韓国で人気の毛穴治療は日本でも受けられる!特徴や期待できる効果など解説
美容大国である韓国のトレンド「水光肌」は、日本でも注目されています。水光肌を手に入れるために、毛穴治療を受けてみたいとお考えのかたもいらっしゃいますよね。日本でも、韓国で人気の毛穴治療を受けることが可能です。さまざまな種類がありますので、特徴を知って自分に合った毛穴治療を選びましょう。
本記事では、日本でも受けられる韓国で人気の毛穴治療について紹介します。毛穴の黒ずみや詰まりを改善したいとお考えのかたは、ぜひ内容をご覧ください。
水光肌とは?

水光肌(すいこうはだ)は、韓国で生まれた美容トレンドで、毛穴が目立たず乾燥によるくすみがない、内側から発光するような肌を意味する言葉です。発祥の地である韓国だけでなく、日本でも注目されています。
水光肌を手に入れるためには、毛穴ケアが欠かせません。毛穴の黒ずみや詰まりがあるのなら、クリニックでの毛穴治療も活用してみましょう。
韓国で人気の毛穴治療
韓国では、以下の毛穴治療が人気です。
- Blessing(ブレッシング)
- フォトフェイシャル
- ジュベルック
- オリディア
- リジュラン
- リズネ
どのような施術なのか見ていきましょう。
Blessing(ブレッシング)
韓国の最先端美容医療技術から生まれた次世代マイクロニードルRF治療器がBlessing(ブレッシング)です。ブレッシングでは、極細の針で肌に微細な穴を開け、高周波エネルギーを照射して肌の深層部分にアプローチします。毛穴のほか、小ジワ・ニキビ痕などに効果が期待できる施術です。
ブレッシングは、ニードルが真皮内に入った状態で、先端から美容製剤が注入できます。従来のニードル導入機器よりも広範囲に高周波を照射することができ、短時間で効果的な施術が可能です。痛みも抑えられており、ダウンタイムも通常は1~3日程度で落ち着きます。また、ニードルがステンレスであるため、金属アレルギーが起こりにくいことも、ブレッシングの特徴です。
ブレッシングは、4~6週おきに3~5回を1クールとして治療を受けることが推奨されています。推奨頻度は肌の状態や目的でも変わるため、くわしくはクリニックのヒアリングで相談してみましょう。
フォトフェイシャル
韓国の毛穴治療では、IPL治療のひとつである、フォトフェイシャルも人気です。フォトフェイシャルには、コラーゲンを生成する細胞の働きを高める効果があります。
肌の保水力も高まるため、フォトフェイシャルは次のような悩みに効果的です。
- くすみ
- 赤み
- 毛穴
- 薄いシミ
施術時は、輪ゴムで弾かれるような痛みがあります。レーザー治療と比べると、施術後のダウンタイムが軽いことがフォトフェイシャルの特徴です。毛穴・シミ・くすみなど、複数の肌トラブルを同時に改善することができます。効果の出方には個人差がありますが、フォトフェイシャルは5~6回程度の継続がおすすめです。
スキンブースター施術
スキンブースターとは、美容成分や栄養分を注射して肌の根本的な改善をめざす施術のことです。さまざまな種類があり、毛穴・ニキビ・ニキビ痕・シワなど、悩み・目的に合わせて種類を選べます。薬剤によって推奨される頻度には違いがあるものの、3~5回施術を受けると効果を実感しやすいでしょう。
スキンブースター施術は、注射時や薬剤の注入時に痛みがあります。ただし、麻酔クリームや笑気麻酔の使用により、施術時の痛みは軽減することが可能です。鎮静パックとの併用により、効果を高め、ダウンタイムを軽減できます。
毛穴の悩みには、ジュベルック・オリディア・リジュラン・リズネなどがおすすめです。毛穴への効果が期待できるスキンブースター施術についてもチェックしてみましょう。
ジュベルック
ジュベルックは、韓国で人気のスキンブースター施術のひとつです。PLLA(ポリ乳酸)や非架橋ヒアルロン酸という成分が含まれており、毛穴の開きや黒ずみ、ニキビ痕の改善などに効果が期待できます。
ジュベルックの施術方法は、ポテンツァを使用した注入と、医師による局所注射の2種類です。局所注射では薬剤がしこりとして触れることがあるものの、通常は1週間程度で落ち着きます。
ジュベルックは、1か月に1度のペースで3回程度施術を受けるのがおすすめです。施術後は肌への刺激を避け、保湿や紫外線対策を行いましょう。
オリディア(次世代オリディア)
ジュベルックの進化版として注目されているのが、コラーゲンの生成を促進するオリディアです。毛穴の開きのほか、次のような悩みに効果が期待できます。
- 肌に弾力がない
- 小じわがある
- 肌のキメがよくない
ジュベルックの欠点である、しこりの形成リスクが低いことが、オリディアの特徴です。持続期間の長さも大きな特徴で、効果は平均で2年以上継続します。
リジュラン
リジュランは、サーモンから抽出されるポリヌクレオチド(PN)を有効成分としたスキンブースター施術です。「サーモン注射」とも呼ばれています。
リジュランの大きな特徴は、人体への適合性が高く、副作用が起こりにくいことです。毛穴の開きのほか、肌の弾力アップやシワなどへの効果が期待できます。2~3週おきに4回程度の施術を受けることで、効果を実感しやすくなるでしょう。
ただし、リジュランは粘度が高く、注入時の痛みが強めです。痛みが不安なかたは、麻酔成分が配合されたリジュランHBや、痛みが少ないリズネを検討してみましょう。
リズネ(次世代サーモン注射)
リズネは、リジュランの後発品として、韓国のPharmaResearch社によって開発・製造された薬剤です。リジュランとリズネでは、ポリヌクレオチド(PN)の純度が大きく違います。
- リジュラン……純度約70パーセント
- リズネ……純度約99パーセント
高純度化により、リジュランの欠点である痛みや赤みが大幅に軽減されており、効果も向上しています。
リズネ注射は次のようなかたにおすすめです。
- 毛穴が目立つ
- 肌のハリ・ツヤを向上したい
- 細かいシワが目立つ
- リジュランの痛みに耐えられなかった
施術の頻度は、3~4週間おきに3~4回が目安です。半年から1年おきにメンテナンスを受けることが推奨されています。
毛穴の悩みはクリニックでの治療がおすすめ

水光肌をめざすなら、黒ずみや詰まりといった毛穴のトラブルの解消が必要不可欠です。
毛穴のトラブルは、ある程度は日々のセルフケアでも改善できるでしょう。しかし、セルフケアだけでは、どうしても時間がかかります。短期間で毛穴トラブルの根本的な改善をめざすなら、クリニックでの毛穴治療がおすすめです。
韓国で人気の毛穴治療には、さまざまな種類があります。毛穴トラブルでお悩みのかたは、ぜひクリニックでの毛穴治療を検討してみましょう。
執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本再生医療学会、日本レーザー医学会
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア:ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数
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