下膨れ感と頬こけを一緒に整えた下顔面の輪郭治療(エラボトックス+糸リフト+ヒアルロン酸2cc)
40代女性/エラボトックス(アラガン社 ボトックスビスタ 左右合計50単位)+フェイスラインの糸リフト+ヒアルロン酸(アラガン社 ジュビダーム ボリューマ XC 合計2cc)

| お悩み | 下顔面のもたつき・下膨れ感と、頬のこけ感 |
|---|---|
| 施術 | ①エラボトックス ②フェイスラインの糸リフト(①と同じ日) ③ヒアルロン酸注入(約2か月後) |
| 使用量 | ボトックス:エラに左右25単位ずつ(合計50単位)/糸:ロングスレッドを片側3本ずつ/ヒアルロン酸:頬骨に0.75ccずつ・鼻翼基部に0.25ccずつ(合計2cc) |
| 写真の時点 | After=エラボトックス・糸リフトから約3か月、ヒアルロン酸から約1か月 |
| 費用 | 自費診療(金額は「06 費用とリスク」に記載)/モニター制度があります |
01ご相談内容
下顔面のもたつきがあり、少し下膨れな感じになってきたような感覚がある、というお悩みでした。
その一方で頬にはこけ感があり、光の当たり方によってはむしろやつれて見えてしまうというジレンマも抱えていらっしゃいました。
02診断・見立て
エラの張り(筋肉の張り)がかなり強く、正面から見たときの出っ張りが、頬骨のトップと同じくらいまで張り出している形でした。
そこで、まずは「引き算」の治療としてエラボトックスを最初に行う方針にしました。
頬のこけ感にはヒアルロン酸を予定していましたが、その前に糸リフトでリポジション(下がってきた皮膚をより上の位置に配置し直し、重力に抗って固定すること)を行います。たるみを先に引き上げておき、それでも残るこけ感やくぼみだけを、ヒアルロン酸で少量補うという順番です。
03施術内容
- ①エラボトックス アラガン社のボトックスビスタを、エラに左右25単位ずつ(合計50単位)
- ②糸リフト MWデュアルリフト(フェイスラインのロングスレッド)を片側3本ずつ
- ③ヒアルロン酸 アラガン社のジュビダーム ボリューマ XC(厚生労働省承認のヒアルロン酸製剤)を、頬骨に0.75ccずつ、鼻翼基部(小鼻の横)に0.25ccずつ/合計2cc
引き算(エラボトックス)と引き上げ(糸リフト)を同じ日に行い、約2か月後に、それでも残ったこけ感を足し算(ヒアルロン酸)で補っています。段階的に輪郭を整えるための順番です。

点線は、変化がわかりやすい部分を示しています。
04Before/After

正面から見ると、下顔面のエラの張りがシュッとしました。かといって、エラボトックスでよく言われるようなたるみの増強や、こけ感の増加はありません。
これは単一の治療ではなく、エラボトックスでエラの張りを改善したうえで、糸リフトと注入治療を併用するコンビネーション治療によって、自然な見た目のまま、すっきりとしたフェイスラインにしているためです。


右斜め・左斜めから見ても、頬骨の張りと頬のこけ、そしてエラの張りという凹凸が、After ではより滑らかに、より引き締まった印象になっています。
After はエラボトックス・糸リフトから約3か月、ヒアルロン酸から約1か月の時点です。
05結果・ポイント
エラの張り出しがやわらいだことで、下顔面のもたつきや下膨れ感がすっきりしました。
ボリュームを「足す」前に、エラボトックスで張りを引き、糸リフトでたるみを元の位置へ戻しておくことで、ヒアルロン酸は頬骨と鼻翼基部に合計2ccの少量で済んでいます。こけ感をやわらげながらも、顔が大きく見えたり不自然にふくらんだりしにくい仕上がりです。
06費用とリスク
費用
自費診療です。この症例の料金は以下のとおりです(税込)。- エラボトックス アラガン 50単位 30,000円
- 糸リフト MWデュアルリフト(左右3本ずつ) 220,000円
- ヒアルロン酸 エリア別セット・中顔面(頬)S 2cc 100,000円
※別途モニター料金がございます。
主なリスク・副作用
ボトックス:点状の内出血、左右差、噛みしめたときの違和感、頬のこけ感や口元のもたつきが目立つ可能性など。糸リフト:腫れ・内出血・痛み、ひきつれ感やくぼみ、糸の触知・露出、左右差、非常にまれに感染など。
ヒアルロン酸:内出血・腫れ・赤み、ぼこつき感、左右差、非常にまれに感染、血流障害など。(当院ではヒアルロン酸溶解注射を常備しています)
日本形成外科学会認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAPS) 正会員

