肌の再生医療で毛穴の悩みは解消できる?改善する方法についても紹介
毛穴の悩みは肌の再生医療で改善できるのでしょうか。毛穴の開きや黒ずみは、解消が難しいものですよね。本記事では、毛穴の開きや黒ずみの代表的な原因や、改善する方法を紹介します。気になる毛穴の悩みを解消するために、ぜひ内容をご覧ください。
肌の再生医療で毛穴の悩みは解消できる?改善する方法についても紹介

毛穴の悩みは、肌の再生医療で解消できるのでしょうか。気になる毛穴の開きや黒ずみは、なかなか解消できない肌トラブルのひとつです。話題の再生医療で毛穴の開きが解消できるのか、気になっているかたもいらっしゃいますよね。
本記事では、毛穴が開く原因や、毛穴の開きを改善する方法をわかりやすく紹介します。再生医療についてもわかりやすく紹介しますので、毛穴の悩みを解消するために、ぜひ最後までご覧ください。
肌の再生医療で毛穴の悩みは解消できる?

肌の再生医療は、毛穴の悩みの解消にも効果的だとされている方法です。再生医療では、採取・培養した本人の線維芽細胞を、肌の気になる部位に移植します。
自分自身の細胞を使うことから、再生医療は拒絶反応や副作用のリスクが極めて低いとされる方法です。即効性はないものの、再生医療は長期的な効果に期待できるという大きなメリットがあります。毛穴の開きが気になっているのなら、肌の再生医療を受ける方法も検討してみましょう。
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毛穴の開きや黒ずみの代表的な原因
毛穴の開きや黒ずみの代表的な原因は、次の4つです。
- 皮脂の過剰分泌
- 老化によるたるみ
- 紫外線
- ターンオーバーの乱れ
毛穴の悩みを引き起こす原因にはどのようなものがあるか、チェックしてみましょう。
皮脂の過剰分泌
毛穴の開きを引き起こす原因のひとつが、皮脂の過剰分泌です。皮脂が過剰に分泌されると毛穴に溜まり、開きや黒ずみの原因になります。
皮脂の過剰分泌を引き起こすおもな原因は、元々の肌質以外にも、ホルモンバランスの乱れや過剰な洗顔が挙げられます。ホルモンバランスが乱れると皮脂腺が刺激され、皮脂が過剰に分泌されます。過剰な洗顔が皮脂の過剰分泌を引き起こすのは、肌の乾燥を引き起こすためです。
老化
老化も毛穴の開きを引き起こす原因です。年齢を重ねるとコラーゲンやエラスチンが減少して、肌の弾力が低下します。肌の弾力が低下すると、皮膚がたるんで毛穴が開きやすくなるという仕組みです。
また、加齢でホルモンバランスが変化することも、毛穴の開きにつながります。
紫外線
毛穴の開きには、紫外線も大きく影響しています。紫外線を受けると、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどがダメージを受けるためです。また、紫外線による炎症によって毛穴の開きが悪化することもあります。
ターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーの乱れも、毛穴の開きを引き起こす原因です。ターンオーバーが機能しなくなると、毛穴に汚れや皮脂が詰まった状態になります。
ターンオーバーの乱れを引き起こすのが、加齢や不規則な生活習慣です。不規則な生活習慣が続いている場合は、栄養のバランスや睡眠不足などに注意しましょう。また、ストレスもターンオーバーの乱れを引き起こすため、注意しなくてはなりません。
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毛穴の悩みを改善する方法

毛穴の悩みを改善するには、次のような方法があります。
- スキンケアや紫外線対策を行う
- 美容医療の施術を受ける
美容医療には、従来の方法のほか、再生医療の施術を受ける方法もあります。毛穴の悩みを改善する方法を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
スキンケアや紫外線対策を行う
時間がかかる方法ではあるものの、毛穴の悩みにはスキンケアや紫外線対策が効果的です。毛穴に皮脂が詰まらないよう、毎日の洗顔では汚れを丁寧に落としましょう。
ただし、過剰な洗顔は不要です。1日に何度も洗顔すると、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴の開きや黒ずみにつながってしまいます。過剰な洗顔は乾燥を引き起こすおそれもあるため、注意しましょう。洗顔後は、そのままにせず化粧水や乳液などで保湿を行ってください。
日焼け止めや日傘、帽子などを活用した紫外線対策も大切です。外出時だけでなく、室内にいるときも紫外線を防ぎましょう。
美容医療の施術を受ける
短期間で毛穴の悩みを解消するのなら、美容医療の施術を受ける方法もあります。毛穴の悩みの解消に役立てられるのが、次のような施術です。
- ケミカルピーリング
- 高周波(RF)治療
- 再生医療(線維芽細胞療法)
どのような施術なのか、概要を紹介します。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、皮膚に薬剤を塗布して古い角質を取り除く施術のことです。薬剤で皮膚を剥がれやすくして、肌のターンオーバーを促進します。
ケミカルピーリングは、ニキビ痕・シミ・そばかす・くすみ・毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルに効果的な方法です。
薬剤はドラッグストアでも入手できます。ただし、市販の薬剤は薬剤の濃度が調整されているため、思うような効果が得られないかもしれません。
自分に合った薬剤を選ぶには、クリニックでのケミカルピーリングがおすすめです。
高周波(RF)治療
高周波(RF)治療は、真皮全体に高周波のエネルギーを照射し、コラーゲンの生成を促進する施術です。照射後は熱作用により、さらにコラーゲンが生成されます。
主にはマイクロニードルを搭載した機械(ブレッシング、ポテンツァなど)を用いて、極細のニードルを皮膚に刺し、針から高周波が出る仕組みを利用します。
たるみ・毛穴の開き・シワなどでお悩みのかたにおすすめの施術です。肌のハリや弾力の向上・毛穴の引き締めなどに効果が期待できます。また、皮脂腺の活動を抑える効果もあり、過剰な皮脂分泌の改善にも効果的です。
線維芽細胞療法
線維芽細胞療法も肌の再生医療のひとつです。耳の後ろなどから採取した細胞を培養して増やし、肌の気になる部分に注入します。
線維芽細胞療法も拒絶反応や副作用のリスクが低いとされる方法です。肌のダメージを根本的に改善できるのが線維芽細胞療法で、施術による効果は2~3年続くとされています。採取した細胞を保存しておくと、繰り返し施術を受けることも可能です。
ほかの方法と比べると費用が高くなるものの、線維芽細胞療法では、根本的な肌の若返りをめざせます。
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毛穴の悩み解消には肌の再生医療がおすすめ
毛穴の開きや黒ずみなどは、スキンケアや紫外線対策などで解消できる可能性があります。ただし、セルフケアでは効果が出るまでに時間が必要です。毎日お手入れをしていても、思うような効果が出ない場合もあるでしょう。
毛穴の悩みを効果的に解消したい方には、肌の再生医療を受ける方法がおすすめです。興味をお持ちのかたは、ぜひクリニックでのカウンセリングを受けてみてくださいね。
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<慶應義塾大学病院認定の美容医療クリニック>
執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本再生医療学会、日本レーザー医学会
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア:ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数