シミ取りレーザーは痛い?痛みを抑える方法や術後の過ごし方
気になる顔のシミの多くは、レーザー治療によって改善に効果が期待できます。とはいえ、痛みへの不安があって治療に踏み切れないかたもいらっしゃるでしょう。施術の痛みは、麻酔クリームによる軽減が可能です。
本記事では、シミ取りレーザーによる痛みの強さや抑える方法、術後の過ごし方などを紹介します。シミ取りレーザーを受けるか検討する材料として、ぜひ内容をご覧ください。
シミ取りレーザーの施術には痛みがある

シミ取りレーザーの施術では、照射時と照射後に痛みがあります。
照射時に痛みが生じるのは、レーザーで熱が発生するためです。感じ方には個人差があるものの、一般的には「ゴムでパチンと弾かれたような痛み」といわれています。ただし、シミにレーザーを照射するのは、極めて短い時間です。ほんの一瞬であるため、痛みがまったく気にならない人もいます。
施術後に痛みが出るのは、肌が火傷を負っている状態となるためです。ダウンタイム中の痛みは1~2日で落ち着くことが多いでしょう。
シミ取りレーザーで痛みを感じやすい部位
痛みは施術部位により違いがあります。特に痛みを感じやすいのは、顔の中心に近い部位や皮膚が薄い部位です。また、シミが濃い場合も照射時の痛みは強くなる傾向があります。
シミ取りレーザーの痛みが出やすい人の特徴
シミ取りレーザーの施術で痛みを感じやすい人には、次のような特徴があります。
- 敏感肌である
- 疲労が溜まっている
- 日焼けの直後である
敏感肌だと痛みを感じやすいのは、肌のバリアが薄くレーザーの熱を感じやすいためです。疲労が溜まっている状態だと、神経が過敏な状態となり痛みが強く感じられます。
また、日焼け直後は、炎症により普段よりも痛みが強く感じられる状態です。痛みを抑えるために、できるだけ日焼け直後のレーザー治療は避けておきましょう。
シミ取りレーザーの施術による痛みを抑える方法

シミ取りレーザーは、事前に対策しておくと、施術時や施術後の痛みを軽減できます。代表的な方法は以下の4つです。
- 肌の調子を整えておく
- 麻酔クリームを塗布する
- 施術部位を軽く冷やす
- 処方薬は指示どおりに使用する
代表的な痛みを抑える方法も紹介しますので、施術前にチェックしておきましょう。
肌の調子を整えておく
シミ取りレーザーの施術で痛みを抑えたいなら、あらかじめ肌の調子を整えておきましょう。肌にダメージがある状態だと、施術時の痛みが強くなってしまう傾向があるためです。肌が乾燥している場合も痛みが強くなりますので、施術前は保湿を行ってください。
痛みを抑えるためには紫外線対策も必要です。具体的には次のような方法があります。
- 直射日光を避ける
- 日傘や帽子を活用する
- 日焼け止めを使う
季節にかかわらず、紫外線対策を徹底しましょう。
麻酔クリームを塗布する
施術時の痛みに不安がある場合は、麻酔クリームの使用がおすすめです。シミ取りレーザーの施術は、麻酔が必須ではありません。痛みが強くないと知り、麻酔なしで施術を受ける人もいます。
ただし、痛みの感じ方には個人差があるものです。
麻酔クリームは皮膚の表面に塗布する局所麻酔薬で、感覚を一時的に鈍らせることができます。痛みに不安があるかたや、敏感肌のかたは、クリニックのカウンセリングで相談しておきましょう。
施術部位を軽く冷やす
冷却を行うのは、痛みを緩和して炎症を鎮静化させるためです。施術後に起こる火傷のような痛みも、冷やすことによって和らげられます。
施術部位を冷やす際は、以下の方法がおすすめです。
- ガーゼやタオルで包んだ冷却材をあてる
冷却する時間は、1回あたり数十秒~数分が目安です。血行が悪くなりますので、冷やし過ぎないよう注意しましょう。
刺激を避ける
痛みを和らげるためには、施術部位への刺激を避けることも大切です。刺激は色素沈着を引き起こす原因にもなります。洗顔やクレンジングでは、ゴシゴシと力を入れて擦らないようにしましょう。
処方薬は指示どおりに使用する
シミ取りレーザーの施術では、内服薬や外用薬、保護テープなどが処方されることがあります。処方薬がある場合は、医師の指示どおりに使用しましょう。自己判断でやめてしまうと、ダウンタイムが長引く可能性があります。
医師が薬を処方するのは、炎症を抑え色素沈着を予防するためです。正しく使用することで、ダウンタイムの痛みや炎症を抑え、シミ取りの効果を高められます。
シミ取りレーザーのダウンタイムについて
シミ取りレーザーの施術にはダウンタイムがあります。施術を受ける際は、ダウンタイムを把握しておきましょう。ダウンタイムの症状と期間について解説します。
ダウンタイムの症状
シミ取りレーザーのダウンタイムで起こるのは、以下のような症状です。
- 痛み
- かさぶた
- 赤み
- 内出血
- 色素沈着
術後に出るのは軽い火傷のようなヒリヒリとした痛みです。翌日頃にはかさぶたができます。ただし、術後のダウンタイムには個人差があり、すべての症状が出るとは限りません。できるだけダウンタイムを抑えたいかたは、しっかりと術後のケアも行いましょう。
ダウンタイムの期間
ダウンタイムが続く期間は、使用するレーザーの種類や出力、照射部位などによって違います。期間の目安は1~2週間です。ただし、痛みや赤みと違い、炎症後色素沈着は施術後数週間~1か月ほど経過してから肌に現れます。
炎症後色素沈着とは、炎症によりメラノサイトが刺激されて生じる色戻りのことです。レーザー照射だけでなく、火傷や虫刺され、ニキビによる炎症など様々な原因で起こります。
炎症後色素沈着が薄くなるまでにかかる期間の目安は、3~6か月です。なお、炎症後色素沈着は紫外線や摩擦などの刺激で悪化することがあります。施術後1~2か月は紫外線の影響を受けやすいため、特に注意が必要です。
ダウンタイムの期間を長引かせないためにも、紫外線対策を行いましょう。
シミ取りレーザーのダウンタイムの過ごし方
シミ取りレーザーの施術後は肌が敏感な状態になっているため、ダウンタイムの過ごし方も大切です。カウンセリングではダウンタイムの過ごし方についても説明が行われます。基本的に、ダウンタイムの過ごし方は医師の指示に従ってください。
一般的に、レーザー照射の当日は洗顔を控えます。施術の翌日以降は洗顔・メイクが可能です。色素沈着を起こさないためには、肌を乾燥から守る必要があります。洗顔後は、化粧水や乳液などを使って保湿しましょう。化粧水や乳液は、低刺激のタイプがおすすめです。
施術後に血行が促進されると、赤みや痛みなどが強くなってしまいます。赤みが落ち着くまでのあいだは、激しい運動や長時間の入浴を避けてください。汗による刺激があるため、サウナも避けておくことをおすすめします。
シミ取りレーザーの痛みは麻酔クリームで軽減できる!
シミ取りレーザーは、施術中・施術後に痛みがあります。施術中に感じるのは、輪ゴムで弾くような痛みです。強い痛みではないとされており、麻酔なしでも施術は受けられますが、「思ったよりも痛かった」と感じる人もいます。肌の乾燥や疲労などが原因で、痛みが強く出てしまうこともあるでしょう。
施術中の痛みは、麻酔クリームの塗布による軽減が可能です。できるだけ痛みを抑えたいかたは、麻酔クリームの塗布を行っているクリニックで施術を受けましょう。
執筆者
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本再生医療学会、日本レーザー医学会
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア:ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数
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