首のイボを取る方法や自分で取れるかについて医師が詳しく解説します。

首のイボとは?

首のイボは、皮膚の表面に現れる小さな突起物で、主に3つの種類に分類されます。

  • アクロコルドン(スキンタッグ)
    1〜2mm程度の小さな糸状の腫瘍で、首やワキに多発する傾向がある

  • 軟性線維腫
    体幹にできる直径1cm程度のやや大きなイボ

  • 脂漏性角化症(老人性イボ)
    茶〜黒色で1〜数mm程度の大きさで、皮膚から平坦に隆起する

これらのイボは良性の皮膚腫瘍であり、ほとんどの場合ウイルス性ではありません。主な原因として、加齢、摩擦による刺激、紫外線の影響、体質などが考えられています。

30-40代以降に増加する傾向がありますが、体質によっては20代でも発症することがあります。

首のイボは見た目が気になる場合が多いですが、医学的には放置しても問題ない良性のものがほとんどです。

首のイボは自分で取って大丈夫?

首のイボを自分で取ることは、非常に危険で推奨されません。

医学的には、首のイボの大半は良性の腫瘍であり、放置しても健康上の問題はありませんが、自己除去を試みると様々なリスクが生じます。

例えば、不適切な処置により感染症を引き起こしたり、過度の出血や目立つ傷跡が残る可能性があります。さらに、自己診断の誤りにより、実際には他の皮膚疾患である可能性を見逃してしまう危険性もあります。

そのため医師による適切な診断と治療が、最も安全で効果的な方法といえます。状態を評価したうえで、最適な治療法を選択できるだけでなく、治療後のケアや再発防止のアドバイスも提供できます。

医療機関でのイボ除去方法

医療機関での首イボの除去には、主に以下のような方法があります。

  1. 炭酸ガスレーザー治療
    1mm程度の小さなイボから、比較的大き目のイボまで治療が可能です。麻酔を使用すれば痛みは少なく、出血もほとんどありませんが、自費診療になります。
  2. 液体窒素
    イボにマイナス196度の超低温の液体窒素を当て、細胞を破壊する治療です。保険適用ですが1回で治療できる個数が少ないことや、きずあとが強く長期間残るリスクが高いことがデメリットです。
  3. ブレオマイシン注射
    イボに直接薬剤を注射し、組織を壊死させる方法です。指や足の裏などにあるイボの治療に使われることが多いです。この治療についても保険適用外で場合により複数回の通院が必要です。治療には痛みが伴うため、事前の麻酔が推奨されます。
  4. 切除・切開術
    局所麻酔下または無麻酔でイボを切除する方法です。小さいものであればハサミで、大きい場合は切開及び縫合が必要になることもあります。きずあとが強く長期間残るリスクが高いことがデメリットです。

これらの治療法は、イボの大きさや数、患者の希望に応じて選択されます。医師との相談の上、最適な方法を決定することが重要です。

当院では、炭酸ガスレーザーを使用した首のイボ治療をおこなっています。施術の前にはクリーム麻酔の事前処置を行い、十分痛みに配慮された治療が可能です。

1回の施術で多くのイボを治療することができるため、数が多く治療を諦めていた方も多くご来院いただいています。

〇〇法、というオリジナル治療には要注意

首のいぼ治療に当たっては、適切な診断、適切な治療、適切なアフターケアが大切になります。

当院のCO2レーザー治療も含め、あらゆるいぼ治療は医学的根拠に基づき、最も効果の期待できる標準的な治療をベースに提供されます。

医院によっては〇〇法、というあたかも画期的なオリジナル治療として広報しているところがあるようですが、

  • 他院でも行われている通常の治療を、あたかも独自の治療と誇大に広告している
  • 他院では行われていない、医学的根拠のない治療をおこなっている

といった可能性があります。そのような医院で治療を検討される場合は、治療内容をよく確認することをおすすめします。

イボ除去後のケア方法

アフターケアの重要性

レーザー治療は、その治療効果が高い一方で、肌に強い負荷をかけながら変化を与えるための治療ともいえます。

治療部位は厳密には細かいきずあとの状態になっているため、このきずの治癒をなるべく促進してあげると、より高い治療効果を見込むことができます。

そのため、施術後から少なくとも1か月はしっかりとアフターケアができているかが仕上がりにも大きく影響します。

治療直後

治療直後は、当院のスタッフにてきずの治りを促進するミスト、及びスムーズな抗炎症と上皮化のための軟膏を塗布します。

その後は、治療部位についてはお化粧や日焼け止めなどは控えてください。(保湿クリームを塗るのは問題ありません)

治療後当日の過ごし方

治療当日は引き続き、お化粧や日焼け止めなどは控え、安静に過ごしてください。(保湿クリームを塗るのは問題ありません)

ご帰宅後、シャワーはいつも通り浴びて構いません。

ぬるめのお湯で優しく流し、強くこすらないように注意してください。

いずれにせよシャワー後に水気をやさしくふき取った後、治療部を含む首全体にミストを3~5プッシュ程度かけ、その後に治療範囲に指で薄く軟膏を塗ってください

軟膏を塗るときは、治療箇所の一つひとつに細かく塗る必要はなく、治療部位を含むように広めに塗って構いません。乾燥が気になる場合は保湿クリームを塗ってから、最後に軟膏を塗るようにしてください。

※アフターケア用のミストについて

当院では創部の治癒促進のために、専用のミストを推奨しております。

EGF (Epidermal Growth Factor、上皮細胞成長因子)という成分が含まれ、レーザー治療後のアドバンスケアとして採用しています。
(ピュレアジー カーミングフェイシャルミスト 80ml 税込6,930円、およそ1~2か月使用可能)

ただしこれはオプションのため、ご希望がなければ勿論無理に購入する必要はございませんので、ご安心ください。(購入されない場合は、お手持ちの化粧水で代用してください)

治療後翌日~5日間(軟膏を使用する期間)

翌朝も同様に、ミスト及び軟膏のケアをおこないます。乾燥が気になる場合は保湿クリームも併用してください。

このミスト+軟膏(+保湿)のケアを、朝・晩の2回おこなうと、大変丁寧なケアといえます。
(日中にミストを追加でおこなうと、さらに良いケアになります)

※他のスキンケアについて

治療後翌日からは、普段お使いのスキンケアの再開も可能です。

その場合は、
一番最初にケア用ミスト⇒ お使いの化粧水や美容液、保湿など⇒ 最後に軟膏塗布、としてください

軟膏の期間が終了した後(治療後5日後以降)~1カ月間

ミストを使い切るまでは、普段使いの化粧水として、朝・晩に使用を継続してください。
(日中にミストを追加でおこなうと、さらに良いケアになります)

その他の注意点

治療後の過ごし方として、他にも以下のような点については注意を払ってください

  • 治療部位を強くこすらない
    ・・・摩擦による刺激で色素沈着が長引くリスクがあります。
  • 強い紫外線を長時間浴びない
    ・・・アウトドアやご仕事などで長時間陽に浴びる場合は、日焼け止めを使用してください。

これらのケアを適切に行うことで、治癒を促進し、きれいな仕上がりを期待できます。ただし、異常を感じた場合は速やかに医療機関に相談することが重要です。

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うまれつきのまぶたが一重だったり、奥二重(幅が狭めの二重)である割合は実際はかなり高く、およそ半数程度といわれいています。

どのようなまぶたの形であってもひとつの特徴ですので、画一的な正解があるわけではありません。

ただ実際のところ、20代女性のかなり多くの割合が二重整形を受ける時代になっており、さらには10代や30代以降の幅広い女性や、20-30代の男性の方も受けられることも格段に増えています。

ここでは、二重整形の手術で代表的な、埋没法と切開法について比較します。

そもそも一重と二重の違いとは

まぶたには皮膚以外にも、筋肉、脂肪、腱膜、軟骨、じん帯など様々な構造物が存在しています。

目を開いたときに一重になるか、二重になるかをわけるのは、まぶたを開ける際に働くじん帯が、表面の皮膚とつながっているかどうか、で決まります。

じん帯と皮膚につながりがあると、目を開けたときに皮膚が引き込まれ、重なりがでることで二重まぶたになります。

この原理を踏まえて、二重整形ではこのじん帯と皮膚のつながりを人工的に作成します。

埋没法と切開法の概要

埋没法とは

皮膚をメスで切開することなく、特殊な方法で糸を通すことで二重まぶたを作成します。それ以外には手を加えないため、もともとのまぶたの状態(皮膚、筋肉、脂肪など)は変わりません。

糸の通し方、通す層、通す数などで様々なバリエーションがありますが、基本的には二重のラインの幅を広くするための手術です。

そのため、〇〇しかできない〇〇法、などは基本的には商業的な背景が強いことが多いと考えられます。よりよい手術となるような小さな工夫はどの医師でもどの手術においてもおこなうものであり、それがあえて誇大に強調されている可能性があります。

切開法とは

作成する二重のラインに沿って皮膚をメスで切開し、余剰な筋肉や脂肪組織を必要に応じて除去しながら、二重のラインを直接固定します。

埋没法と切開法の比較

同じ二重のための手術であっても、上記のように手術としての性質が異なります。

この2つの方法の比べると、大まかには以下のように表現できます。

埋没法の方が切開法より優れている点

  • 腫れや内出血などのダウンタイムが少ない
  • およそ4週間ほどで最終的な状態に落ち着く
  • 抜糸をおこなえば、もともとの状態に戻すことができる
  • もともとのまぶたの状態に合わせた、自然な仕上がりになりやすいことがある

切開法が埋没法より優れている点

  • 埋没法だと取れやすい方にも対応ができる(筋肉や脂肪の処理を行えるため)
  • ほぼ永久的に二重のラインを維持できる
  • 眼瞼下垂の治療を同時におこなうことができる

自分にはどちらの方法が合っているか

誰であっても、埋没法・切開法のどちらも手術自体を受けることはできます。

そのための手術の適応については、それぞれの今のまぶたの状態、これまでの経緯、今後のご希望などを総合して検討する必要があります。

そのうえで、以下のような点が目安になります。

埋没法の方がおすすめとなりやすいケース

  • なるべく仕事や学校の影響が少ない、ダウンタイムが短く軽い手術を受けたい
  • これまで二重の手術を受けたことがない
  • まぶたが元々そこまで厚ぼったくない
  • 眼瞼下垂の症状がない

切開法の方がおすすめとなりやすいケース

  • これまで複数回の埋没法をおこなっても、二重が消えてしまう
  • ほぼ永久の二重の持続が希望である
  • まぶたの皮膚のたるみが強い
  • 眼瞼下垂の症状がある

なお上記はあくまで目安であり、やはり実際の診察やブジーによるシミュレーションが必要になります。

実際に担当をする医師と十分に相談を

webやSNSで掲載されている情報や写真は、あくまで一般的な概要や、他の方の個別例になります。

実際はご本人の元々の状態をベースに、これまでの治療歴や生活スタイル、および今後のご希望を踏まえて検討が必要になります。

10人中10人すべてに適応できる特効薬があるわけではないため、適切な診察と評価、および十分な相談ができる環境が望ましいと考えます。

当院でも大学病院所属・形成外科専門医による診察をおこなっております。お気軽にご相談ください♪

予約の方法

①お電話 ⇒ 03-6820-0627

②HPからweb予約  「カウンセリング」⇒「二重」 を選択ください

③LINE診察券  LINE診察券を登録し、「お問い合わせ」からチャットでご予約

眉の医療アートメイクとは

医療用針を使用して、皮膚の表面から真皮浅層に色素を入れる施術です。

施術は医療行為として厚生労働省が定められているため、当院では医師の指示のもと、国家資格を持った看護師が施術を行います。

施術の際は、医療用の専用ニードル(針)・専用の色素を用います。

いわゆるタトゥーとはアプローチする層や使用している材料が違うため、デザインや色みの調整・眉メイクをベースにアートメイクを重ねて調整することもできます。

デザインについてしっかり事前にカウンセリングをおこなったうえで、表面麻酔を塗って時間をおき、その後施術をおこなっていきます。

眉アートメイクのメリット

①自然な仕上がり:
現在の眉アートメイク技術により、自然な仕上がりを重視した眉毛をデザインします。
もともと眉毛が薄い、毛流がまばらな人などでも、それぞれの方の特徴にあった仕上がりを重視します。

②良い状態をキープ:
眉アートメイクを受けることで、毎日同じように美しく・整った眉毛を保つことができます。定期的に自分で眉毛を整えるのが難しい人には特におすすめです。

③朝の時短:
毎朝、眉毛を整えるための時間を大幅に節約できます。

④アクティブな方にはなおおススメ:
水に濡れたり汗をかいたりした際も眉が崩れる心配は不要です。スポーツ、プール、海などのアウトドアでもきれいな眉がキープされます。

⑤肌トラブル予防:
特定のコスメに対して肌アレルギー反応を起こす方もいます。アートメイクを受けることでそういった肌トラブルのリスクを軽減できます。

当院の眉アートメイクの特徴

微調整が可能な“パウダー技術”で色を整えます

きめ細かく小さな点で色素を入れて、デザインに合わせ眉の形を作ります。元々の眉毛の生え方に合わせて、色の濃淡が調整しやすい特徴があります。

肌の負担を抑えて定期メンテナンスが可能です

アートメイクは期間が経つごとに徐々に薄くなっていくため、数年ごとにメンテナンスすることがおすすめです。パウダー技法は他の方法(毛並み技法など)と比べて、肌への負担が少なく、足りない部分だけを足すなどの微調整もしやすい特徴があります。

学会所属、国内外で技術研鑽をした専任スタッフが施術を担当します

国内最大のアートメイク専門学会にも参加しながら、定期的に最新の技術をアップデートし、実績を積んだ専任スタッフが担当しています。万が一の施術時の肌トラブルに対しては、医師によるフォローもおこないます。

施術の流れ

デザイン

普段のメイクの状態を確認したいため、当日はメイクをしてご来院いただきます。

はじめに筋肉の動きや骨格を確認してスタッフがデザインし、その後に一緒に鏡を見て確認しながらお好みに合わせて調整していきます。

施術

赤みや痛みなどの皮膚状態や、色素の発色を確認しながら行います。

アフターケア

施術直後から濃い状態が続きますが1週間ほどで馴染みます。

1週間は軟膏を塗って過ごします。その後からは眉メイク可能です。

眉以外の部位は施術後からメイク可能です。

施術概要

所要時間

カウンセリングや診察、デザインの時間を含めるとトータル3時間程度です。

施術自体は1時間〜1時間半程度です。

回数

定着には2〜3回の施術が必要です。

定着には個人差があり、通常1ヶ月半程度かかります。

それまでは色味が濃く見えたり薄く見えたりします。

1回目から1ヶ月〜2ヶ月程で2回目を受けて頂くことをおすすめします。

痛み

毛抜きで抜かれるようなチクチクとした痛さです。

初めに表面麻酔を使用し、施術の途中でも麻酔を追加しながら行います。

途中で麻酔を追加した後はウトウトされる方が多いです。

施術後の注意

・施術直後~数日間は痛みや赤みが出ることや、色味も濃く感じられます。

・当日の洗顔やシャワーは可能ですが、入浴はお控え下さい。

・過度な運動・飲酒は出血や腫れの原因となりますのでお控え下さい。

・プール、温泉、サウナ、岩盤浴、ホットヨガなどは2週間お控え下さい。

・薄皮やかさぶたは自然に剥がれるのをお待ちください。

・施術部位付近のレーザー等の治療を受けられる際は、担当医者や施術担当者に直接お伝えください。

施術を受けられない方

・重度のアトピー、アレルギー体質

・妊娠中、授乳中

・皮膚病、糖尿病、抗凝固剤内服中

・ケロイド体質

リスク、副作用、注意事項

・針刺激による赤み、腫れ、出血、痛み、痒み

・アレルギー反応(麻酔、金属、色素)

・感染症

・左右差

人の顔には必ず左右差があるため、完全な左右対称なデザインはできかねます。

・他院にて施術歴のある方

使用した色素や技法によりイメージ通りの仕上がりにならない可能性もございます。事前にスタッフへお伝え下さい。

・MRI検査

基本的には問題ありませんが施術後1ヵ月はお控えください。既にご予定がある場合は、検査後の施術をお願いしております。

参考写真

料金

眉毛(麻酔クリーム込み)

施術(1回あたり)77,000円
リタッチ施術
(※3回目以降の施術、1回あたり)
55,000円
アフターケア
リンデロンVG軟膏
550円

※リタッチ施術(岩元担当指名)は1回あたり77,000円となります。

リップ

施術(1回あたり)77,000円
リタッチ施術
(※3回目以降の施術、1回あたり)
55,000円
ブロック麻酔5,500円
アフターケア
(一般セット)
1,500円
アフターケア
(ヘルペス予防セット)
5,000円

ほくろ

施術(1回あたり)20,000円
他施術と同時の場合15,000円

カウンセリングご予約方法

①web: カウンセリング⇒「アートメイク(カウンセリング)」を選択ください

②お電話

③LINE: 公式LINEを登録いただき、web申し込みまたはお問い合わせチャットよりご予約ください

原則事前にカウンセリングでご説明をさせていただいたうえで、施術日の設定をさせていただきます。

(当日カウンセリングおよび施術をご希望の場合は、事前にお申し付けください)

施術当日

レーザー施術直後から、照射部位に強い赤み・ヒリヒリ感が出ますが数時間程度で落ち着きます。

ご帰宅後、軽く冷やすとより早く赤みとヒリヒリ感が緩和されます。

施術後のお過ごし方

レーザーに反応した部分が濃くなったり、薄いかさぶたがついたようになります。治療部位にはなるべく刺激を与えず、こすったりしないようにしてください。

  • 洗顔:当日からやさしく洗顔可
  • 運動・飲酒:翌日から可
  • メイク:翌日から可
  • スキンケア:当日は化粧水、乳液、保湿のみ 翌日から通常通り可
    (ただしハイドロキノン、レチノール、ニキビ治療薬など刺激性のものは1週間不可)

レーザー照射後の肌は敏感になっているため、乾燥・紫外線対策を継続してください。

抗炎症の軟膏によるケア(当日、翌日、翌々日まで)

夜のスキンケアの最後に、治療したエリアに薄く軟膏を塗布してください。

照射箇所が多くシミ照射部位のみにピンポイントに塗るのが難しい場合は、広めに塗布していただいて大丈夫です。

当日、翌日、翌々日までとし、それ以降は終了してください。

・使用物品 アフターケア用軟膏 1個550円(3日分)

美白剤によるケア(治療翌日から可~3か月程度継続推奨)

抗炎症・色素沈着改善・ターンオーバー活性化などを目的としたご自宅でのアフターケアを推奨しています。

  • ハイドロキノン・美白剤
  • ビタミン(C・A)美容液

検討をご希望の方にはスタッフから情報提供とカウンセリングが可能です。お気軽にお申し付けください。

美容内服によるケア(治療当日から可)

当院では、主に以下のような方に美容内服をお勧めしております。

  • 肝斑があり、改善を望まれる方
  • 各種レーザー治療後のダウンタイム軽減や、色素沈着改善を望まれる方
  • 美白をより目指したい方
  • 日々忙しくなかなか通院できないため、セルフケアを優先したい方

トラネキサム酸 (250mg錠・500mg錠)・1日2錠

¥2,000(250mg・60錠) ¥3,000(500mg・60錠)

  • 特に肝斑の治療では最も推奨されている治療方針です。
  • メラニン色素を作る上で不可欠な「プロスタグランジン」を抑制。
  • 炎症反応やアレルギーに関係する「プラスミン」の働きを抑制し肌の炎症をおさえます。
  • ※4か月内服+1か月お休み期間を1クールとしてご案内しています。

高用量ビタミンC(2,000mg包・3,000mg包)・1日1包

¥3,300(2,000mg・30包)  ¥4,400(3,000mg・30包)

  • スティックに入った顆粒なので飲みやすく、1日1包なので続けやすい
  • 1日あたり2,000mgまたは3,000mgと高用量を摂取できます。
  • イギリスのGMP認定施設にて製造された安全かつ高品質の製剤

レーザー治療後・内服セット(A:¥4,500 B:¥5,500 C:¥6,300)

  • セットA:トラネキサム酸250mg錠+高用量ビタミンC(2,000mg包)
  • セットB:トラネキサム酸250mg錠+高用量ビタミンCプラス(3,000mg包)
  • セットC:トラネキサム酸500mg錠+高用量ビタミンCプラス(3,000mg包)

当院での機器を用いた施術によるケア

定期的な通院が可能な場合は以下の施術との併用がおすすめです。

  • ケミカルピーリング(2週間後~) 5,000円
  • エレクトロポレーション(2週間後~) 9,000円
  • フォトフェイシャル(4週間後~) 24,000円

経過診察について

ご希望に応じて経過診察のご予約が可能です。

  • レーザー治療に伴う肌の刺激やトラブルがないか、診察を受けたい
  • アフターケア用のコスメの購入について、相談したい
  • 定期的に通院して、アフターケア用の施術を受けたい
  • シミ治療以外の別の施術についても、合わせて相談したい

など、お気軽にご相談ください。

経過診察ご希望の場合は、およそ4週間後での経過診察をおすすめしております。

<オンライン予約の方法>

「施術後の経過診察」⇒「顔シミレーザー治療・経過診察」を選択

※アップデートにより仕様が変わる場合があります

再施術について

再照射のご予約は、該当箇所の初回施術後4ヶ月以降で可能です。(初回施術から1年以内有効)

初回施術から1年以上経過して以降であっても、改めて施術を承ることも可能です。ただし原則通常料金がかかります。

再施術につきましては、再施術用のお時間枠のみでのオンライン予約を受け付けております。日程につきましては余裕をもってご調整ください。
※再施術専用料金でのご案内は、原則オンラインでご予約された方のみが対象となります。
※オンライン予約が難しい場合、LINEチャット/メールなどでのご予約対応も可能な場合がありますが、ご案内できる日時はオンライン予約と同じです。

<オンライン予約の方法>

※アップデートにより仕様が変わる場合があります

「シミ・レーザー治療」⇒「顔のシミ・再照射」を選択

ボトックス治療はシワやたるみの改善効果・予防効果だけでなく、肩の筋肉の盛り上がりを改善する効果もあります。短時間で治療を行えるため手軽な美容医療として最も普及している方法のひとつです。

本ページには肩に対するボトックス治療について、慶應大学形成外科専門医が解説します。

肩のハリは正面からみた首から肩のラインをつくる

正面から首から肩のラインを見た際に、肩の張りが強いと首が短くみえたり、首まわりがすっきりみえにくいことがあります。

また張り出し自体はそこまで強くなくても、肩の筋肉の発達具合や癖によって、肩こりや慢性疲労の原因となってしまうこともあります。

ボトックスによる肩の治療とは、原因となる筋肉にボトックスを注射することで、肩の張り感を緩和させたりする治療です。
短時間で治療を受けることができ、治療後はなにごともなかったように日常生活に戻れるので、手軽に治療を受けられるのが人気の理由でもあります。

肩に関するよくあるお悩み

たとえば、以下のようなお悩みを持つ方は多いです。

  • 肩の筋肉の盛り上がりが強く、髪型で隠すようにカバーしている
  • 首が太く短く見えるのが気になる
  • 癖で常に肩が緊張状態になっており、慢性的に肩こりがある

理想的な肩のラインの状態

実際のところ、決まった理想のかたちがあるわけではないですが、以下のような状態を理想とする方は多いかと思います。

  • 肩の盛り上がりをおさえられ、首から肩へのラインがすっきりしている状態
  • 肩の筋肉の緊張状態が緩和されている状態

肩やデコルテが出るようなお洋服を着られる際には、この首から肩にかけてのラインがシルエットに大きく影響するところといえます。

肩のボトックス治療

ボトックス治療とは

シワの改善や予防、さらには小顔効果などを数分の施術で手軽に行えるボトックス注入は、世界で行われている主流のアンチエイジング手法のひとつです。
メスを用いた切開を必要としないため、ダウンタイムがなくお忙しい方であっても無理なく施術を受けることができます。

1989年にアメリカで医薬品として承認され、現在は世界90か国以上で承認・使用されている薬剤です。女優さんや著名人が受けていたアンチエイジングを、今では同じクオリティでより一般に多くの方々が受けられる時代になっています。

顔のシワ以外にも、エラの張りを抑えて小顔効果・くいしばり改善をしたり、脇汗をおさえて汗シミの不安をなくしたり、今回のように肩の筋肉の盛り上がりを緩和することが可能です。

肩のボトックス治療が有効な理由

肩の筋肉の盛り上がりに関係しているのは、僧帽筋という筋肉になります。

僧帽筋とは首の付け根から背中にかけて広がる、体の中でも特に大きな筋肉です。大きく3つのエリアに分かれており、首から肩までの上部線維、肩から胸のあたりまでの中部線維、胸より下の部分の下部線維の3つがあります。

このうち、肩ボトックスの治療対象となるのは、上部線維です。

上部線維は肩をすくめたり首を動かしたりするときに使われたり、頭の重さを支えている部分であるため負担がかかりやすく、結果として盛り上がりやすい部位といえます。

そのため、やみくもに肩にボトックスを注入すればよいかといえば、当然そんなことはありません。
正しい解剖学的知識と、適切な手技、注入量の調整が必要になります。

そのような立体的な筋肉の走行に合わせて注入を行うことで、筋肉をピンポイントに緩める効果が期待できます。

なお、首や肩を動かしたり、ぐっと力をいれたりする際は、この僧帽筋上部線維以外にも様々な筋肉が協調しているため、ボトックスをすることで日常生活に支障が出ることは非常に稀なので、ご安心ください。

当院の肩ボトックス治療のポイント

  • ボトックスビスタ認定医師の診察・カウンセリングのうえ、施術をおこないます。筋肉のつき方は個人差があり、施術者による適正な評価が重要です。
  • 極細の針(30G~)を使用し、なおかつアイシングを併用して施術をおこなうため、痛みにも配慮されています。(他の部位に比べて、肩のボトックスは痛みは少ないです)

ボトックス治療の流れ

医師診察

ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。
ボトックス治療の適応の有無を判断しつつ、より複合的な治療や別のアプローチが望ましい場合は、その可能性についてもご説明します。

基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。

セッティング

安全に施術をおこなうために、当院スタッフによりセッティングおよび施術部位の消毒をおこないます。
また施術前後の状態をフォローできるよう、写真記録をおこなう場合があります。
施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。

ボトックス注入施術(5分程度)

担当医師によるボトックス施術をおこないます。施術は5分程度で可能です。

現在当院では、アラガン社製ボトックスビスタ®を導入しています。
厚生労働省から承認を受けている、製造・輸送・保管環境など厳重に管理された高品質の製材になります。

また、より費用を抑えて治療を継続したい方には、韓国製(ボツラックス)を使用した治療をご提案することも可能です。

アフターケア・経過診察

当日夜以降、洗顔やお化粧も可能です。
当日は念のため代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避けていただくことをおすすめしています。

施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。

施術から3日後~1週間後頃に効果が感じられるようになり、 効果持続は3~6ヶ月と個人差があります。

定期的・継続的な治療

ボトックス治療は期間の経過とともに、その効果が減弱していきます。
安定して継続をおこなうことでより効果を発揮します。

2回目は4か月後、3回目以降は4~6か月おきがおすすめです。

治療の概要

施術にかかる時間

1部位につきおよそ5~10分程度で施術が可能です。
複数部位をまとめて行う場合でも、10~20分程度で施術が可能です。

ダウンタイム

当日夜から洗顔、お化粧が可能です。

まれに点状の内出血が出た場合は、数日~1週間程度持続する場合があります。
(その場合はお化粧は翌日以降からをお勧めする場合があります。)

痛み

針が入るときに一瞬チクっとする痛みがあり、また製剤は皮下に入るときに若干の違和感を感じる場合があります。
痛みに敏感な方の場合、施術部位を冷やしながら注入をおこないます。

施術後のお過ごし方

普段通りお過ごしいただけますが、代謝があがるような行為は翌日以降をおすすめしています。

  • 洗顔: 当日夜から可(相談により直後から可)
  • お化粧: 翌日から可(相談により当日可)
  • 運動: 当日から可(激しい運動は翌日以降をおすすめ)
  • 飲酒: 当日から可(当日はほどほどにをおすすめ)
  • シャワー: 当日から可(入浴やサウナは翌日以降をおすすめ)

効果のでかた

3~4週間程度後から効果が出てきます。

副作用・リスク

ボトックス治療はダウンタイムがない治療として一般にいわれますが、主に以下のような副作用のリスクがあります。

  • 点状の内出血(数日~1週間程度)
  • 効果の左右差(特にもともとの状態で左右差が強い場合)
  • 施術部位の力がいれにくくなることによる違和感 など