二重整形は埋没法と切開法のどっちがいい?メリット・デメリットを紹介
二重整形で「埋没法と切開法のどっちがいいか知りたい」とお考えではありませんか。初めての二重整形で自分に合った方法がわからないとお悩みのかたも多いでしょう。
希望する術式が必ず自分に合うとは限りません。埋没法と切開法で悩むときは、それぞれのメリットとデメリットを知ると参考になります。
本記事では2つの術式のメリット・デメリットなどを紹介しますので、ぜひ検討材料としてお役立てください。
二重埋没法の特徴

二重埋没法とは、デザインしたラインに合わせて極細の糸をまぶたに通し、新たに二重のラインを形成する施術方法です。糸の結び目を皮膚の下に埋没させるため、一般的に埋没法という表現がされます。二重埋没法は約20分と短時間で施術が終わります。
ナチュラルな仕上がりになることも二重埋没法の大きな特徴です。固定する点数や糸の通し方などでいろいろな名前がついていますが、どの方法も基本的な原理は同様です。
二重埋没法のメリット
二重埋没法によるメリットには以下が挙げられます。
- ダウンタイムが切開法より短い
- 抜糸をすれば施術前の状態に戻せる
- 費用を抑えられる
メスを使わない二重埋没法は身体への負担が少なく、ダウンタイムの症状が落ち着くまでの期間も短めです。個人差はあるものの、腫れや内出血などのダウンタイムの症状は2~7日程度でおおむね落ち着くことが多いでしょう。腫れの度合いにもよりますが、デスクワークであれば翌日から仕事をすることもできます。
糸を取ると施術前の状態に戻せることも、二重埋没法のメリットです。保証期間内であれば無料で修正や再手術を受けられるクリニックもあります。
施術にかかる費用を抑えられることも、埋没法のメリットです。相場は10~20万円となっており、美容整形のなかでは手軽な施術だとして人気があります。
二重埋没法のデメリット
二重埋没法には以下のデメリットがあります。
- 糸が緩んで効果が消失する可能性がある
- 副作用が起こるリスクがある
- まぶたが厚い人に向かない
二重埋没法の効果が持続する期間には個人差があり、短期間で糸が取れてしまうこともあります。効果を長続きさせるためには、施術後は目元に刺激を与えないよう注意しなくてはなりません。効果がなくなったら、再度施術を受けるか検討する必要があります。
副作用が起こるリスクがあることも、二重埋没法で知っておきたいデメリットのひとつです。二重埋没法では、ごくまれではありますが、副作用でアレルギー反応が出る場合があります。アナフィラキシーショックの既往歴があるかたは、安全性を高めるため、あらかじめ医師に相談しておきましょう。
まぶたに厚みがある人には不向きであることも、埋没法のデメリットです。まぶたの脂肪が厚い場合や、皮膚のたるみが強い場合は、糸が取れやすくなります。
二重埋没法がおすすめの人
特徴・メリット・デメリットから、二重埋没法は次のような人におすすめです。
- 切らずに二重を作りたい人
- ダウンタイムを短くしたい人
- 費用を抑えたい人
それぞれについて解説します。
切らずに二重を作りたい人
二重を作りたくても、メスでの切開に怖いイメージを持っているかたも多いでしょう。埋没法であればメスを使った切開は行いません。初めての二重整形で不安要素があるのなら、切らずに二重を作れる埋没法が合っている可能性があります。
ダウンタイムを短くしたい人
ダウンタイムの期間をなるべく短くしたいと考えている人にも、二重埋没法がおすすめです。二重埋没法は切開がないぶんダウンタイムが短く、身体にかかる負担を抑えられます。ダウンタイムの短さから、「なるべく周囲にバレたくない」と考えるかたにも向いている方法です。
ただし、ダウンタイムがどのくらい続くかは術後の過ごし方によっても変わるため注意しましょう。術式に関わらず、二重整形を受けたら目元への刺激を避け、なるべく安静に過ごしてください。
費用を抑えたい人
「なるべく費用を抑えて二重を作りたい」と考えている人にも埋没法がおすすめです。切開法よりも費用を抑えられることから、気軽に試せるでしょう。ただし、クリニックによって費用は違います。
二重切開法の特徴

二重切開法は、文字どおりまぶたを切開することで二重のラインを作る方法です。皮膚の切開や縫合、また皮下組織と皮膚の固定によってまぶたの皮膚を癒着させます。
はっきりとした二重を作れることが、二重切開法の大きな特徴です。二重切開法には「全切開法」と「部分切開法」の2種類があります。
二重切開法のメリット
二重切開法の代表的なメリットは次の2つが挙げられます。
- 半永久的な効果に期待できる
- まぶたに厚みがあっても効果に期待できる
二重切開法は効果が長く続くことが大きなメリットです。ごくまれに取れたり薄くなったりすることがあるものの、基本的には一度施術を受けると長期的な効果に期待できるでしょう。
また、まぶたに厚みがあっても効果に期待できることもメリットです。二重切開法では施術時にまぶたの脂肪や皮膚のたるみを除去できます。脂肪や皮膚のたるみを除去すると、目元をすっきりした印象に変えられるでしょう。
二重切開法のデメリット
施術を検討するならデメリットもチェックしておきましょう。大きなデメリットには次の3つが挙げられます。
- 手術後に幅を狭くする修正が難しい
- ダウンタイムが長い
- 二重埋没法より費用が高い
二重切開法は、一度形成した二重幅を狭くする修正が難しい方法です。施術を受ける際は、カウンセリングで十分に相談しておきましょう。
ダウンタイムの期間が長くなってしまうことも切開法によるデメリットです。施術後は腫れやむくみなどの症状が出ます。腫れは術後1週間、むくみは術後1か月ほど続くでしょう。二重整形を受けたと周囲に知られたくない場合、長めに休みを取らなくてはなりません。
費用が高いことも、二重切開法で考えられるデメリットのひとつです。費用はクリニックによって違うため、比較して選びましょう。
二重切開法がおすすめの人
特徴やメリット・デメリットから、二重切開法は次のような人におすすめです。
- まぶたに厚みがある人
- 二重埋没法で糸が取れた人
二重切開法がおすすめの人についても、それぞれ紹介します。
まぶたに厚みがある人
「脂肪が多い」「皮膚がたるんでいる」など、まぶたに厚みがある人には二重切開法がおすすめです。まぶたに厚みがあると、固定力が弱い二重埋没法では糸が取れやすくなります。しかし、切開法であれば、脂肪や皮膚のたるみなどの除去も可能です。
ただし、眼瞼下垂によるまぶたのたるみは二重整形での解消が難しいと考えられます。眼瞼下垂は手術による改善が可能です。まぶたのたるみが気になる状態なら、クリニックで相談してみてください。
二重埋没法で糸が取れた人
二重埋没法を受けて糸が取れた経験がある人にも、二重切開法がおすすめです。二重切開法なら糸が取れる心配はなく、施術の効果を長続きさせられるでしょう。ただし、二重切開法も目元を擦ってしまうとダウンタイムが長引く原因になってしまいます。
二重整形で埋没法・切開法のどっちがいいか悩むときはクリニックで相談
二重埋没法と二重切開法のどっちがいいか悩むときは、クリニックのカウンセリングで相談してみませんか。術式は選択できます。ただし、希望する術式がある場合でも、まぶたの状態によっては合わないかもしれません。
クリニックでは、まぶたの状態を確認したうえで、適した方法を提案しています。紹介した内容を参考に、ぜひ理想の二重を手に入れてくださいね。
JSKINクリニック東京銀座
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<慶應義塾大学病院認定の美容医療クリニック>
JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本再生医療学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本レーザー医学会
発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア: ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数