ほうれい線へのヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射とは?

ヒアルロン酸注射は、元々体内に存在する保湿・保水成分のヒアルロン酸を皮膚に直接注入することで、しわやたるみの改善やボリュームアップを図る美容医療です。

施術時間は通常5分から15分程度で、メスを使用しない非侵襲的な施術であるため、傷跡がほとんど残らず、ダウンタイムも短いのが特徴です。

治療が安全かつ効果的として、世界的にもスタンダードになっています。

こんな方におすすめ

  • 写真を見返すと、たしかに年齢とともに老けた印象が強まってきた
  • なんとなく不機嫌そうだったり、疲れているようにみえる
  • しっかりしたほうれい線があり、素顔に自信を失いかけている
  • あご下や口元のたるみ感が気になってきた

画像

ほうれい線
ヒアルロン酸注射について

ほうれい線ヒアルロン酸注射のメリット

ほうれい線ヒアルロン酸注射は、効果的で手軽な美容治療法として人気があります。

  • 施術直後から変化を実感できる
  • 切開不要で、傷跡が残る心配がない
  • 若々しい印象を取り戻せる
  • 施術時間が短く、忙しい方でも受けやすい
  • 当日からメイクが可能

ほうれい線ができる原因

ほうれい線ができる主な原因は、加齢に伴う骨や肌の変化が複合的に関係しています。

具体的には、骨萎縮で土台が後退することで皮下組織が下垂したり、真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少、皮下脂肪の減少や移動などが挙げられます。

生活習慣も関係しており、紫外線による肌ダメージ、乾燥、不適切な姿勢(頬杖をつくなど)、マスクの着用による肌への負担なども原因となります。

さらに、表情の癖や噛み癖、歯並びの影響、急激なダイエットによる筋力低下なども、ほうれい線を目立たせる要因となることがあります。

これらの複合的な要因により、年齢とともにほうれい線が徐々に目立つようになります。

効果の持続期間

ほうれい線ヒアルロン酸注射の効果持続期間は、一般的に12ヶ月程度です。

ただし、個人差や使用するヒアルロン酸の種類、注入時の使用量によって異なります。

効果を維持するためには定期的な再注入が必要となります。

リスクと注意点

ほうれい線ヒアルロン酸注射には、いくつかのリスクと注意点があります。主な副作用として、内出血や腫れ、痛み、違和感が生じる可能性があります。

まれに感染やアレルギー反応、血流障害が起こることもあります。注入部位にしこりができる場合もあり、これは製剤の不適切な混合や注入位置、体質などが原因となります。

効果は永久ではなく、時間とともに体内に吸収されるため、継続的な施術が必要です。また、妊娠中や授乳中の方、特定の疾患や薬剤使用中の方は施術を受けられない場合があります。

リスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な医師による適切な施術と、施術後の注意事項の遵守が重要です。

症例

上顔面治療例

施術の内容法令線薄消しセットS(合計2cc使用)
鼻横の深い部分(鼻翼基部)にヒアルロン酸を注入することで、深くなった法令線の根元部分を目立ちにくくさせます。
鼻の横幅も小さくする効果があります。
法令線の線に沿ってヒアルロン酸を注入することで、法令線を全般に薄く目立ちにくくさせます。

中顔面治療例①

Screenshot
施術の内容法令線薄消しセットS(合計2cc使用)
鼻横の深い部分(鼻翼基部)にヒアルロン酸を注入することで、深くなった法令線の根元部分を目立ちにくくさせます。
鼻の横幅も小さくする効果があります。
法令線の線に沿ってヒアルロン酸を注入することで、法令線を全般に薄く目立ちにくくさせます。

中顔面治療例②

Screenshot
施術の内容法令線薄消しセットS(合計2cc使用)
鼻横の深い部分(鼻翼基部)にヒアルロン酸を注入することで、深くなった法令線の根元部分を目立ちにくくさせます。
鼻の横幅も小さくする効果があります。
法令線の線に沿ってヒアルロン酸を注入することで、法令線を全般に薄く目立ちにくくさせます。

施術の流れ

STEP
医師診察

ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。
ヒアルロン酸治療の適応の有無を判断しつつ、より複合的な治療や別のアプローチが望ましい場合は、その可能性についてもご説明します。
ヒアルロン酸治療に進む場合は、医師から治療内容についてご説明し、わからなかった点やご質問などがあればお答えしますので、お気軽にご相談ください。
基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。

STEP
洗顔・セッティング

安全に施術をおこなうために、お顔全体(または該当部位のみ)の洗顔をおこなっていただき、当院スタッフによりセッティングをおこないます。
また施術前後の状態をフォローできるよう、写真記録をおこないカルテに保存します。
施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。

STEP
ヒアルロン酸注射施術

現在当院では、アラガン社 ジュビダームビスタシリーズのヒアルロン酸製剤を導入しています。厚生労働省から承認を受けている、効果と安全性が立証された製剤になります。
状態に合わせて使用製剤や量を選択して、治療を行います。ヒアルロン酸の注入施術は、部位や量にもよりますが10分~20分程度で可能です。
製剤のなかにも麻酔成分が含まれ、かつ極細の針を使用するため痛みは最小限ですが、ご希望に応じて事前に麻酔クリームの前処置をおこなうことも可能です。
治療の途中途中で状態を鏡でご覧いただき、イメージを確認いただきますので、「終わって鏡を見たら大変なことになっていた」という心配のないように配慮しています。

STEP
アフターケア・経過診察

当日夜以降、洗顔やお化粧も可能です。当日は念のため代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避け、1か月程度は強く押したりマッサージなどは避けていただくことをおすすめしています。
施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。
施術からおよそ2週後頃の経過チェックをおすすめしています。治療後の経過の確認や、今後の方針について医師が伴走し、一緒に検討をしていきます。

ご料金

ほうれい線薄消しセット

深く溝になったほうれい線を薄くし、目立ちにくくします。

ほうれい線薄消しセット各セットそれぞれ
S(2cc) 100,000円
M(3cc) 145,000円
L(4cc) 185,000円

詳細情報

施術情報

施術時間10~25分程度(部位や量によって異なります)
副作用・リスク内出血:当日~1週間、腫れ:当日~数日、むくみ:当日~数日、
赤み:当日~数日、押したときの痛み:当日~2週間、凹凸:当日~1週間 など
非常にまれな合併症:塞栓、皮膚壊死など(溶解注射の用意あり)

施術後について

注入直後~当日は、施術箇所にわずかにぷつっと針跡が出ます。
まれに点状の内出血、腫れ、圧痛などが出る場合があり、数日続く場合があります。

施術後は普段通りお過ごしいただけますが、代謝があがるような行為は翌日以降をおすすめしています。

  • 洗顔:当日夜から可(相談により直後から可)
  • お化粧:翌日から可(相談により当日可)
  • 運動:当日から可(激しい運動は翌日以降をおすすめ)
  • 飲酒:当日から可(当日はほどほどにをおすすめ)
  • シャワー:当日から可(入浴やサウナは翌日以降をおすすめ)

施術後は約2週間後の経過診察をおすすめしています。

定期的・継続的な治療

ヒアルロン酸治療は期間の経過とともに、その効果が減弱していきます。
安定して継続をおこなうことでより効果を発揮します。

  • およそ1年~1年半程度が経過したら、同部位の再治療をおこなうことがおすすめです。
  • 別部位については、翌日以降いつでも治療を受けることができます。

使用している製剤について

当院では、アラガン社のジュビダームビスタシリーズを使用しています。
網目構造が密になる独自技術(バイクロス技術)により、効果が1~2年と長持ちするだけでなく、施術後の膨張変化がしにくい(=自然な仕上がり目指す形態にしやすい)という特徴があります。
製剤としても高価ではありますが、品質の良さや国際的な実績において確かなものと考えていただいてよいものと思います。※このアラガン社製とうたっていながら実は他社製だったり、薄めていたり、など倫理的に破綻しているクリニックも存在するようです。なお製剤にも麻酔成分が含まれているため、最小限の痛みで施術をおこなうことができます。

JSKINクリニック東京銀座

東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分

JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本再生医療学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本レーザー医学会 

発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数