・脇汗が出やすい

・シャツやお洋服への脇の汗シミが気になる

・夏場になると脇汗が増える

などなど、脇汗や汗の臭いによって日々の生活を楽しめない・支障が出ると感じている人は少なくありません。

そのような方も、定期的なボトックス治療により誰でも手軽に症状改善が可能です。

ボトックスは細菌の産生する毒素ではありますが、医療で用いられている製品は安全性に配慮して作られているため、「なんだかコワイものなんじゃないか」、というご不安は不要です。

シワ改善、痩身効果、小顔効果、制汗改善など、様々な美容関連の効果があり、私自身も定期的に受けている施術のひとつです。

<脇ボトックス治療の効果>

汗腺への神経伝達を遮断することで、発汗量を減少させることが出来ます。

とくに夏前にボトックス注射を行うと、一番汗をかきやすいシーズンを快適に過ごすことができるため、春~夏に受ける方が多いです。

施術から数日~1週間くらいで効果が出現し、約半年程度で効果は減弱してきます。

☆あつくなる夏場に脇汗が気になる方 ⇒ 春~夏をめどに年1回

☆冬の暖房や、お仕事など緊張したりすると脇汗が多い方 ⇒半年ごと(年2回)

を参考に、ご自身にあったペースをご提案しております。

<脇ボトックスのデメリット>

もちろん脇汗対策のボトックスにも注意・確認すべきポイントがあります。

主なポイントを、当院JSKINでの取り組みも合わせて紹介します。

①ボトックス注入時にはちくっとした痛みが伴う

脇ボトックスでは、注射を打つとき・薬剤が注入されるときに痛みを伴います。
また、効果を出すために分散して注入をおこなうため、注射の回数も複数回になります。

☆当院では、脇汗対策のボトックスを受けられる方は、追加費用なしで事前に麻酔クリームによる前処置を受けていただけます。(当院スタッフが麻酔クリームを塗布し、施術前に20分ほど時間をおきます)

完全に痛みが消えるわけではないですが、かなり軽減されるため、痛みがご不安な方にとってはおすすめです。

②脇汗のニオイ自体を消すわけではない

細かい話になりますが、汗を出す組織である「汗腺」には、エクリン汗腺・アポクリン汗腺の2種類があります。

脇ボトックスは「エクリン汗腺」からの汗の分泌が減少させる効果がありますが、
ニオイの主な原因である「アポクリン汗腺」への効果は乏しいため、主にニオイが気になっている方にとっては、効果実感が少ない可能性があります。

☆当院では、施術前に必ず医師の診察・カウンセリングをおこないます。(もちろん施術も医師がおこないます)

困っている症状やご質問をお伺いしたうえで、適切な治療をご提案いたしますのでご安心ください。

③1回で永久の効果が続くわけではない

効果のところですでに述べましたが、施術から数日~1週間くらいで効果が出現し、約半年程度で効果は減弱してきます。

☆あつくなる夏場に脇汗が気になる方 ⇒ 春~夏をめどに年1回

☆冬の暖房や、お仕事など緊張したりすると脇汗が多い方 ⇒半年ごと(年2回)

を参考に、ご自身にあったペースをご提案しております。

しっかり効果が出るか・長持ちするか、には注入する量も重要なポイントです。

ボトックスの場合は「単位」という呼び方で注入する量を表現します。

一概に多ければ多いほどよいわけでもないですが、注入量が少ないと効果も小さくなる可能性はあります。

☆当院では、脇ボトックスの施術においては「100単位」の量を使用しています。

また注入方法も汗腺にダイレクトに効果が出るテクニックでおこないますので、より効果実感をえやすく、かつ長持ちさせられるよう工夫しております。

まずはカウンセリングのみからでも大歓迎です。

お気軽にご相談ください。

当院でのカウンセリング・治療をご希望の方は下記リンクよりご予約ください↓

カウンセリング・治療ご予約はこちらから

Jスキンクリニック
HPよりweb予約・LINE予約が可能です
お電話でのご予約 ⇒ 03-6820-0627

東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
日比谷線・JR線八丁堀駅より徒歩2分
有楽町線新富町駅より徒歩4分

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小さく、でも細かくパラパラとあるほくろ。

もともとそこまで目立っているわけでなくとも、レーザー除去の施術後に改めて振り返ると、印象の変化に驚かれる方が多いです。

こちらの方も当院にてレーザーによる除去をおこないました。

さらにもう半年~1年くらいするとますます薄く目立ちにくくなっていきます。

レーザー治療を丁寧におこなうこと、そしてその後のケアについてもしっかりサポートすることで、大変ご満足いただいております。

アフターケアについては、小さいほくろであっても絆創膏のケアをされることをおすすめしています。

絆創膏といってもほくろのサイズに合わせて小さくカットできるのであまり目立たないですし、

上から洗顔やお化粧もできるので日常生活にも支障がありません。

施術をやってハイおしまいではなく、しっかり成果にこだわるからこそ施術後もフォローしております。

お気軽にご相談ください♪
(no.71 ほくろ)

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2022年上半期(1~6月)で、約500名のほくろ治療をおこないました

ほくろ取り放題、シミレーザー打ち放題のご予約が大変多くなっております

東京でほくろ取り放題するなら当院へ

「シミを改善したい」といっても、シミには実は様々な種類があります。

そのため、状態を踏まえて適切なアプローチをおこなう必要があります。

<治療対象となる代表的なシミの種類と例>

・いわゆる一般的なシミ(老人性色素斑)ある程度くっきりした茶色いシミ

・いわゆるソバカス(雀卵斑)両頬~鼻にかけて細かくたくさんあるシミ

・肝斑なんとなくもやっとした茶色っぽいくすみ

・ADM(後天性真皮メラノーシス)なんとなくグレーがかったようなやや濃いシミ

・唇のシミ(口唇メラノーシス)にあるくっきりしたシミ」

これらは「1人に1種類」あるわけではなく、場合によっては混ざり合っていることもあり治療後の経過も様々です。

そのため、当院のシミ治療では最新かつ専用の肌撮影機を導入し、経過もしっかりフォローできるようにしています。

さきほど挙げたそれぞれのシミについて、もう少し掘り下げてご紹介します。

いわゆる一般的なシミ(老人性色素斑)「ある程度くっきりした茶色いシミ」

「老人性」という名前がなんともいやらしいですが、実際は20代以降でもできることがあります。

40代以降になると、男女ともにほとんどの方にできうります。

これまでの紫外線の影響も大きく、そのため出っ張っていて日焼けをしやすい頬のあたりにできる方が多いです。

治療内容:Qスイッチルビーレーザー1回(シミ部分に照射)
レーザー施術費用:4,000円~75,000円(料金表をご参照ください)
リスク・副作用:発赤・灼熱感(ヒリヒリ感)、痂皮(かさぶた)、再発、炎症性色素沈着、色素脱失、複数回の治療・治療効果の限界

【JSKINの「老人性色素斑」治療】

シミ治療に特化した、Qスイッチルビーレーザーを導入しています。状態に合わせて設定を調整して、レーザーを照射します。

照射の数が多い場合は施術前に麻酔クリームを塗って少し時間をおくことも可能ですが、数が少ない場合は少し冷やすだけでも問題ありません。

レーザーの施術は、数にもよりますが数十秒~数分で可能です。レーザー施術後に、スタッフが該当箇所に軟膏を薄く塗ります。

翌日以降、洗顔やお化粧も可能です。ご自宅では塗り薬によるアフターケアをおすすめしています。

基本的にはテープなどは使用していませんが、シミの状態やご希望によってはテープの使用も可能です。

施術からおよそ3~4週後頃の経過チェックをおすすめしています。

シミだと思ったら実は別物の可能性もある

なお、同じようなシミにみえるけど、実は異なるものである場合もあります。

例えば指で触ってみると盛り上がりがあり、ザラザラしている場合などは「脂漏性角化症」(いわゆるイボ)の可能性もあります。

この場合は異なる種類のレーザー(炭酸ガスレーザー)による治療の方が適しています。

治療内容:CO2レーザー1回(いぼ部分に照射)
レーザー施術費用:4,400円~145,000円(料金表をご参照ください)
リスク・副作用:再発、わずかな陥凹、炎症性色素沈着、ケロイド・肥厚性瘢痕、色素脱失、脱毛、複数回の治療・残存

脂漏性角化症の場合も、最大1週間程度は塗り薬によるアフターケアをおこなうと、より良い仕上がりになりやすいです。

いわゆるソバカス(雀卵斑)「両頬~鼻にかけて細かくたくさんあるシミ」

シミのでき方がスズメの卵の模様に似ていることから雀卵斑と言われますが、ソバカスのいう通称が圧倒的に知られています。数mm程度の細かいシミが両頬あたり、症状が強い場合はお顔全体に広がってあることもあります。

  • こどもの時/学生時代からそれなりに目立ちやすかった
  • もともとよく日焼けをしていた
  • 妊娠出産をきっかけにより目立つようになった
  • お父さんお母さんなどご家族で同様のシミが多くある

などについてあてはまる方が比較的多いです。

皮膚の色調を均一に保つバランスがもともと比較的不安定で、そこに紫外線やホルモンバランスの影響が足されて、ソバカスとしてくっきりとしてきます。

治療内容:Qスイッチルビーレーザー1回(シミ部分に照射)
レーザー施術費用:4,000円~75,000円(料金表をご参照ください)
リスク・副作用:発赤・灼熱感(ヒリヒリ感)、痂皮(かさぶた)、再発、炎症性色素沈着、色素脱失、複数回の治療・治療効果の限界

【JSKINの「そばかす」治療】

シミ治療に特化した、Qスイッチルビーレーザーを使用します。そばかすの状態に合わせて設定を調整して、レーザーを照射します。

そばかすの場合は照射の数がそれなりに多くなるため、基本的には施術前に麻酔クリームを塗って、15分ほどおいてからレーザー施術をおこなうことが多いです。

レーザーの施術は全体で数分程度で可能です。レーザー施術後に、スタッフが該当箇所に軟膏を薄く塗ります。

翌日以降、洗顔やお化粧も可能です。ご自宅では塗り薬によるアフターケアをおすすめしています。

施術からおよそ3~4週後頃の経過チェックをおすすめしています。

そばかすは元々不安定な肌質をベースにしているため、比較的再発を起こしやすいシミの一種です。そのため、ご希望に応じて定期的なメンテナンスをおこなうことで、より良い状態をキープできます。

肝斑「なんとなくもやっとした茶色っぽいくすみ」

シミの中でもやっかいなのがこの肝斑です。40-50代の女性で、左右比較的対称のべたっとしたくすみがある場合は注意が必要です。

レーザー治療では改善せず、またトーニングなど一般によくおこなわれている治療もかえって悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。

外用治療(ハイドロキノン、ビタミンC)および内服(トラネキサム酸、ビタミンC)治療
費用:1カ月あたり約3,000円~15,000円 ×3カ月
リスク・副作用(外用):発赤、乾燥、湿疹、掻痒感、アレルギー反応など
リスク・副作用(内服):食欲不振、悪心、下痢などの消化器症状、かゆみ、発疹など

【JSKINの「肝斑」治療】

基本線は、あまり派手なことはせず、むしろ地道なケアをまずは1か月継続することをおすすめしています。

・ビタミンCやハイドロキノンを高濃度に含有したクリーム剤の使用

・紫外線や摩擦などの悪化因子をなるべく避ける

・トラネキサム酸やビタミンCの内服(院内処方しています)

・内服で用いるトラネキサム酸やビタミンCを、直接肌に浸透させる施術(エレクトロポレーション)

・肝斑にフォーカスしたピーリング(リバースピール)

などを組み合わせて改善を図ります。

ADM(後天性真皮メラノーシス)「なんとなくグレーがかったようなやや濃いシミ」

あまり頻度は高くないですが、適切なアプローチをおこなわないと「まったく効果がなかった」となってしまうのがADMの注意ポイントになります。

20代からシミとしてわかってくることが多く、左右になんとなく皮膚の深いところにやや灰色がかったようにみえることが特徴です。出現する部位も様々です。

治療内容:Qスイッチルビーレーザー
レーザー施術費用:4,000円~75,000円(料金表をご参照ください)
リスク・副作用:発赤・灼熱感(ヒリヒリ感)、痂皮(かさぶた)、再発、炎症性色素沈着、色素脱失、複数回の治療・治療効果の限界

【JSKINの「ADM」治療】

原則、Qスイッチルビーレーザーを使用します。ADMの状態に合わせて出力を調整します。

原則といいましたが実は例外はなく、基本的にそれ以外の治療はほとんど効果が出ないことが多いです。

たとえばIPL(フォトフェイシャルなど)やトーニングなどを何回やっても効果がみられないです。

ただしADMは通常のシミに比べてやや深層に存在しており、Qスイッチルビーレーザーの施術も複数回必要になることが一般的です。当院では、4か月程度あけたうえでレーザーの再照射が可能です。

施術後は炎症をおさえる軟膏のケアをおすすめしていますが、基本的には最低限のみのケアで十分です。

唇のシミ(口唇メラノーシス)「唇にあるくっきりしたシミ」

シミにみえるようで、ホクロにみえなくもない。そのように、よくわからないこともあると思います。

状態を診察したうえで、麻酔方法やレーザー種類の組み合わせなどの治療をご提案させていただきます。

なお、アトピー肌質や、そうでなくても乾燥肌の方については、不用意な自己流のケアをするとより悪化させてしまうこともあるので、注意が必要です。

治療内容:Qスイッチルビーレーザー
レーザー施術費用:27,000円~35,000円(料金表をご参照ください)
リスク・副作用:発赤・灼熱感(ヒリヒリ感)、痂皮(かさぶた)、再発、炎症性色素沈着、色素脱失、複数回の治療・治療効果の限界

【JSKINの「唇のシミ」治療】

基本的にはQスイッチルビーレーザーを用いて改善を図ります。ただし状態によっては、CO2レーザーで治療することもあります。

麻酔クリームを塗布し、10分ほど時間をおいたのちにレーザー施術をおこないます。

レーザー施術は数十秒~1分程度でおこなうことができます。

その後3日間は当院で処方する軟膏によるケアをしていただき、それ以外には特別な処置は不要です。

3週間後頃に経過のチェックをおすすめしています。

治療料金

【部分施術】料金(税込)
1か所あたり施術4mm未満:4,000円
8mm未満:8,000円
12mm未満:12,000円
12mm以上:18,000円
しみセット5
(5個まで、サイズ制限なし)
30,000円
【打ち放題】料金(税込)
シミ打ち放題ライト
(~40ショット)
45,000円
シミ打ち放題
(~70ショット)
60,000円
シミ打ち放題フル
(~100ショット+α)
75,000円
シミ打ち放題・再照射
(施術後4か月後~1年以内)
27,500円
クリーム麻酔(顔全体)2,200円

※シミ打ち放題・再照射:可能ショット数は元々受けられたメニューと同じ数となります。(料金は一律)

【アフターケア】(オプション)料金(税込)
抗炎症アフターケア軟膏550円(施術後3日間使用)
ハイドロキノン美白剤3,630円(約3週間分)
ビタミンC美容液5,940円(約6週間分)
鎮静保湿クリーム1,980円(約3週間分)
唇のシミ レーザー治療
(個数制限・サイズ制限なし、麻酔込)
35,000円
唇のシミ レーザー治療
(2ショット以内、麻酔込)
27,000円
抗炎症アフターケア軟膏1個 550円(施術後3日間使用)
アフターケア用リップクリーム(保湿&遮光)1本 1,650円

Qスイッチルビーレーザー治療のリスク・副作用:

Qスイッチルビーレーザー治療は、表皮のメラニンを破壊することでシミを改善させる、肌に負担のかかる治療です。そのため以下のような副作用や皮膚の反応が出る場合があります。

  • 発赤、灼熱感(ヒリヒリ感) :必ず赤みや強いヒリヒリ感が施術直後から出て、数時間持続します。
  • 痂皮(かさぶた) :レーザーによる表皮の熱変性によるものです。治療翌日~1,2週間程度は治療部位がかさぶたのようになる場合があります。(かさぶたにならない場合もあります)
  • 再発 :アフターケア不足や加齢の影響などで、治療後期間が経ってからシミが再発する可能性があります。
  • 炎症性色素沈着 :レーザー照射後の肌への刺激により、治療後に色素沈着が長引く可能性があります。(まぶた、口周りが特に出やすい)
  • 色素脱失 :シミ以外でも皮膚自体の色が濃いと、治療後に色が薄くなった治療部位と色が濃い周囲の皮膚のコントラストが目立ちやすくなる場合があり、アフターケアが必要になります。
  • 複数回の治療、治療効果の限界 :複数回の治療が必要となったり、複数回の治療でも効果が乏しい可能性があります。(ニキビや吹き出物の跡などの色素沈着、肝斑、非常に薄いシミくすみなど)

「シミ」といっても実は様々な種類があり、それによって適切な改善方法が違うため、適切な評価と方針の決定が大切になります。

その中でも、以下のような特徴に当てはまる場合は、「肝斑」という特殊なタイプのシミ当てはまる可能性が高いかもしれません。

  • 30~50代の女性である
  • ぼんやりとした茶色~こげ茶色のシミがある
  • 両頬にやや左右対称にシミがある
  • 季節や生理周期などによりシミが濃くなるときがある
  • ピルやホルモン薬などを内服している

など思い当たる方が比較的多いです。

肝斑は後天的なシミの一種で、紫外線・ホルモン・スキンケアにおける摩擦・ストレスなど複合的な要因が関与しているといわれます。
いわゆるシミのレーザー治療では改善効果が期待できない、むしろ悪化することもある点が、シミ治療全体を難しくしているともいえます。

頬骨のあたりに、ややもやっとしたシミ・くすみがあり、さらにその上に乗っかるようにパラパラと細かいシミがあります。

肝斑とは

典型的な肝斑の所見

主に、それ以外にも額や口まわりなどに比較的左右対称に、淡い茶色いくすみ感がみられます。

ただし、原則的にはまぶた(目まわり)には肝斑はできない、というのが通説になっています。

「お顔に肝斑だけがある」という状態はむしろ稀で、さまざまな種類のシミが混在している中で、肝斑の程度が強い方・弱い方がいる、という表現の方が正しいかもしれません。

少し専門的な表現をすると・・・
肝斑は後天性斑状色素増加症で、表皮メラニンの増加及び真皮における光線性弾力線維変性が特徴とされます。

肝斑ができる原因

肝斑には様々な要因が関与しているといわれています。

  • 女性ホルモン・副腎皮質ホルモン
  • 紫外線
  • 薬剤(ピル、ホルモン剤など)
  • ストレス
  • スキンケアやお化粧での物理的な摩擦
  • 妊娠出産、など

肝斑が「あり・なし」かどうかというよりも、
一定年代(30-50代)の女性には誰しも肝斑の素因があり、その程度は上記のような因子を踏まえて個人差がある、という捉え方が実際に近しいといえます。

肝斑の治療

肝斑の治療は、あれもこれもと色々と手を出すとどつぼにはまり、効果が期待できないどころか悪化させうることもあるため、注意が必要です。
原理をふまえて、以下のような治療アプローチを複合的におこなうことがおすすめです。

  • メラニンの生成自体を抑制して、肝斑を改善する
  • 生成されたメラニンを薄くさせて、肝斑を改善する
  • メラニン自体の排出を促して、肝斑を改善する

レーザー・外用・内服などの治療を総合的におこなっていただき、順調な経過を実感頂いております。

当院における肝斑の治療方針

先述した通り、肝斑治療はやみくもにおこなうのではなく、それぞれの方ごとの状態を踏まえ、治療メカニズムに応じて計画することをおすすめしています。

① メラニンの生成自体を抑制して、肝斑を改善する

トラネキサム酸の内服

状態に合わせて1日当たり500~1,500mgの用量で内服することがおすすめです。

  • 500mg/day⇒ 250mg錠を1日2回、または500mg錠を1日1回
  • 1,000mg/day⇒ 500mg錠を1日2回
  • 1,500mg/day⇒ 500mg錠を1日3回

2~4か月程度継続することで、効果が期待できます。

トラネキサム酸はアミノ酸の一種で、抗炎症・抗アレルギー作用(抗プラスミン作用)により様々な作用点で肝斑の改善効果があるとされています。

肝斑治療の中でも特に推奨度が高く、基本的にはおこなっていただくことをおすすめします。

※ただしピルやホルモン剤を内服している方は、処方を受けている医師に相談・確認をしたうえで内服を開始してください。
医師によってはトラネキサム酸の内服をおすすめしない場合があります。(トラネキサム酸の抗プラスミン作用による止血効果の相互作用の観点から)

高濃度ハイドロキノン外用剤の使用

ハイドロキノンは強い美白作用を持つ薬剤で、効果及び安全性が高い肝斑治療薬として用いられています。

チロシナーゼ抑制効果によりメラニンの生成をしっかりと抑制します。

ハイドロキノンがごく薄く含まれている化粧品が販売されていることもありますが、あまりに薄いため治療効果もさほど期待しにくいと考えられます。

当院では現在、高濃度(4%)ハイドロキノンクリームを採用しています。
濃度が高いぶん皮膚のかぶれ(刺激性の皮膚炎)を起こしやすくなる傾向はあるため、念のため最初は少量・限られた範囲から使用を開始し、問題ないことを確認したうえで範囲を広げることをおすすめします。

ハイドロキノンで刺激が強く出てしまう場合は、アゼライン酸による治療で代替することも可能です。

良質な日焼け止めの使用

ここでいう「良質」というのは、必ずしも値段が高い、SPFが高い、などというわけではなく、生活スタイルや肌質に合ったものを使用し、適切なスキンケアの中に位置づけていただく、ということになります。

当院では、トラネキサム酸配合、SPF最大75、使用感が良く落としやすい、などなど特徴を持った製品を複数採用しており、ご相談内容によりご提案が可能です。

② 生成されたメラニンを薄くさせて、肝斑を改善する

ビタミンC・トラネキサム酸含有外用剤の使用

トラネキサム酸には先述の抗プラスミン効果や、色素細胞の増殖抑制、メラノソームの成熟抑制など複合的な作用点により、安定した強力な美白作用があるといわれています。またビタミンC(アスコルビン酸)はチロシナーゼ抑制、抗酸化作用により酸化型メラニンを還元する作用があり、肝斑をはじめとした慢性的な色素沈着の改善効果があります。

①で述べた内服による効果に合わせて、ご自身のセルフケアとして直接お肌に使用することで、相乗効果が期待できるといえます。

ビタミンC・トラネキサム酸の大量導入(エレクトロポレーション)

お肌は外敵から自らを守るため、表層の角質層には強固なバリア機能があります。
そのため直接お肌に薬剤を塗った際には、このバリア機能により、皮膚深層への到達という点ではどうしても効率がやや落ちてしまうことは事実といえます。

これに対しエレクトロポレーションという施術では、特殊機器で微弱な電気パルスをかけることで、バリア機能を一時的に弱めることが可能です。

つまり角質層を効率よく薬剤が通過できるようになるため、通常のスキンケアを圧倒的にブーストさせる効果が期待できます。

この作用を最大限利用して、定期的にビタミンCやトラネキサム酸を皮膚深層に大量導入することで、肝斑のさらなる改善に寄与します。

また20分程度の施術で、ダウンタイムがなく心地の良い施術(途中でうとうとされる方も多いです)のため、リラックスして受けていただけるのも人気の理由です。

フォトフェイシャル(最新M22)

フォトフェイシャルとは、お顔全体の複数の色素にフォーカスする複数の波長をセットにしているため、お顔全体のトーンアップ&均一化を目指し、シミくすみ・赤み・肌質感などの肌トラブルを同時に改善する治療になります。

最新M22でのフォトフェイシャル施術の際には、肌の状態に合わせて使用するフィルタや出力を決定し、施術をおこないます。

肝斑がある部分については640nm未満の波長をカットすることで、肝斑を悪化させることなく、お肌全体でのくすみを改善しトーンアップをおこないます。
さらにフォトフェイシャル施術により皮膚深層の修復(真皮リモデリング)の効果があり、メラニンを産生する異常サイトカインを減少させることで、肝斑のさらなる改善にも寄与すると考えられます。

③メラニン自体の排出を促して、肝斑を改善する

上記で述べた①②の治療を十分に継続したうえで、より積極的な改善効果を目指す際には、メラニン排出に働きかける治療を組み合わせることがあります。

ケミカルピーリング

目的に応じた薬剤を用いて、分厚く乱れた角層を適切かつ均一な薄さにさせることで、ターンオーバーを活性化し、かつ皮膚深層の変性を改善させる治療です。

先述のエレクトロポレーション治療前に行うことで、導入効果をさらに高めることができお勧めです。

肝斑治療で行う場合、当院では原則としてサリチル酸マクロゴールを使用します。

サリチル酸マクロゴールは角質層のみに作用するため、肝斑の方でも安全に角質層を整えることが可能です。
(グリコール酸、TCA、サリチル酸エタノールなどを単体で使用すると作用として強すぎてしまい、特に肝斑の方には逆効果となってしまう可能性があり注意が必要です)

継続的な治療により状態が上向いてきて、さらに積極的な治療に進む場合は、リバースピールにステップアップすることも可能です。(コウジ酸、TCA、フィチン酸、乳酸などを複合的に作用させる、色素沈着改善目的のケミカルピーリング治療)

ロングパルスYAGレーザー

波長の長いレーザーを柔らかなエネルギー密度で全顔に照射することで、表層にダメージを与えることなく皮膚深層への熱作用を及ぼす治療です。

表皮ターンオーバーの促進や、皮膚深層のコラーゲン増生をもたらします。

毛細血管拡張や色素沈着症への治療効果の一環で、適応を判断したうえで治療をおこなえば肝斑改善にも寄与すると考えられます。

麻酔不要、ダウンタイムもない治療のため、無理なく継続しやすいことも特徴です。

レチノール外用剤の使用

レチノールはビタミンAの一種で、表皮ターンオーバーの促進や、皮膚深層のコラーゲン増生作用のある外用剤です。

先述のハイドロキノンと組み合わせて使用することで、より積極的な肝斑治療をおこなうことができます。

なお名前がややこしいですが「トレチノイン」も同様の効果がありますが、こちらは肝斑の方が使うには作用が強すぎて、結果として刺激や副作用の方が強くなるため、原則的にはおすすめしていません。
(よりアグレッシブな治療を好まれる医院様では、提供されていることもあります)

当院での治療の流れ

当院では肝斑をはじめ多くのシミ治療をおこなっております。
以下のような流れで治療をおこないます。

洗顔・撮影

正しく肌の状態を確認し、かつ治療前後での経過をフォローできるよう、洗顔後に撮影をおこないます。

専用のパウダースペースがありますので、ご来院後にクレンジングや洗顔をおこなっていただけます。

洗顔後、最新かつ専用の肌撮影機を用いて、写真記録をおこないます。(当院カルテに保存されます。)

撮影後、スタッフがそのままお部屋にご案内します。

(当日のご案内状況により、専用のサロンでお待ちいただく場合がございます)

医師診察

事前に撮影された画像を確認し、さらには状態を直接診察したうえで、方針を検討します。

肝斑治療の適応の有無を判断しつつ、内服・外用・施術など複合的な治療についてご説明します。

肝斑治療に進む場合は、医師から治療内容についてご説明し、わからなかった点やご質問などがあればお答えしますので、お気軽にご相談ください。

基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。

肝斑治療

  • 内服による治療
    ・・・使用する薬剤の種類や用量を相談し、適切な組み合わせと期間をご提案します。トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンE、タチオンなど豊富な種類の薬剤をご用意しています。
  • 外用による治療
    ・・・現在使用しているコスメや塗り薬がある場合は、なるべくそれと併用できるようなご提案をいたします。状況により、ハイドロキノン、ビタミンCなどを高濃度に含んだ肝斑治療用の外用を組み合わせることが有効な場合があります。
  • 施術による治療
    ・・・定期的な経過の診察に合わせて、肝斑の状態に合わせてカスタマイズされた治療を受けていただくことが可能です。

アフターケア・経過診察

肝斑治療は原則的に、ダウンタイムが出るような施術は適応になりません。
そのため治療後は特にかわらず日常生活をお過ごしいただくことが可能です。

治療内容にもよりますが、およそ4~6週間ごとの経過チェックをおすすめしています。

治療後の経過の確認や、今後の方針についても医師が伴走し、一緒に検討をしていきます。

これまで日々気になっていたり、お悩みだったシミについても、美容医療のちからで改善が目指せる可能性があります。

まずはカウンセリングのみからでの大歓迎です。お気軽にご相談ください。

JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"

【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院 認定医療連携クリニック】

東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分

私が在籍する慶應義塾大学病院のなかでも最も新しい診療棟で、2024年5月より美容医療外来が新設されました。
https://bldg3y.hosp.keio.ac.jp/aesthetic/

診療内容

第一弾として、痩身・きずあと治療を導入し、さらに順次拡大を予定しています。

  • 痩身:脂肪吸引手術、脂肪冷却(クールスカルプティング)
  • きずあと:瘢痕形成手術、フラクショナルレーザー

脂肪吸引手術

大腿・臀部・腹部・腰部をはじめ、上腕・下腿・頬部・あご下など、目的に応じてさまざまな部位で治療が可能です。部位や範囲に応じて適切な麻酔管理のもと、微小な切開から脂肪細胞を吸引します。

クールスカルプティング

脂肪細胞は他の組織(皮膚、神経、筋肉など)よりも低温に弱いことを利用して、冷却効果により局所的に脂肪細胞を減少させる治療です。
当院で使用している治療機器「クールスカルプティング®」は、本治療の目的で厚生労働省より医療承認を取得している、国内で唯一の機器になります。

瘢痕形成手術

リストカット後のきずあとを中心に、目立つきずあとをできるだけ目立たなくする、慶應で築きあげた手術やレーザー治療をご提案いたします。

フラクショナルレーザー

レーザーを肌に照射し、きずあとの瘢痕組織の収縮と正常組織への再構築を促します。

当外来の特徴

  • エビデンスに基づいた美容医療を実践し、探求を通じさらなる学術的進歩に貢献します。
  • 診療は全て、当院形成外科所属の医師が一貫して担当いたします。
  • 病院全体と同水準の、厳重な医療安全管理を行います。

100年以上の歴史を持つ慶應病院で、初めて美容医療を進めていく方針となりました。微力ながら自分も関わらせていただく中で、臨床・研究面でも引き続き修練を積んでまいります。
(美容医療外来での診療では、私は木曜日に担当しております。お気軽にご相談ください。)

ご予約方法

お電話でのご予約

専用の電話回線がございます。

03-5363-3858

受付時間:平日8:40~16:30
休診日:土曜日、日曜日、祝日、国民の日、年末年始

webでのご予約

HPから24時間便利なweb予約を受け付けております。

https://bldg3y.hosp.keio.ac.jp/aesthetic/

JSKINクリニックとも密な連携体制をとっておりますので、痩身・きずあと治療についてもお気軽にご相談いただければと思います。

慶應義塾大学病院 美容医療外来
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学病院 3号館3Y受付
診療時間:平日8:40~16:30
休診日:土曜日、日曜日、祝日、国民の日、年末年始
お電話:03-5363-3858
HPからwebご予約可能 https://bldg3y.hosp.keio.ac.jp/aesthetic/

JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"

【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院及び聖路加国際病院より、医療連携クリニックとして認定されています】

東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分