二重埋没は「プチ整形」とも呼ばれている人気の施術です。一重で「目元の雰囲気を変えたい」とお考えのかたは、二重埋没を検討してみるのもよいでしょう。

ただし、施術にはデメリットもあります。二重埋没の施術を受ける際は、どのようなメリット・デメリットがあるかを知っておくことが大切です。

本記事では、二重埋没について種類・メリット・デメリットなどを紹介しますので、ぜひご覧ください。

二重埋没とは?

二重埋没とは糸でまぶたを固定して二重ラインを作る施術方法です。まぶたの状態にもよりますが、施術は20分程度で終わります。

施術に使われるのは髪の毛より細い医療用の糸と、専用の針です。外側からは傷も見えず、術後に抜糸する必要もありません。

施術時間やダウンタイムの短さなどから、二重埋没はプチ整形として人気の施術です。美容整形の経験がないかたも、二重埋没は挑戦しやすいでしょう。

二重埋没の種類

二重埋没の術式は様々な表現がありますが、ひとつに「瞼板法」と「挙筋法」の2種類があります。2つの術式について、それぞれ概要を解説します。

瞼板法

「瞼板法」は、瞼板と呼ばれる、まぶたのきわにある軟骨に糸を通して二重を作る方法です。術後は数日のあいだ「目がごろごろする」と感じられるかもしれません。しかし、瞼板法は術後の腫れが少なく、比較的糸が取れにくい方法です。

挙筋法

「挙筋法」は、まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋に糸を通して二重を作る方法です。術後に「目がゴロゴロする」と感じにくいでしょう。

ただし、瞼板法よりも腫れが長引きやすかったり、また瞼板法よりも糸が緩みやすい傾向があるといわれます。

二重埋没のメリット

二重埋没には以下のメリットがあります。

  • 短時間で施術が受けられる
  • ダウンタイムが短い
  • やり直しができる
  • 手ごろな金額で施術が受けられる

メリットをひとつずつチェックしてみましょう。

短時間で施術が受けられる

二重埋没は短時間で施術が受けられることが大きなメリットです。まぶたの状態やクリニックにもよりますが、施術は20~30分程度で終わります。

瞼板法と挙筋法、どちらの場合も手術にかかる時間は同程度です。短時間で終わるため、身体への負担を抑えられます。

ダウンタイムが短い

ダウンタイムが短いことも二重埋没のメリットです。二重埋没でも腫れやむくみなどの症状は出るものの、通常は1週間程度で落ち着きます。長期での休みを取得するのが難しい場合でも、二重埋没なら受けやすいでしょう。

ただし、ダウンタイムには個人差があり、症状が長引く場合もあります。

やり直しができる

二重埋没は、やり直しができることもメリットです。カウンセリングで希望の形を伝えても、術後に「想像していたイメージと違う」と感じる場合もあるでしょう。

そのような場合も、二重埋没では糸を取り除くと施術を受ける前の状態に戻せます

手ごろな金額で施術が受けられる

二重埋没は、手ごろな金額で施術が受けられるというメリットもあります。クリニックや保証内容にもよりますが、二重埋没の費用相場は10~20万円です。二重切開よりは施術にかかる費用を抑えられます。

二重埋没のデメリット

施術を検討する際は、メリットだけでなくデメリットを知っておくことも大切です。後悔しないためにも、あらかじめ二重埋没にはどのようなデメリットがあるかを知っておきましょう。二重埋没のおもなデメリットは次の3つです。

  • 糸がゆるんで効果が減弱する可能性がある
  • 副作用のリスクがある
  • 厚いまぶたには向かない

3つのデメリットについてもそれぞれ解説しますので、ぜひご確認ください。

糸がゆるんで効果が減弱する可能性がある

一般的に、二重埋没の効果が持続する期間は3~5年だといわれることがあります。

二重埋没を受けたら、糸が取れるのを防ぐために、なるべく目元に刺激を与えないよう注意する必要があります。

効果を半永久的に持続させたい場合には、二重埋没より二重切開がおすすめです。

ただし、保証期間内なら二重ラインが取れても無料で再手術が受けられるクリニックもあります。クリニックを選ぶ際には、保証制度の有無も確認しておきましょう。

副作用のリスクがある

二重埋没は、副作用のリスクがあることもデメリットのひとつです。ごくまれですが、施術によってアレルギー反応が出るかもしれません。

注意したいのは、過去にアナフィラキシーショックの既往歴があるかたです。過去にアナフィラキシーショックの既往歴がある場合は、あらかじめ医師に相談しておきましょう。

厚いまぶたには向かない

厚いまぶたには不向きであることも、二重埋没のデメリットです。二重埋没は、厚み・たるみのあるまぶたでは、理想の仕上がりにならない可能性があります。

まぶたに厚み・たるみがある場合は、切開法も選択肢として検討してみましょう。切開法では施術時にまぶたの脂肪や皮膚のたるみも除去できます。

二重埋没でよくある質問

二重埋没を受けるなら、事前に疑問や不安を解消しておきましょう。二重埋没でよくある質問と答えを紹介しますので、ぜひご覧ください。

二重埋没は眼球に傷をつける心配はありませんか?

二重埋没では細心の注意を払って施術が行われるものの、眼球に傷をつける可能性がゼロだとはいえません

  • ダウンタイムが過ぎても目の違和感が続く
  • ドライアイになった
  • 目が開きにくくなった

上記のような症状が出ている場合は、二重埋没の施術を受けたクリニックで相談してみましょう。

二重埋没の施術に痛みはありますか?

局所麻酔を行うため、二重埋没の施術自体に痛みはありません。ただし、術後は多少の痛みを感じる場合があるでしょう。施術後に痛みがあっても、大抵は当日中にで落ち着きます。

痛みが続く・強い痛みがある、といった場合はクリニックで相談しましょう。

二重埋没の施術後はいつから仕事に行けますか?

二重埋没の施術後は、翌日から仕事に行くことも可能です。ただし、施術後のダウンタイムには腫れや内出血などの症状が出ます。

「目元の腫れや内出血を隠したい」と思われるかもしれませんが、施術から数日はアイメイクを控えなくてはなりません。アイメイクやクレンジングなどは、まぶたに負担をかけてしまうためです。

ダウンタイムの腫れや内出血を隠したい場合は、眼鏡をかけるなどの対策を考えましょう。

二重埋没の施術後にまつエクやまつ毛パーマはできますか?

一般的には、施術から2週間ほど過ぎると、まつエクやまつ毛パーマなどの施術を受けることも可能です。ただし、腫れや内出血など、ダウンタイムの症状が続いているようなら控えましょう。まつエクやまつ毛パーマの利用を考えているかたは、クリニックのカウンセリングで相談してみてください。

また、まつエクやまつ毛パーマを行っているサロンで、「二重整形後〇か月以内は施術不可」とルールを決めている場合もあります。トラブルを避けるために、サロンでルールが決められている場合は従いましょう。

二重埋没とは手軽に二重を作れる人気の施術

二重埋没は、切開せずに二重を作れる人気の施術です。手軽に二重を作りたいとお考えでしたら、二重埋没を検討してみましょう。

ただし、二重埋没は厚み・たるみのあるまぶたには不向きです。理想とする二重の形や、まぶたの状態によっては、切開法が適していることもあります。

二重整形に興味があるかたは、まずはクリニックのカウンセリングで相談してみてくださいね。

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JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、形成外科学会認定専門医
現在はJSKINクリニック代表医師、および慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(慶應病院美容外来担当医)を務める。
所属:日本形成外科学会、日本再生医療学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本レーザー医学会 

発表:日本形成外科学会学術集会(シンポジスト、口頭演者)、日本美容外科学会(JSAPS)(口頭演者)、韓国形成外科学会(口頭演者)
メディア婦人画報デジタル、雑誌ゲーテ/GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数

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