当院では2月よりボトックス注射のメニューにも対応を開始しました。

開始当初から多くのご予約をいただいていたので、

告知したものだと思っていたら、

実はまだ発信していなかったことにいまさら気づきました(笑)

ということで、今回はボトックスのQ&Aになります!

Q. Jスキンクリニックではどのくらいの単位数を打ちますか?

A. 

当院ではそれぞれの方に合わせた単位数を打ちますので、一律で単位数を決めておりません。

一律の単位数を打つことが目的ではなく、ボトックスの特性を活かして狙った効果を引き出すことが目的だからです。

人によって、筋肉のつき方や発達、左右差、ボトックスの効き方などが異なるので、最初はあまり多過ぎない量を注入いたします。

1週間程度経ってリタッチが必要だと感じられた際には、追加の費用なしで追加注入を行います。(施術後1週間〜2週間以内)

なお当院では、どの箇所にどの程度注入したかを毎回ていねいに記録として保存することで、

次回以降はご本人にとってさらによい注入ができるよう工夫しています。


最初にたくさんの単位数を打ってしまうと、3ヶ月ほど違和感が続くことになります。

ボトックスを打ったら表情が変わってしまい落ち込んで3ヶ月過ごしたので、それ以降はボトックスをやらなくなったというお話も聞きます。

単位数が多いとお得な感じがしますが、ボトックスはそのような施術ではありません。ボトックスを打つ時には慎重にクリニックを選んでくださいね。

Q.既に深く刻まれてしまったシワには効果がありますか?

A.

残念ながらボトックスは筋肉の動きを止めて今後のシワを予防する施術なので、既に出来てしまった深いシワには効果はありません。もちろん今後シワが深くならないように予防できますので、シワがあってもボトックスを打つ意味はありますよ。

できればシワが刻まれてしまう前に定期的にボトックスを打ってシワを予防することをおすすめします。

Q.ボトックス注射はシワ治療だけですか?

A.

表情ジワ以外にも、エラ・脇などの、シワ以外の目的にも対応しています。

わき汗対策に、定期的にボトックスを受けられている方も多くいらっしゃる印象です。

こちらについても、今後さらにご紹介していきます。

Q.ボトックスを打った後の注意点はありますか?

A.

お顔のマッサージは1週間ほど避けて下さい。また念のためサウナや激しい運動は数日間は避けることをおすすめしています。メイクや洗顔は当日から問題ございません。

まずはカウンセリングだけからでも、もちろん大歓迎です♪

先日のアド街にて、当院のある中央区新富町が特集されていました♪

全て観ましたが、惜しくも当院はぎりぎりランク外のようでした(笑)

いわゆる新富町エリアは、新富町駅~八丁堀駅にまたがる、新富・入船・湊のエリアになります。

(当院は新富にあります)

特に湊のエリアにはマンションも多く、住んでいらっしゃる方も多いようで、たしかに

このエリアにお住いの方も多くご来院いただいています。

銀座から歩いて15分くらいのところにあるため、「裏銀座」「奥銀座」などと呼ばれる美食スポットとして人気があるようです。

実際クリニックのすぐ近くのお店には自分もよくいきますが、どこもおいしくてお気に入りです。

少し離れたエリアはまだまだ行ったことがないお店も多く、これからどんどん開拓していきたいと思います。

ちなみに新富町自体に長い歴史があり、かつては演芸や花街で栄えていたこともあり、古くからの住民の方は、裏銀座などと呼ばれるのは不満だ、という紹介もされていました(笑)

ということで今回は美容の無関係の話題になってしまいましたが、

JSKINでの美肌ケアと合わせて、ぜひ色々散策してみてください^^

大学病院の新年度の人員変更や、学会口演の準備、その他いろいろと仕事に追われ、

4月に入ってブログ更新が滞ってしまっていました・・(反省)

明日4/20~4/22に大阪で開催される、第65回 日本形成外科学会に参加をしてきます。

初日である4/20(明日!)に、全国の形成外科医向けのシンポジウムにて、パネリスト5名のうちのひとりとして、発表もおこないます。

ちなみに発表内容としては、このJスキンクリニックでの取り組みや、そこに至るまでの経緯、そして今後の展望などを発信します。

開院からまだ半年のクリニックですが、このような大変貴重なチャンスを頂けたことは大変光栄に思います。(シンポジウムでの発表は、通常の学会発表と比べて敷居がずっと高いです)

全国から集まる先生方との意見交換や、各病院での最新の取組みをきくことで、充実した3日間としたいと思います!(SNSの方では色々と写真をアップするかもしれません(笑))

表情じわに対するボトックス注射。

おでこの横皺、眉間の縦皺、目じりの細かいシワ、などなど。 

これらのシワに関しては様々な顔面筋が関わっています。

①前頭筋、②皺眉筋、③鼻根筋、④眉毛下制筋、⑤眼輪筋など 

また表情皺に直接関連はないですが、眼瞼挙筋の存在も考慮する必要があります。

このうちおでこの横ジワの原因となるのが①前頭筋です。

前頭筋以外の要因としては、おでこの皮膚の弾力性低下もあります。眼瞼下垂があるかたは目をあけやすくするために無意識に前頭筋が働いていたり、眼瞼下垂がなくても癖で筋を使っている方もいます。その程度や組み合わせは個人差があります。

つまり「おでこのシワ」⇒ボトックスで解決、とすぐに決めてしまうのは危険なため、十分なカウンセリングや診察が必要になります。

当然のことですが当院では、問診表をもとに医師が診察、治療についてご説明をおこない、ご不明点をクリアにしてから施術をするかを決めて頂いています。

おでこのシワ改善☆額ボトックスをおすすめする方の特徴

①眼瞼挙筋機能の低下なし(眼瞼下垂がない)

②安静時の横ジワが深く刻まれていない

③普段無意識に前頭筋を使う癖がない

④眉毛~眼瞼の皮膚余剰が少ない

ご自身で評価するのもなかなか難しく、まずは医師診察を受けることをおすすめします。

当院のモニター様症例のご紹介です

おでこのシワの程度としてはそこまで深くはない方でしたので、

初回量はおさえめにして、自然な表情に影響を与えないよう工夫しました。

経過診察では状態は良好で、かつ額やまぶたが重くなるような感覚もなかったようで、ご満足を頂いております。

特に初めての方はご不安なことも多いかと思いますので、お気軽にカウンセリングからでも大歓迎です♪

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ボトックス注射、単位数や効果などはよくご質問を受けます

移植医療、再生医療、幹細胞移植、幹細胞培養上清、などなど。

ワード自体は聞いたことがあっても、一般にその具体や関係性について正しく認識されていることはあまりないと思います。

ということで、今回のブログではそのあたりを解説していきます。

移植医療には、自家移植、同種移植、異種移植、人工材料、などの種類があります。

形成外科でも例えば重症潰瘍への植皮手術、指切断への人工真皮貼付などキリがないほどあらゆる場面で行われています。他にも骨髄移植、頭蓋骨欠損への人工骨など、医療現場でごく一般に行われていることも多いです。

ただし臓器移植については、骨髄バンクなど日本でも臓器移植治療を進める体制がとられている一方、やはりドナー確保が移植医療の発展の大きなハードルとなっています。

他にも、他人の臓器を移植した後に、それを異物として攻撃しないように免疫を抑制したり、結果として感染しやすい状態になることもあります。また手術自体も、大変高度で相当な負担がかかります。

だからこそ、再生医療が注目され、発展してきています。

再生医療、世界で初めての試みは1983年、米国にて事故で全身に大火傷を負った少年への培養皮膚移植が最初でした。

当時の常識では救えなかったところから、命を救い元気な姿まで戻ることができ、今では高度救命センターのある病院では一般に行われている救命医療となっています。

寝ているときも、笑ってるときも、スマホも見ているときも、からだの細胞は常に分裂や置き換えが起こっています。人間の体もひとつひとつの細胞が、約37兆も集まってできているのです。その変化の中、自分自身は、体温は保たれ、呼吸も保たれ、あたかも何も変化していないように日々を送っています。

全身の37兆の細胞の全てのはじまりは、ひとつの受精卵です。

1つの細胞が分裂を繰り返して、脳、目、鼻、手、心臓や肝臓などあらゆる細胞として体を構成しています。幹細胞が、それぞれの特定の役割を持つ細胞へと姿を変えていっています。

実のところ、幹細胞には、2つのパターンがあります。

1  特定の組織になる細胞を生み出す"組織幹細胞" 例えば神経幹細胞、造血幹細胞など。

2  あらゆる種類の細胞になれる"多能性幹細胞" 例えばES細胞やiPS細胞。ES細胞はこれからヒトに成長していく細胞を採取するので倫理的な規制がある。 体細胞から作製できるのがiPS細胞(人工的に作製したES細胞)。

ちなみに今や一般でも大変有名?なiPS細胞。からだのどんな細胞にもなれる万能細胞であり、難病の治療に使える細胞も作れる性質があります。

数万ある遺伝子のうち、とある4つの遺伝子を皮膚の成熟細胞に組み込むと、なんと細胞が初期化されiPS細胞となる。この"ヤマナカファクター"の発見がノーベル賞につながりました。

ひとが生まれてからも、体内には幹細胞が多くの幹細胞が存在しているわけですが、胎児や新生児のときに比べると、加齢と共に幹細胞も極端に減少していきます。

たとえば骨髄に含まれる間葉系幹細胞の数については、新生児を100とすると、30代では4。50代では2。80代では0.5程度であるといわれています。

生まれたばかりの赤ちゃんをイメージすると、いきいきしたモチモチの肌、実際に傷の自己治癒能力も高いことも納得がいくと思います。

口の中の粘膜の傷は、からだ表面の傷より早く治ることは、誰しも経験的には知っているのではないでしょうか。 それは口の中の粘膜には、より多くの幹細胞が存在しているのも理由のひとつです。

口の中の粘膜を培養してシート状にして、治療のために移植する技術から、日本初の再生医療ベンチャー設立へとつながったという経緯もあります。

ただし幹細胞そのものを投与するには莫大なコストがかかります。例えば米国でのアルツハイマー治療への幹細胞の臨床研究と同じ治療を受けようとすると、一人当たり億単位でかかると言われています。

これが広く普及することは現実的ではないかもしれません。

そのためその進化系として、幹細胞が生む成分のみを抽出した、培養上清のコンセプトが出てきました。

この培養上清こそが当院のJベビースキンになりますので、次の後編ではそのあたりをさらに解説していきます。

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慶応義塾大学医学部で、幹細胞培養上清の研究が開始

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