎: 施術直後からみられ、数日でほぼ消失します。1週間程度持続する場合があります。
    静脈の反応: 皮下静脈が多い場合(特に腕や脚)に、レーザーが血管中のヘモグロビンに反応することで赤みや痛みが出る場合があります。2週間以上持続することがあります。
    炎症性色素沈着: 治療後に炎症性色素沈着が数週間~数か月持続する場合があります。※特に元々色素沈着がある場合(VIOエリアや日焼けの影響が出ている部位など)
    表皮焼け: 治療後翌日から黒いかさぶたができ、1~2週間程度持続することがあります。※特に地肌が黒めの方(日焼け、色素沈着、肝斑など)
    生え際の脱毛: 生え際近くの照射をご希望の場合(眉まわりなど)、レーザーの影響で生え際が一部欠け数週間~数か月持続する場合があります。
  • 長期的副作用(稀)
    重度熱傷による色素沈着・色素脱失・瘢痕化
    硬毛化(えら、肩、うなじなどで、一部が逆に毛が太くなる稀な現象)

最近では、脱毛施術にまつわるトラブルが増えています。非医療機関での脱毛、資格を持たないスタッフによる照射トラブル、施術後のアフターケア不足による火傷等など様々報告されています。

一方で、医療脱毛でも少なくない報告があがっています。医療脱毛は出力設定が強いため、照射時の痛みや合併症、治療後の肌トラブルのリスクがゼロではありません。もちろん施術の技術・リスク管理次第でトラブルを極力避けることが可能です。

そのため、脱毛における機械・クリニック選びは重要といえます。

JSKINクリニック ー”あなたに応える美容医療”

【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院及び聖路加国際病院より、医療連携クリニックとして認定されています】

東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分

クリニック情報
決済方法
〇各種クレジットカード(VISA, Master,JCB,Amex, Diners)、現金
※電子マネー(iDなど)、QR決済(Paypayなど)はお使い頂けません。
住所
〒104-0041 東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
アクセス
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅 より徒歩4分

電話受付は院内状況によっては受電できない場合がございます。