炭酸ガスレーザーの施術後に跡が残る理由は?早く消すためのポイントも紹介
炭酸ガスレーザーによるイボやほくろの除去では、跡が残ることもあります。時間が経つと落ち着くことが多いものの、「跡が残る」と聞いて不安なかたもいらっしゃるでしょう。
もともとのほくろやイボの大きさ・深さ・部位以外にも、レーザーの強さや体質、アフターケアの不足など、跡が残る理由はさまざまです。できるだけ強い跡を残さないようにするためにも、炭酸ガスレーザーは施術前にしっかりとカウンセリングを受け、アフターケアを徹底しましょう。
本記事では、炭酸ガスレーザーの治療で跡が残る理由や、早く治すためのポイントを紹介します。
炭酸ガスレーザーの施術後に跡が残る理由

人気の施術である炭酸ガスレーザーは、施術後に跡が残る場合もあります。施術を検討する際は、跡が残る理由を知っておきましょう。おもな理由には次のようなものがあります。
- 炎症後色素沈着
- ほくろ部分の凹み
- きずあとの白抜け
- 肥厚性瘢痕・ケロイド
- 再発
理由について、ひとつずつチェックしてみましょう。
炎症後色素沈着
施術後に跡が残る理由として特に多いのが、炎症後色素沈着です。色素沈着をもたらす炎症の原因には、やけど・外傷・ニキビ・虫刺され・皮膚炎などさまざまなきっかけがあります。肌のターンオーバーにより、通常は時間が経つと少しずつ薄くなっていきます。
ただし、摩擦による刺激で治るまで時間がかかったり慢性化したりすることもあるため、注意しなくてはなりません。施術後は、炎症後色素沈着を防ぐために摩擦を避け、紫外線対策を行いましょう。
ほくろ部分の凹み
炭酸ガスレーザーでは、ほくろ部分に凹みが残り、跡のように見えることもあります。凹みが残るのは、次のような場合です。
- 傷の治りが遅い
- 皮膚を削りすぎてコラーゲンの生成が追いつかない
- 根の深いほくろの除去を行った
小さな凹みであれば、時間の経過によって皮膚が再生して目立たない状態になるでしょう。半年以上経過しても凹みが改善しないようなら、治療を検討する必要があるかもしれません。凹みが気になるときは、施術を受けたクリニックで相談してみてください。
きずあとの白抜け
治療後のきずあとが白っぽく目立ちやすくなる状態のことです。
白斑が起こるのは、レーザーの照射によって皮膚のメラノサイトがダメージを受け、色素が作られなくなってしまうためです。また、施術後のアフターケアが不十分なことにより生じることもあります。
適切な強さでのレーザー照射や十分なアフターケアによって予防することが大切です。
肥厚性瘢痕・ケロイド
炭酸ガスレーザーの施術後には、皮膚が赤く盛り上がることもあります。肥厚性瘢痕やケロイドが起こるのは、傷を治そうとしてコラーゲンが過剰に増殖するためです。目立つだけでなく、かゆみや痛みなどの症状が出ることもあります。
もともとケロイド体質のかたは悪化することもあるため、炭酸ガスレーザーの治療は推奨されません。肥厚性瘢痕は6~12か月で落ち着くものの、萎縮性瘢痕と呼ばれる状態になることもあります。施術後にケロイドが生じたら、クリニックを受診して治療を受けましょう。
炭酸ガスレーザーの跡を早く治すためのポイント

施術による跡を早く治すためには、クリニック選びと術後のアフターケアが大切です。早く治すためのポイントを4つ紹介しますので、ぜひご覧ください。
実績の多く評判のよいクリニックを選ぶ
施術を受けるなら、できるだけ実績が多く評判のよいクリニックを選びましょう。審美性の向上を目的とした炭酸ガスレーザーの施術は自由診療で、全額自己負担となります。そのため、値段の安さでクリニック選びたいと思われるかたも多いことでしょう。
しかし、値段よりも実績や評判を重視してクリニックを選ぶのがおすすめです。経験が多い医師が在籍するクリニックなら、施術後のリスクを抑えられます。クリニックが公表している実績数や、SNSでの口コミなどをチェックしてみてください。
テープや薬を医師の指示どおり使う
炭酸ガスレーザーの施術後は、保護用のテープや外用薬などが処方されます。テープや外用薬が処方されるのは、最大限傷をきれいに治すためです。
処方されたテープや薬は、必ず医師の指示どおりに使用しましょう。
興味をお持ちのかたは、まずクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
炭酸ガスレーザーの施術に関するよくある質問

人気の施術といっても、施術に対して不安なかたもいらっしゃるでしょう。そこで、よくある質問と答えを紹介します。治療の参考として、ぜひご覧ください。
炭酸ガスレーザーが受けられない人はいますか?
以下に該当する人は、炭酸ガスレーザーの施術は原則受けられません。
- 妊娠中または、妊娠の可能性がある
- 麻酔薬にアレルギーがある
- ケロイド体質である
皮膚の状態にもよるため、くわしくは医師に相談してみましょう。
炭酸ガスレーザーが向かないほくろはありますか?
悪性が疑われるほくろは病理検査が必要であるため、炭酸ガスレーザーによる治療は不向きです。炭酸ガスレーザーの施術に興味をお持ちのかたは、まずクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
時間が経っても炭酸ガスレーザーの跡が強く残るときは?
個人差はあるものの、炭酸ガスレーザーの跡は6~12か月程度かけて落ち着いていきます。きずあとを最小限に抑えたい場合は、施術を受けたクリニックで相談してみましょう。
炭酸ガスレーザーはクリニック選びやアフターケアが大切
炭酸ガスレーザーは、イボやほくろ、シミなどの除去で人気の施術です。気になる肌トラブルの改善に、炭酸ガスレーザーの施術を検討しているかたもいらっしゃいますよね。
跡が残らないようにするためにも、炭酸ガスレーザーは実績が多く口コミでの評判がよいクリニックで施術を受けることをおすすめします。施術後に紫外線対策を行い、医師の指示どおりにテープや薬を使用することも大切です。
施術にあたって不安要素があるかたは、ぜひクリニックのカウンセリングで相談してみてください。
興味をお持ちのかたは、まずクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
JSKINクリニック東京銀座
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<慶應義塾大学病院認定の美容医療クリニック>
執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本再生医療学会、日本レーザー医学会
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア:ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数

