眼瞼下垂

50代女性/両側・挙筋腱膜前転術+上まぶたの皮膚切除

術前50代女性 両側眼瞼下垂 術前 正面・開瞼(両目・目もと)
術後2ヶ月50代女性 両側眼瞼下垂 術後2ヶ月 正面・開瞼(両目・目もと)
この症例のまとめ
施術(両側)挙筋腱膜前転術+上まぶたの皮膚切除
麻酔局所麻酔(日帰り手術)
費用3割負担で5万円程度(診察料・処方薬代を含む)
ダウンタイム内出血・腫れ 1〜2週間程度
通院抜糸(術後7日)/経過診察(術後3週間・2ヶ月)

01ご相談内容

まぶたが開けにくく、「目が小さくなった」「疲れて見える」ことを気にされてご来院されました。頭痛や肩こりも感じやすいとのことでした。

02診断・見立て

上まぶたを持ち上げる腱膜がゆるんだ腱膜性の眼瞼下垂で、あわせて上まぶたの余剰皮膚も一定程度ありました。

この症例で最も大事にしたのはナチュラルさです。二重の幅を広げすぎたり皮膚を取りすぎたりすると、目もとだけが手術をした印象になります。開きの改善と、日常の顔として自然に見えることを両立させる設計にしました。

03施術内容

  • 術式 (両側)挙筋腱膜前転術+上まぶたの皮膚切除
  • 麻酔 局所麻酔(日帰り手術)

まつ毛のきわから5.5mmの二重の幅で皮膚切開線を設定し、皮膚の切除は4mmとしました。皮膚の切除は控えめでよいと判断したため、外側への延長切開は行わず、傷がまぶたから外側にはみ出さないデザインにしています。

04経過・ダウンタイム

右目の拡大画像です。

術前
50代女性 眼瞼下垂 術前 右目・開瞼
50代女性 眼瞼下垂 術前 右目・閉瞼

目を開く力が弱まっており、さらに上まぶたの皮膚の厚みとかぶさりによって、目が開きにくい感覚が強まっています。その結果、以前より目が小さくなったという見た目の変化だけでなく、目が開きにくいことによる肩こりなどの症状も出ていました。

術後1週間(抜糸)
50代女性 眼瞼下垂 術後1週間(抜糸) 右目・開瞼
50代女性 眼瞼下垂 術後1週間(抜糸) 右目・閉瞼

内出血はやや強めに出ました。腫れは術後相応で、この時期はまだ残っています。腫れのぶん、目の開きもまだ制限されている印象です。

術後3週間
50代女性 眼瞼下垂 術後3週間 右目・開瞼
50代女性 眼瞼下垂 術後3週間 右目・閉瞼

内出血はほぼ消失しました。もともと強めに出たぶん、うっすらと残っていますが、ご本人が気にならない程度です。腫れはかなり軽減し、二重の幅もよりナチュラルになりました。目の開きは、この時点で明らかに改善しています。

術後2ヶ月
50代女性 眼瞼下垂 術後2ヶ月 右目・開瞼
50代女性 眼瞼下垂 術後2ヶ月 右目・閉瞼

内出血は完全に消失しました。3週間の時点よりさらに腫れが落ち着き、二重の幅はよりナチュラルになりました。目の開きも大幅に改善し、良好な経過です。症状も落ち着いたため、ご本人のご希望に沿ってこの時点でフォローを終了としました。

05結果・ポイント

まぶたの重さが取れて目もとがはっきりした一方で、二重の幅は控えめでナチュラルに収まりました。まつ毛のきわから5.5mmという控えめな幅の設定と、皮膚の切除を4mmにとどめた設計が効いています。外側への延長切開を行っていないため、傷がまぶたの外側にはみ出ることもありません。

06費用とリスク

費用

保険適用の手術です。自己負担額は保険の負担割合により異なります(3割負担の場合、5万円程度)。診察料・処方薬代を含みます。

主なリスク・副作用

内出血・腫れ(1〜2週間程度)、左右差、低矯正・過矯正、兎眼、予定外重瞼線、再発の可能性。
牧野 潤 医師(形成外科専門医)
牧野 潤
JSKINクリニック東京銀座 代表医師/慶應義塾大学病院 形成外科(美容)特任助教
日本形成外科学会認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAPS) 正会員