顔のほくろをレーザー除去するメリットと注意点について
ほくろは小さいものから大きいものまで、頬にも、鼻にも、おでこにも、顎にも、どこにでもできることがあります。
比較的数が少ない方もいれば、多い方もいます。
基本的にはだれしも、生まれたころにはホクロはほぼありません。
年齢を重ねて増えていくものですので、気づいたらホクロが増えてきた気がする、となっても、基本的には悪いものではないのでご安心ください。
このようなお顔にあるホクロについて、レーザーによる除去が可能です。
当院では2022年のみで約1,100名、2023年もすでに約500名(2023年4月末時点)の方が、ほくろレーザー除去の治療を受けられています。
その実績を踏まえて、ほくろのレーザー除去治療を受けるメリットや注意すべき点について紹介します。
【メリットについて】
整容面での向上:
ほくろを除去することで、自分が気になっていた部分がより綺麗になり、ご自身の素顔により自信を持っていただけます。
負担が軽い:
レーザーによるほくろ除去は、比較的短時間で行うことができます。メスによる切開や縫合が必要ないため、治療後の痛みや不快感も少ないです。また抜糸の必要もありません。
きずあとを最小限にできる:
レーザーを使用したほくろ除去は、ほくろの細胞のみをピンポイントに照射できるため、傷跡が最小限に抑えられます。またまわりの普通の皮膚の部分への負担も最小限のため、なるべく早くきずあとを落ち着かせることができます。
最小限のダウンタイム:
レーザーによるほくろ除去をしてから、1週間程度は絆創膏または軟膏によるアフターケアをおすすめしています。
施術後から腫れがでたり、痛みが出たり、血がでたりなどはありませんので、普段の日常生活を送りながら、ダウンタイム期間をのりこえることができます。
【主な注意点について】
もちろんレーザー治療が完全無欠というわけではなく、注意すべき点もあります。
良性/悪性のみきわめ:
ごくまれに、ホクロのようにみえて悪性の皮膚腫瘍である可能性もゼロではありません。
当院では医師診察の上、悪性のリスクが一定程度あると考えられた場合は、基幹病院への紹介をおこなっております。
これまでではごく若干名、当院でレーザー治療のご相談に来院された方で、その疑いとして基幹病院に紹介をおこなった例があります。
(結果的には全例で、切除による根治が可能な皮膚悪性腫瘍だったとの報告を受けています)
色素沈着:
レーザー除去をおこなった部分の皮膚は、通常の皮膚とは若干性質がことなるため、若干の色素沈着が目立ちやすくなることがあります。
なるべく跡をきれいするために、当院ではアフターケアについてもガイドし、ご希望があれば経過の診察についても適宜おこなっております。
再発:
なるべくきれいな仕上がりにするためにも、そもそも最小限のきずにしながらレーザー除去をする必要があります。
施術後にはほくろの細胞が除去できているようにみえても、しばらくたってから一部ほくろの濃い色素が出てくる可能性があります。
また最初から大きい・深いものである場合は、はじめから複数回の施術を計画する場合もあります。
当院では、上記のような場合の再施術についても対応しております。
・・と、若干長くなってしまいましたが、まずはカウンセリングのみからでも受け付けておりますので、
お気軽にご相談ください♪
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