クレーター肌は治療できる!種類やできやすい人の特徴、治療方法について
ニキビ跡が目立つ「クレーター肌」でお悩みでしたら、美容クリニックで治療を受けてみませんか。
男女問わず、肌関連で多い悩みがクレーター肌です。クレーター肌には種類があり、適切な治療で改善がめざせます。
本記事ではクレーター肌の種類や治療について紹介しますので、ぜひご覧ください。
クレーター肌とは

ニキビ跡でボコボコした状態になっているのが「クレーター肌」です。「陥凹性瘢痕(かんおうせいはんこん)」や「萎縮性瘢痕」とも呼ばれます。
ニキビができたとしても、すべてがクレーターになってしまうわけではありません。クレーターができる原因と、できやすい部位について見ていきましょう。
クレーターができる原因
肌にクレーターができるおもな原因が「炎症」です。そもそもニキビとは、皮脂の過剰な分泌や汚れなどで毛穴が詰まり、細菌が繁殖して炎症している状態をいいます。その炎症で肌の真皮層が破壊されて残った跡が「クレーター」です。
真皮層は、ターンオーバーによる肌の生まれ変わりがありません。そのため、破壊されてしまうと凹んだ状態になってしまいます。
ニキビでクレーターができやすい人の特徴
クレーターは、どちらかといえば女性よりも男性にできやすい傾向があります。また、以下に該当するかたはクレーターができやすい傾向があるため、注意しましょう。
- ニキビのケアが不適切である
- ニキビを潰してしまう
- 重症化したニキビを放置している
ニキビができたら、早い段階で適切なケアをすることが大切です。肌を清潔にして、できるだけ刺激を与えないよう気をつけましょう。清潔にするといっても、洗い過ぎると逆効果になってしまいます。1日に2回、刺激の少ない洗顔料を使って洗顔を行いましょう。
乾燥を避けるために、洗顔後はすぐに保湿する必要があります。気になるかもしれませんが、ニキビを触ったり潰したりするのはNGです。
重症化した場合は放置せず、皮膚科や美容クリニックで治療を受けましょう。
クレーターができやすい部位
クレーターができやすいのは、皮脂腺が発達している次の部位です。
- こめかみ
- フェイスライン
- 頬
毛穴・ニキビ跡の悩みにアプローチする美肌施術
クレーターの種類は3つ

クレーターは、形や大きさによって次の3つに分類できます。
- アイスピック型
- ローリング型
- ボックス型
3つの種類について概要を見てみましょう。
アイスピック型
アイスピック型とは、小さくて深いクレーターのことです。名前のとおり、まるでアイスピックで刺したように小さな穴が開いている状態になります。2ミリ以下であることが多く、真皮や皮下組織までクレーターが伸びている状態です。
アイスピック型のクレーターは、毛穴から膿が排出されて皮膚の線維化が進み、毛穴が固くなることで生じます。
ローリング型
ローリング型とは、皮膚の表面が波のように凹んでいるクレーターのことです。陥凹は4~5ミリ程度で、多くは境界がはっきりしません。ローリング型のクレーターは、膿のあるニキビによって生じます。なだらかであるため、光の加減や体勢によっては目立たないことが大きな特徴です。
ボックス型
ボックス型とは、明確な縁がある四角い形のクレーターのことです。同じ場所に繰り返しニキビが発生すると、ボックス型のクレーターができやすくなります。影ができやすいため、メイクでのカバーも難しいことが多いでしょう。
ボックス型のクレーターでは、皮膚と皮下組織が癒着して、表皮が引っ張られていることがあります。
毛穴・ニキビ跡の悩みにアプローチする美肌施術
クレーター肌はセルフケアで治せる?
クレーター肌で、セルフケアで治したいとお考えのかたもいらっしゃるでしょう。残念ながら、基本的にクレーター肌はセルフケアだけでは改善できません。なぜなら、クレーターは肌の真皮層が破壊されている状態であるためです。
クレーター肌を改善するなら、クリニックで治療を受けましょう。
クレーター肌に効果的な治療

クレーター肌の治療には、次のような方法があります。
- ニードルRF(ブレッシング、ポテンツァなど)
- 線維芽細胞療法
- サブシジョン
なお、クレーター肌に適した治療の種類は、人によって違います。「アイスピック型とボックス型が混在している」など、人によって肌の状態に違いがあるためです。
自分に合った方法を知るためには、まずクリニックでカウンセリングを受けてみる必要があります。参考として代表的な治療の概要を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
ニードルRF(ブレッシング、ポテンツァなど)
極細の医療ニードルを用いた毛穴・クレーター治療です。真皮の創傷治癒(ダメージから回復するメカニズム)を応用し、高周波(RF)による熱エネルギーを組み合わせます。
ブレッシング(Blessing)とは、韓国の最先端美容医療から生まれた次世代マイクロニードルRF治療機器です。極細の針を使って肌に微細な穴を開けて高周波エネルギーを照射し、肌の深層にアプローチします。
最大の特徴が、「傾斜ニードルRF&インジェクションシステム」の搭載です。針を斜めに挿入することで、肌の奥に高周波と美容製剤を同時に届けられます。
ブレッシングは、次のような悩みに効果的な施術です。
- 毛穴の開きや黒ずみ
- ニキビ跡
- シワ
- たるみ
金属アレルギーのリスクを抑えるために、ブレッシングにはステンレスの極細ニードルが使われています。麻酔クリームの塗布により、施術時の痛みはほとんどありません。痛みが不安な場合は、笑気麻酔やブロック麻酔の併用が可能です。
線維芽細胞療法
線維芽細胞療法とは、肌の再生医療のひとつです。自分自身の肌細胞を採取・培養して、肌の気になる部位に移植します。線維芽細胞療法で使用するのは、耳の裏など紫外線の影響を受けにくく目立たない部位にある細胞です。移植によりコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンの生成を増やし、肌トラブルの根本的な改善をめざします。
採取時・移植時には針を刺す痛みがあるものの、ほかの施術と同様に麻酔クリームの使用が可能です。そのため、施術時の痛みはほとんど気にならないでしょう。
線維芽細胞療法は、肌の根本的な若返りをめざすかたに人気があります。培養した細胞を保管して、定期的に移植することも可能です。クレーター肌のほか、しみ・シワなどの改善もめざせます。
ただし、線維芽細胞療法は即効性がありません。効果が得られるまでには時間がかかるものの、肌の老化が気になるかたにおすすめの施術です。
サブシジョン
サブシジョンとは、ニキビ跡の炎症による皮膚直下のひきつれを分断することで、クレーターによる凹みを緩和させるための治療です。事前に皮下に麻酔をしたうえで施術をおこなうため、施術時の痛みはほとんどありません。
クレーターのなかでも特にローリング型のものに効果が期待できるといわれています。
毛穴・ニキビ跡の悩みにアプローチする美肌施術
クレーター肌の治療は美容クリニックで相談!
ニキビ跡がクレーターになると、基本的にセルフケアをするだけでは改善できません。クレーターの種類によっては、メイクで隠し切れないこともあります。目立つクレーターがあって、深刻にお悩みのかたもいらっしゃるでしょう。
美容クリニックでは、一人ひとりの肌の状態に合わせた治療が受けられます。クレーターの種類が複数ある場合、適切な治療を組み合わせることも可能です。クレーター肌でお悩みのかたは、ぜひ一度クリニックのカウンセリングで相談してみましょう。
JSKINクリニック東京銀座
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<慶應義塾大学病院認定の美容医療クリニック>
執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本再生医療学会、日本レーザー医学会
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア:ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数

