ボトックス治療はシワやたるみの改善効果・予防効果があり、短時間で治療を行えるため手軽な美容医療として最も普及している方法のひとつです。
本ページには額(おでこ)へのボトックス治療について、慶應形成外科専門医が解説します。
額の横シワは年齢を感じさせる部位
額はお顔の中でも広い範囲をしめており、おでこを出すヘアスタイルの場合は特に印象を左右する部位です。
額の皮膚と骨のあいだには、前頭筋という筋肉が縦方向に走行しています。
日頃の生活でこの筋肉が収縮を繰り返すことで、おでこに横方向のシワが徐々に、何本も刻まれていきます。
額に関するよくあるお悩み
たとえば、以下のようなお悩みを持つ方は多いです。
- 会話中の表情の癖で、目を開けると額にくっきりとシワができるようになった
 - 写真を撮った時に、うっすらと横シワが目立つ
 - 額の凹みが強く、ゴツゴツした印象である
 
加齢に伴う額の変化
年齢が上がるにつれ、骨格(前頭骨や側頭骨)が萎縮したり、筋肉や脂肪組織が薄くなってくることにより、部分的な凹みが出てくるようになります。
それにより陰影が目立つようになり、なんとなく不健康そうな・老けて疲れたような印象につながりやすくなるといわれています。
さらには最も外側にある皮膚が余ってもたつきがうまれると、目がやや開きにくくなる(眼瞼下垂)の原因にもなりえます。
ややマニアックな話としては・・・
上顔面の加齢変化によって生じる陥凹は、Superior ridge hollowと表現され、元々のTemporal fossaに沿った陥凹と相まって陰影が目立ちます。
理想的な額の状態
- 皮膚にシワのない(少ない)状態
 - 適度な丸みとボリュームがある状態
 
理想的な額の状態を目指すことで、お顔全体の重心を上げ若々しい印象をもたらし、輪郭をきれいに整える効果があります。
日本をはじめアジアでは全体として卵型の輪郭が理想とされており、お顔の上部から頬にかけてなめらかな曲線になるようにすると、若い印象・顔が小さく見える印象につながります。
また左右の対称性も、無意識的に美しさを判断する隠れた要素といえます。特に上顔面は対称性が崩れやすい部位でもあるため、これを整えることがお顔全体の印象変化も左右します。
額のボトックス治療
ボトックス治療とは
シワの改善や予防、さらには小顔効果などを数分の施術で手軽に行えるボトックス注入は、世界で行われている主流のアンチエイジング手法のひとつです。
メスを用いた切開を必要としないため、ダウンタイムがなくお忙しい方であっても無理なく施術を受けることができます。
1989年にアメリカで医薬品として承認され、現在は世界90か国以上で承認・使用されている薬剤です。女優さんや著名人が受けていたアンチエイジングを、今では同じクオリティでより一般に多くの方々が受けられる時代になっています。
顔のシワ以外にも、エラの張りを抑えて小顔効果・くいしばり改善をしたり、脇汗をおさえて汗シミの不安をなくしたりすることが可能です。
額のボトックス治療が有効な理由
シワ対策としてボトックス治療をおこなう対象となるのは、前頭筋(frontalis)のみです。この筋肉は、頭皮の下にある膜(帽状腱膜といいます)から始まり、眉や眉間の皮膚につながる、縦方向に走行する筋肉です。
そのため、筋肉(縦方向の線維)が収縮すると、皮膚表面がよれて、横方向に伸びるシワにつながります。ボトックス治療でこの筋肉をピンポイントに緩めることで、シワが改善される効果が期待できます。
なお、額のボトックス治療とヒアルロン酸治療を併用すると、よりきれいな形に整えることが可能なためお勧めです。
当院の額ボトックス治療のポイント
- ボトックスビスタ認定医師の診察・カウンセリングのうえ、施術をおこないます。筋肉のつき方やシワのでき方は個人差があり、施術者による適正な評価が重要です。
 - ボトックス治療とヒアルロン酸治療を併用して、より効果的な治療をおこなうことも可能です。
額の凹みが気になる場合や、もう少し丸みのあるおでこにしたい場合は、ヒアルロン酸治療の併用がおすすめです。 - 最上級品質の製剤であるアラガン社のボトックスビスタを使用しています。
 
ボトックス治療の流れ
医師診察
ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。
ボトックス治療の適応の有無を判断しつつ、より複合的な治療や別のアプローチが望ましい場合は、その可能性についてもご説明します。
基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。
洗顔・セッティング
安全に施術をおこなうために、施術部位のふきとり又は洗顔をおこなっていただき、当院スタッフによりセッティングをおこないます。
また施術前後の状態をフォローできるよう、写真記録をおこなう場合があります。
施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。
ボトックス注入施術(5分程度)
現在当院では、アラガン社製ボトックスビスタ®を導入しています。
厚生労働省から承認を受けている、製造・輸送・保管環境など厳重に管理された高品質の製材になります。
アフターケア・経過診察
当日夜以降、洗顔やお化粧も可能です。
当日は念のため代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避けていただくことをおすすめしています。
施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。
施術から3日後~1週間後頃に効果が感じられるようになり、 効果持続は3~6ヶ月と個人差があります。
定期的・継続的な治療
ボトックス治療は期間の経過とともに、その効果が減弱していきます。
安定して継続をおこなうことでより効果を発揮します。
2~3回目は3~4か月おき、4回目以降は4~6か月おきがおすすめです。
治療例


治療の概要
施術にかかる時間
1部位につきおよそ5~10分程度で施術が可能です。
複数部位をまとめて行う場合でも、10~20分程度で施術が可能です。
ダウンタイム
当日夜から洗顔、お化粧が可能です。
まれに点状の内出血が出た場合は、数日~1週間程度持続する場合があります。
(その場合はお化粧は翌日以降からをお勧めする場合があります。)
痛み
針が入るときに一瞬チクっとする痛みがあり、また製剤は皮下に入るときに若干の違和感を感じる場合があります。
痛みに敏感な方の場合、施術部位を冷やしながら注入をおこないます。
施術後のお過ごし方
普段通りお過ごしいただけますが、代謝があがるような行為は翌日以降をおすすめしています。
- 洗顔: 当日夜から可(相談により直後から可)
 - お化粧: 翌日から可(相談により当日可)
 - 運動: 当日から可(激しい運動は翌日以降をおすすめ)
 - 飲酒: 当日から可(当日はほどほどにをおすすめ)
 - シャワー: 当日から可(入浴やサウナは翌日以降をおすすめ)
 
効果のでかた
数日~1週間程度後から効果が出てきます。
副作用・リスク
ボトックス治療はダウンタイムがない治療として一般にいわれますが、主に以下のような副作用のリスクがあります。
- 点状の内出血(数日~1週間程度)
 - 効果の左右差(特にもともとの状態で左右差が強い場合)
 - 施術部位の力がいれにくくなることによる違和感 など
 
また、額は部位の特性上、以下のような副作用のリスクがあります
- まぶたの重さ及びそれに伴う肩こりなど、眉のあがり方の左右差(特にもともと眼瞼下垂がある方)
 
JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"
【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院及び聖路加国際病院より、医療連携クリニックとして認定されています】
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分
ボトックス治療はシワやたるみの改善効果・予防効果があり、短時間で治療を行えるため手軽な美容医療として最も普及している方法のひとつです。
本ページには顎(あご先の部分)へのボトックス治療について、慶應形成外科専門医が解説します。
顎のかたちは意外に印象を変化させる部位
顎はお顔の中で範囲は狭いですが、下端にありフェイスラインの中心を形成する部位として、いわゆる女性らしさ・男性らしさ、の印象を左右する重要な部分でもあります。
顎に関するよくあるお悩み
たとえば、以下のようなお悩みを持つ方は多いです。
- あご先に少しでも力が入ると、細かい梅干しジワができる
 - あご先が真横に平坦になっていて、横に角張った印象になっている
 - 元々下あごが引っ込んでいて、横顔のEラインが整わない
 - 元々噛み合わせが悪く、あご先にしわができやすい
 
加齢に伴う顎の変化
あご先の骨が徐々に萎縮して後退していきます。それに加えてあご先の筋肉(おとがい筋)も拘縮するため、シャープだったあごが平坦に、かつ梅干しのようなシワができやすくなります。
特に元々の骨格で下あごが小さめの方や、噛み合わせが乱れている方は、あご先の形も乱れて見えたり、シワができやすい傾向があります。
理想的な顎のかたち
このような悩みを持つ方にとって、以下のような特徴を持つ顎に変化させていくと、より良い印象につながります。
- 余計なシワのない、つるっとしたあご先
 - 左右のフェイスラインからなめらかに連続する、やや先細りのあご先
 - 鼻先~唇先端~あご先につながるEラインが整い、すっきりした横顔になる
 
顎のボトックス治療
ボトックス治療とは
シワの改善や予防、さらには小顔効果などを数分の施術で手軽に行えるボトックス注入は、世界で行われている主流のアンチエイジング手法のひとつです。
メスを用いた切開を必要としないため、ダウンタイムがなくお忙しい方であっても無理なく施術を受けることができます。
1989年にアメリカで医薬品として承認され、現在は世界90か国以上で承認・使用されている薬剤です。女優さんや著名人が受けていたアンチエイジングを、今では同じクオリティでより一般に多くの方々が受けられる時代になっています。
顔のシワ以外にも、エラの張りを抑えて小顔効果・くいしばり改善をしたり、脇汗をおさえて汗シミの不安をなくしたりすることが可能です。
顎のボトックス治療が有効な理由
顎の部分には、オトガイ筋・下唇下制筋・口角下制筋という主に3つの筋肉が存在しています。
このうち、シワ対策としてボトックス治療をおこなう対象となるのは、オトガイ筋(mentalis)のみです。
この筋肉は下あごのやや深い部分から始まり、あご先の皮膚の裏面に細かい束としてくっついています。
そのため、筋肉(細かい束の集まり)が収縮すると、皮膚表面にそのボコボコした感じがダイレクトに伝わるため、いわゆる梅干しジワにつながります。
ボトックス治療でこの筋肉をピンポイントに緩めることで、シワが改善されるだけでなく、内側からの引っ張りが緩和されるため、平坦でべたっとしたあご先が若干シャープになる効果も期待できます。
なお、あご先のボトックス治療を行ったうえでヒアルロン酸治療を併用すると、よりきれいな形に整えることが可能なためお勧めです。
当院のあごボトックス治療のポイント
- ボトックスビスタ認定医師の診察・カウンセリングのうえ、施術をおこないます。筋肉のつき方やシワのでき方は個人差があり、施術者による適正な評価が重要です。
 - ボトックス治療とヒアルロン酸治療を併用して、より効果的な治療をおこなうことも可能です。
Eラインを整えたい方や、あご先を少しシュッとさせたい場合は、ヒアルロン酸治療の併用がおすすめです。 - 最上級品質の製剤であるアラガン社のボトックスビスタを使用しています。
 
ボトックス治療の流れ
医師診察
ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。
ボトックス治療の適応の有無を判断しつつ、より複合的な治療や別のアプローチが望ましい場合は、その可能性についてもご説明します。
基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。
洗顔・セッティング
安全に施術をおこなうために、施術部位のふきとり又は洗顔をおこなっていただき、当院スタッフによりセッティングをおこないます。
また施術前後の状態をフォローできるよう、写真記録をおこなう場合があります。
施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。
ボトックス注入施術(5分程度)
現在当院では、アラガン社製ボトックスビスタ®を導入しています。
厚生労働省から承認を受けている、製造・輸送・保管環境など厳重に管理された高品質の製材になります。
アフターケア・経過診察
当日夜以降、洗顔やお化粧も可能です。
当日は念のため代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避けていただくことをおすすめしています。
施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。
施術から3日後~1週間後頃に効果が感じられるようになり、 効果持続は3~6ヶ月と個人差があります。
定期的・継続的な治療
ボトックス治療は期間の経過とともに、その効果が減弱していきます。
安定して継続をおこなうことでより効果を発揮します。
2~3回目は3~4か月おき、4回目以降は4~6か月おきがおすすめです。
治療例

治療の概要
施術にかかる時間
1部位につきおよそ5~10分程度で施術が可能です。
複数部位をまとめて行う場合でも、10~20分程度で施術が可能です。
ダウンタイム
当日夜から洗顔、お化粧が可能です。
まれに点状の内出血が出た場合は、数日~1週間程度持続する場合があります。
(その場合はお化粧は翌日以降からをお勧めする場合があります。)
痛み
針が入るときに一瞬チクっとする痛みがあり、また製剤は皮下に入るときに若干の違和感を感じる場合があります。
痛みに敏感な方の場合、施術部位を冷やしながら注入をおこないます。
施術後のお過ごし方
普段通りお過ごしいただけますが、代謝があがるような行為は翌日以降をおすすめしています。
- 洗顔: 当日夜から可(相談により直後から可)
 - お化粧: 翌日から可(相談により当日可)
 - 運動: 当日から可(激しい運動は翌日以降をおすすめ)
 - 飲酒: 当日から可(当日はほどほどにをおすすめ)
 - シャワー: 当日から可(入浴やサウナは翌日以降をおすすめ)
 
効果のでかた
数日~1週間程度後から効果が出てきます。
副作用・リスク
ボトックス治療はダウンタイムがない治療として一般にいわれますが、主に以下のような副作用のリスクがあります。
- 点状の内出血(数日~1週間程度)
 - 効果の左右差(特にもともとの状態で左右差が強い場合)
 - 施術部位の力がいれにくくなることによる違和感 など
 
JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"
【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院及び聖路加国際病院より、医療連携クリニックとして認定されています】
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分
フェイスライン、口元、顎など下顔面の輪郭をつくるエリアは、頬全体の下垂や下あごの骨の萎縮によって、くっきりシャープだった状態から緩みや凹凸が出てきます。
正面からの印象はもちろん、斜めの角度や、横顔の印象にも大きく影響します。
また、唇自体もボリュームの減少により縦ジワが出てきたり、メリハリがなくなってきます。
例えば、なんとなく以下のように感じられたことがある方は多いかと思います。
- シャープだったあご先が平坦になり、横顔のラインが崩れている
 - 口元からのびる縦の溝(マリオネットライン)が深くなってきた
 - フェイスラインに段ができ、ブルドッグ様の輪郭になってきた
 - 唇の厚みは薄くなり、口角も下がってきた気がする
 
そのようなお悩みを感じられてきた場合、ヒアルロン酸による治療で大きく変化を実感できる可能性があります。
下顔面の加齢変化とは
元々のお顔つきの特徴に加え、年齢が上がるにつれ、骨格が萎縮したり、筋肉や脂肪組織が薄くなってくることにより、様々ないわゆる加齢現象が出てくるようになります。
- マリオネットライン(口角から下に伸びる溝)
・・・下あごの骨や筋肉が徐々に萎縮していくことにより、脂肪を含め全体が下に落ちてきます。ただし口元からはストッパーとなるじん帯が皮膚とくっつきながら下方向に延びており、ここに垂れてきた組織が積み重なることで、深い溝(マリオネットライン)ができます。 
- あご先
・・・あご先の骨が徐々に萎縮して後退していきます。それに加えてあご先の筋肉(おとがい筋)も拘縮するため、シャープだったあごが平坦に、かつ梅干しのようなシワができやすくなります。 
- フェイスライン
・・・頬全体のたるみが進むと、頬下部の脂肪組織の支えがなくなることで、フェイスラインにポニョっとしたもたつきが出現します。このもたつきも口元のじん帯にせき止められることで、フェイスラインがガタガタとした乱れた印象になります。 
- 唇、口周り
・・・口周りの骨や組織も徐々に萎縮することで、唇の支えが失われていきます。すると唇(特に上の唇)の厚みが薄く、平坦になっていきます。それにともない人中(鼻と上唇の間部分)が伸び、縦方向の小じわも出現し老けた印象にもつながります。 
なんとなくお顔の下部分が広がり、引き締まった印象からゆるんできたような気がする方は、下顔面の治療にフォーカスすることで、印象の変化につながるでしょう。
下顔面の理想的な状態とは
口周りの小じわや溝が薄く、正面からみたときに頬からあご先にかけてなめらかなラインに整うようにすると、より美しく、若々しい印象につながります。また、下がった口角がきゅっとやや上向きになると、より表情が明るくみえます。
特に女性については、あごの先端はややシャープになっている方が美しいとされ、一方で男性の場合はサイドにも若干のボリュームがあると、精悍な印象になります。
横顔でみたときには、いわゆるEラインと呼ばれる鼻先とあご先のラインが整い、フェイスラインにも陰影がつくような直線状かつシャープなラインにつながると、どのような角度でみても優美な輪郭となります。
唇にも境界にメリハリがあると引き締まった印象になり、適度なボリュームがあるとより女性的な魅力が増すといわれています。上唇と下唇のバランスも重要で、1:2の縦幅比が標準ですが、全体とのバランスで調整します。上唇が数mm程度前に出ていて、口角が引き締まっていると、より良い状態といえます。
このような理想的な状態を形成するために、ヒアルロン酸を用いた治療が有効といえます。
下顔面の若返り治療とは
下顔面の若返り・輪郭形成のために、現在はヒアルロン酸を用いた治療が安全かつ効果的として、世界的にもスタンダードになっています。
ヒアルロン酸の注入治療とは
ヒアルロン酸は関節・皮膚・じん帯など元々身体にも存在しているムコ多糖類の一種です。ゲル状で高い粘性・弾性・保水性を持っていることから、1990年代後半から若返り目的の注入剤として使用されるようになりました。
2000年代には米国で先駆けてFDAの承認を受け、日本でも一部製剤で2014年以降に厚生労働省からの承認を受けたことで、世界中で使用されている若返り注入治療の中心となっています。
近年になって顔面の局所解剖学、形態学的な加齢変化のメカニズムの理解が進むようになり、「より自然かつ効果的な」治療方法が実現されてきています。
下顔面に対する治療部位の例
- マリオネットライン :凹みを緩和させ、口角を若々しい印象につなげる
 - あご先 :ボリュームを足しすぎず、なめらかかつシャープな印象にして輪郭をつくる
 - フェイスライン :凸凹したもたつきを緩和し、頬からあご先につながるなめらかな輪郭に整える
 - 唇 :お顔つきやご希望にあわせて、ハリのあるリップに仕上げる
 
下顔面に対するヒアルロン酸治療のポイント
下顔面には特有の局所解剖的な特徴があるため、前提となる知識や経験をベースに、それぞれの方特有のお悩みや希望を確認することが重要です。
その方ごとの解剖学的な特徴を把握する
様々な構造物が立体的に存在しており、かつ若干の個人差があります。
安全かつ効果的な治療のためには、例えば以下のようなポイントは最低限認識している必要があります。
- 血管(顔面動脈、上唇動脈、下唇動脈、オトガイ動脈、オトガイ下動脈など)
 - 皮下脂肪(Inferior jowl fat,など)
 - 支持じん帯(Mandibular cutaneous ligament, Mandibular septumなど)
 - 筋肉(口角下制筋、下唇下制筋、広頚筋など)や骨格(下顎骨)
 
適切な製剤と量を前提に、効果的な治療ポイントを選択する
先述のとおり骨格・筋・脂肪層の萎縮が主な加齢現象の原因のため、原則的には深層から組織を支持することが大切です。
ある程度弾力がある方が支持力や張り感は出やすいですが、逆にぼこつきの原因にもなりうるため、部位によってはやや柔らかめの製剤を選択することもあります。
このあたりは実際に状態を拝見したうえで、ご本人と相談の上選択していくことになります。
治療の流れ
当院ではヒアルロン酸・ボトックス製剤を用いた注入治療を多くおこなっており、診察や施術は全てアラガン社ジュビダームビスタ/ボトックスビスタ認定医がおこないます。
医師診察
ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。
ヒアルロン酸治療の適応の有無を判断しつつ、より複合的な治療や別のアプローチが望ましい場合は、その可能性についてもご説明します。
ヒアルロン酸治療に進む場合は、医師から治療内容についてご説明し、わからなかった点やご質問などがあればお答えしますので、お気軽にご相談ください。
基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。
洗顔・セッティング
安全に施術をおこなうために、お顔全体(または該当部位のみ)の洗顔をおこなっていただき、当院スタッフによりセッティングをおこないます。
また施術前後の状態をフォローできるよう、写真記録をおこないカルテに保存します。施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。
ヒアルロン酸注入施術
現在当院では、アラガン社 ジュビダームビスタシリーズのヒアルロン酸製剤を導入しています。厚生労働省から承認を受けている、効果と安全性が立証された製剤になります。
状態に合わせて使用製剤や量を選択して、治療を行います。
ヒアルロン酸の注入施術は、部位や量にもよりますが10分~20分程度で可能です。
製剤のなかにも麻酔成分が含まれ、かつ極細の針を使用するため痛みは最小限ですが、ご希望に応じて事前に麻酔クリームの前処置をおこなうことも可能です。
治療の途中途中で状態を鏡でご覧いただき、イメージを確認いただきますので、「終わって鏡を見たら大変なことになっていた」という心配のないように配慮しています。
アフターケア・経過診察
当日夜以降、洗顔やお化粧も可能です。
当日は念のため代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避け、1か月程度は強く押したりマッサージなどは避けていただくことをおすすめしています。
施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。
施術からおよそ2週後頃の経過チェックをおすすめしています。
治療後の経過の確認や、今後の方針について医師が伴走し、一緒に検討をしていきます。
定期的なメンテナンス
ヒアルロン酸治療は期間の経過とともに、その効果が減弱していきます。
安定して継続をおこなうことでより効果を発揮します。
- およそ1年~1年半程度が経過したら、同部位の再治療をおこなうことがおすすめです。
 - 別部位については、翌日以降いつでも治療を受けることができます。
 
当院での治療例




かかった費用: 医師診察料、ヒアルロン酸注入施術費、クリーム麻酔費(ご希望の場合)
ヒアルロン酸治療はダウンタイムがない治療として一般にいわれますが、以下のような副作用のリスクがあります。(カッコ内は起こった場合の目安期間)
・内出血(当日~1週間)、腫れ(当日~数日)、むくみ(当日~数日)、赤み(当日~数日)、押したときの痛み(当日~2週間)、凹凸(当日~1週間)など
・非常にまれな合併症:塞栓、皮膚壊死など(溶解注射の用意あり)
その他ご希望に応じて、ボトックス治療・ハイフなどを用いた複合的なシワ・たるみ治療もご案内可能です。
これまで日々気になっていたり、お悩みだったことについても、美容医療のちからで変化が目指せる可能性があります。
まずはカウンセリングのみからでの大歓迎です。お気軽にご相談ください。
JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"
【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院及び聖路加国際病院より、医療連携クリニックとして認定されています】
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分
当院では目的に応じて、日々のセルフケアにおいて効果的な内服薬も取り扱っております。
それぞれ一般に市販することはできない製剤のため、より効果の高い美容内服をご希望の方におすすめです。
美容内服がオススメな方
当院では、主に以下のような方に美容内服をお勧めしております。
- 肝斑があり、改善を望まれる方
 - 各種レーザー治療後のダウンタイム軽減や、色素沈着改善を望まれる方
 - 美白をより目指したい方
 - 日々忙しくなかなか通院できないため、セルフケアを優先したい方
 
当院で取り扱っている美容内服
トラネキサム酸(250mg錠・500mg錠)・1日2錠
トラネキサム酸とは、必須アミノ酸をベースに合成されたアミノ酸の一種です。
特に肝斑の治療では最も推奨されている治療方針です。以下のような機序により肝斑の改善効果があると報告されています。
- メラニン色素を作る上で不可欠な「プロスタグランジン」を抑制します。
 - 炎症反応やアレルギーに関係する「プラスミン」の働きを抑制し肌の炎症をおさえます。
 

料金:1か月分(1日2錠・合計60錠) 2,000円(250mg錠)、3,000円(500mg錠)
高用量ビタミンC(2,000mg包・3,000mg包)・1日1包
様々なビタミンC製剤が存在しており、一般にはシナール配合顆粒または錠剤が処方されることが一般的です。
当院ではより簡単に、かつ圧倒的に高用量で毎日ビタミンCを摂取できるよう採用製剤を一新いたしました。
- スティックに入った顆粒なので飲みやすい(そのままだと酸っぱいので、私は少量の水と一緒においしくいただいています)
 - 1日1包なので続けやすい
 - 1日あたり2,000mgまたは3,000mgと高用量を摂取できる
 - イギリスのGMP認定施設にて製造された安全かつ高品質の製剤
 

料金:1か月分 3,300円(2,000mg包)、4,400円(3,000mg包)
タチオン(100mg錠)・1日2錠
グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸で構成されています。皮膚や肝臓などに多く含まれ、生命維持に必須の成分ではあるものの、年齢や紫外線などの影響により減少しやすいといわれています。
- 抗酸化作用、メラニン抑制作用があるため、全身の美白効果があります。
 - 疲れ、肌荒れ、代謝の低下などを総合的に改善する効果があります。
 - 肝臓の解毒を助ける働きもあるので肝障害の予防や、二日酔いの軽減効果も期待できます。(お酒はほどほどに)
 

料金:1か月分(1日2錠・合計60錠)  2,500円
(※流通が不安定なため、状況により欠品となる場合があります。)
マルチビタミン(ビタミンD・E・K・A)・1日1錠
脂溶性ビタミン(ビタミンD・E・K)は抗酸化作用や抗炎症作用を持ち、美容目的だけでなく、健康維持のサプリメントとして摂取いただくこともおすすめです。当院では、各成分をまとめて1日1錠で摂取できるようご提案しています。
- ソフトカプセルなので飲みやすい
 - 1日1錠なので続けやすい
 - 国産のマルチビタミンを一度に摂取可能
 - 各成分を高用量に配合(ビタミンD 1,000IU、ビタミンE 15mg、ビタミンK 60μg、ビタミンA/βカロテン 18,000μg)
 

料金:1か月分(1日1錠・合計30錠) 3,730円
目的別・美容内服セット
肝斑・内服セット
肝斑治療のファーストチョイスはトラネキサム酸を中心とした内服治療です。トラネキサム酸の上乗せとして、ビタミンC、さらにはビタミンEなどのマルチビタミンを追加することで肝斑のさらなる改善効果が示されています。
おすすめの内服期間:2~4か月程度
(※4か月の内服後、トラネキサム酸を継続する場合は4か月ごとに1か月の休薬をお勧めしています)
肝斑・内服セットA
- トラネキサム酸500mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンC(2,000mg包) 1日1包
 
料金:1か月分 6,300円⇒ セット料金 5,500円
肝斑・内服セットB
- トラネキサム酸500mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンCプラス(3,000mg包) 1日1包
 
料金:1か月分 7,400円⇒ セット料金 6,500円
肝斑・内服セットC
- トラネキサム酸500mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンCプラス(3,000mg包) 1日1包
 - マルチビタミン(D+E+K+A) 1日1錠
 
料金:1か月分 11,130円⇒ セット料金 9,500円
レーザー治療後・内服セット
シミ・ほくろ・いぼに対するレーザー治療後は、炎症後色素沈着(PIH)というレーザーのダメージを少なからず受けます。
このPIHをなるべくスムーズに改善させることで、より良好なレーザーの治療効果が期待できます。
おすすめの内服期間:2~6か月程度
レーザー治療後・内服セットA
- トラネキサム酸250mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンC(2,000mg包) 1日1包
 
料金:1か月分 5,300円⇒ セット料金 4,500円
レーザー治療後・内服セットB
- トラネキサム酸250mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンCプラス(3,000mg包) 1日1包
 
料金:1か月分 6,400円⇒ セット料金 5,500円
レーザー治療後・内服セットC
- トラネキサム酸500mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンCプラス(3,000mg包) 1日1包
 
料金:1か月分 7,400円⇒ セット料金 6,300円
美白・内服セット
より明るく透明感のあるお肌を目指す際は、フォトフェイシャルやピーリングなどの美容施術や、ハイドロキノンなどの美白剤の他に、内服で内側からのアプローチも有用です。
おすすめの内服期間:2~6か月程度
美白・内服セットA
- タチオン100mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンC(2,000mg包) 1日1包
 
料金:1か月分 5,800円⇒ セット料金 5,000円
美白・内服セットB
- タチオン100mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンCプラス(3,000mg包) 1日1包
 
料金:1か月分 6,900円⇒ セット料金 5,900円
美白・内服セットC
- タチオン100mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 - 高用量ビタミンCプラス(3,000mg包) 1日1包
 - トラネキサム酸500mg錠 1日2錠(朝夕1錠ずつ)
 
料金:1か月分 9,900円⇒ セット料金 8,500円

リスク・副作用
院内処方可能な取り扱い薬について、以下のようなリスク・副作用があります。
- トランサミン: 食欲不振、悪心、下痢などの消化器症状、かゆみ、発疹など
 - ビタミンC: 胃不快感、悪心、吐き気、嘔吐、下痢、発疹、かゆみなど
 - タチオン: 発疹、食欲不振、吐き気・嘔吐、胃痛など
 - マルチビタミン: 食欲不振、吐き気、嘔吐など
 
頬・ほうれい線・目の下をはじめとした中顔面のエリアは、印象を左右する様々な陰影や凹凸が、鏡で正面からお顔を見たときに目立ちやすい部位です。
元々の骨格や組織の特徴だけでなく、加齢の影響も相まって、全体的に下垂し、くぼみ、溝ができてくる傾向が特に強いといえます。
例えば、なんとなく以下のように感じられたことがある方は多いかと思います。
- 痩せたわけではないのに頬がこけて、なんとなく老けてみえる
 - 以前よりほうれい線が深くくっきりしてきた
 - 頬骨のあたりがゴツゴツしてきた
 - 目の下から頬にかけて凹みや線が目立つようになった
 - なんとなく疲れた・不機嫌そうな印象にみられやすくなった
 - 鼻の幅が大きくなり、鼻の横がくぼんできた
 
そのようなお悩みを感じられてきた場合、ヒアルロン酸による治療で大きく変化を実感できる可能性があります。
中顔面(頬・ほうれい線・目の下など)の加齢変化とは
年齢が上がるにつれ、骨格(頬骨や上顎骨)が萎縮したり、筋肉や脂肪組織が薄くなってくることにより、部分的な凹みが出てくるようになります。
それにより陰影が目立つようになり、なんとなく不機嫌そうな・老けて疲れたような印象につながりやすくなるといわれています。
さらには最も外側にある皮膚が余ってもたつきがうまれると、ほうれい線やゴルゴラインなどのくっきりした溝の原因にもなりえます。
お顔の中でも特に中顔面は加齢変化が顕著にでやすく、もし優先順位をつけて全体的な印象改善を図りたい場合は、この中顔面のエリアからはじめられることをおすすめします。
ややマニアックな話としては・・・
中顔面の加齢変化によって生じる変化は、Nasojugal groove, Lid cheek junction, Mid cheek groove, Nasolabial fold, Tear troughなど多岐にわたり、それぞれの程度には個人差があります。
中顔面(頬・ほうれい線・目の下など)の理想的な状態とは
理想的な中顔面の状態を目指すことで、お顔全体の重心を上げ若々しい印象をもたらし、ここ5-10年でおこってきた加齢変化をもとの状態に戻す効果があります。
日本をはじめアジアでは全体として卵型の輪郭が理想とされており、お顔の上部から頬にかけてなめらかな曲線になるようにすると、自然な丸みがうまれ若い印象・顔が小さく見える印象につながります。
ややマニアックな話としては・・・
上~中顔面にかけた自然な曲線はOgee-lineと呼ばれ、頬骨弓や頬骨突起の突出も視覚的に目立ちにくくさせることにつながります。
このような理想的な状態を形成するために、ヒアルロン酸を用いた治療が有効といえます。
中顔面(頬・ほうれい線・目の下など)の若返り治療とは
中顔面の若返り・輪郭形成のために、現在はヒアルロン酸を用いた治療が安全かつ効果的として、世界的にもスタンダードになっています。
ヒアルロン酸の注入治療とは
ヒアルロン酸は関節・皮膚・じん帯など元々身体にも存在しているムコ多糖類の一種です。ゲル状で高い粘性・弾性・保水性を持っていることから、1990年代後半から若返り目的の注入剤として使用されるようになりました。
2000年代には米国で先駆けてFDAの承認を受け、日本でも一部製剤で2014年以降に厚生労働省からの承認を受けたことで、世界中で使用されている若返り注入治療の中心となっています。
近年になって顔面の局所解剖学、形態学的な加齢変化のメカニズムの理解が進むようになり、「より自然かつ効果的な」治療方法が実現されてきています。
中顔面に対する治療部位の例
- 頬 :骨格に合わせリフトアップさせる、頬骨の出っ張り感を緩和させる
 - ほうれい線 :ほうれい線を浅く薄くさせる
 - 目の下のクマ :くぼみを改善させクマを軽減する(頬治療と併用推奨)
 - 鼻 :小鼻の幅を狭めたり、鼻筋を通して高くする など
 
中顔面に対するヒアルロン酸治療のポイント
中顔面には特有の局所解剖的な特徴があるため、前提となる知識や経験をベースに、それぞれの方特有のお悩みや希望を確認することが重要です。
その方ごとの解剖学的な特徴を把握する
様々な構造物が立体的に存在しており、かつ若干の個人差があります。
安全かつ効果的な治療のためには、例えば以下のようなポイントは最低限認識している必要があります。
- 血管(眼窩下動脈、浅側頭動脈、顔面動脈、顔面横動脈など)
 - 皮下脂肪(Suborbicularis oculi fat, Deep medial cheek fat, Medical cheek fat, Nasolabial fatなど)
 - 支持じん帯(Zygomatic cutaneous ligament, Orbicularis retaining ligament, Masseteric cutaneous ligamentなど)
 - 神経(眼窩下神経、顔面神経など)
 - 筋肉(眼輪筋、側頭筋)や骨格(頬骨、上顎骨、側頭骨、鼻骨など)
 
適切な製剤と量を前提に、効果的な治療ポイントを選択する
先述のとおり骨格・筋・脂肪層の萎縮が主な加齢現象の原因のため、原則的には深層から組織を支持することが大切です。
ある程度弾力がある方が支持力や張り感は出やすいですが、逆にぼこつきの原因にもなりうるため、部位によってはやや柔らかめの製剤を選択することもあります。
このあたりは実際に状態を拝見したうえで、ご本人と相談の上選択していくことになります。
治療の流れ
当院ではヒアルロン酸・ボトックス製剤を用いた注入治療を多くおこなっており、診察や施術は全てアラガン社ジュビダームビスタ/ボトックスビスタ認定医がおこないます。
医師診察
ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。
ヒアルロン酸治療の適応の有無を判断しつつ、より複合的な治療や別のアプローチが望ましい場合は、その可能性についてもご説明します。
ヒアルロン酸治療に進む場合は、医師から治療内容についてご説明し、わからなかった点やご質問などがあればお答えしますので、お気軽にご相談ください。
基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。
洗顔・セッティング
安全に施術をおこなうために、お顔全体(または該当部位のみ)の洗顔をおこなっていただき、当院スタッフによりセッティングをおこないます。
また施術前後の状態をフォローできるよう、写真記録をおこないカルテに保存します。施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。
ヒアルロン酸注入施術
現在当院では、アラガン社 ジュビダームビスタシリーズのヒアルロン酸製剤を導入しています。厚生労働省から承認を受けている、効果と安全性が立証された製剤になります。
状態に合わせて使用製剤や量を選択して、治療を行います。
ヒアルロン酸の注入施術は、部位や量にもよりますが10分~20分程度で可能です。
製剤のなかにも麻酔成分が含まれ、かつ極細の針を使用するため痛みは最小限ですが、ご希望に応じて事前に麻酔クリームの前処置をおこなうことも可能です。
治療の途中途中で状態を鏡でご覧いただき、イメージを確認いただきますので、「終わって鏡を見たら大変なことになっていた」という心配のないように配慮しています。
アフターケア・経過診察
当日夜以降、洗顔やお化粧も可能です。
当日は念のため代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避け、1か月程度は強く押したりマッサージなどは避けていただくことをおすすめしています。
施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。
施術からおよそ2週後頃の経過チェックをおすすめしています。
治療後の経過の確認や、今後の方針について医師が伴走し、一緒に検討をしていきます。
定期的なメンテナンス
ヒアルロン酸治療は期間の経過とともに、その効果が減弱していきます。
安定して継続をおこなうことでより効果を発揮します。
- およそ1年~1年半程度が経過したら、同部位の再治療をおこなうことがおすすめです。
 - 別部位については、翌日以降いつでも治療を受けることができます。
 
当院での治療例




※事前に掲載ご承諾をいただいた、実際の治療例です
かかった費用: 医師診察料、ヒアルロン酸注入施術費、クリーム麻酔費(ご希望の場合)
ヒアルロン酸治療はダウンタイムがない治療として一般にいわれますが、以下のような副作用のリスクがあります。(カッコ内は起こった場合の目安期間)
・内出血(当日~1週間)、腫れ(当日~数日)、むくみ(当日~数日)、赤み(当日~数日)、押したときの痛み(当日~2週間)、凹凸(当日~1週間)など
・非常にまれな合併症:塞栓、皮膚壊死など(溶解注射の用意あり)
その他ご希望に応じて、ボトックス治療・ハイフなどを用いた複合的なシワ・たるみ治療もご案内可能です。
これまで日々気になっていたり、お悩みだったことについても、美容医療のちからで変化が目指せる可能性があります。
まずはカウンセリングのみからでの大歓迎です。お気軽にご相談ください。
JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"
【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院及び聖路加国際病院より、医療連携クリニックとして認定されています】
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分
				
                                                                                            
          
          
          
 
