当院の名称である「Jスキンクリニック/J-SKIN clinic」が商標登録されました。
アルファベット一文字 + スキンクリニック というやや一般名にも捉えられる名称ですが、無事に認可がおりました。
届いた登録証が賞状ぽくて嬉しかったので(笑)、記念もかねて一枚。

この名前を使ってなにかする予定は特にありませんが、
想定外の外的リスクからクリニックを守るために、一応とっておいたかたちです。
調べてみると、数々のクリニックが商標登録をとっているんですね。
自分はこちらでお世話になりました。
本音としては100%臨床だけのことを考えたいわけですが(笑)、事業経営の観点でもしっかり運営してまいります!
事業会社や非医療者のオーナーが設立・運営する美容クリニックはたいへん多いですが、
そのような競争環境の中、Jスキンクリニックらしさを大切にしながら臨床に向き合ってまいります。

モニターとなっていただいている方々の記録写真が蓄積されている一方で、
それをご紹介する手前で滞っておりました・・。(笑)
今後は症例シリーズとして順次ご紹介していきます。
ほうれい線部分にある比較的大きなほくろがある方です。

サイズは長径4mmでした。
注射による局所麻酔をしたあとに、炭酸ガスレーザーによる除去をおこないました。
6か月後の経過写真になります。

もともとあった盛り上がりも平坦になり、色味もまわりの皮膚の色調にまぎれるようになったことで良好な仕上がりとなりました。
意外に削り方が大切で、やりすぎると凹みや逆に傷の盛り上がりにもつながってしまいますし、色素沈着も当然強くなります。
ただし不十分だと大部分が再発や残存してしまう可能性も高まります。
施術から3か月程度は色素沈着の色味は比較的強いですが、ただしいアフターケアを継続していくと、
このように比較的大きいほくろでも半年程度でかなり目立ちにくくなります。
レーザーによるほくろ取りは、
レーザー機器自体の質 × 施術医師の技量 × 適切なアフターケア・フォロー
のそれぞれが大切になります。
当院では国内屈指の症例実績を誇っていますので、ほくろ除去の際はお気軽にご相談ください。


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2022年上半期(1~6月)で、約500名のほくろ治療をおこないました
ほくろ取り放題、シミレーザー打ち放題のご予約が大変多くなっております
~Jスキンクリニック 診療案内~
土日祝も営業♪
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
八丁堀駅(日比谷線)より徒歩2分、新富町駅(有楽町線)より徒歩4分
東京駅、銀座駅からもタクシーで数分です
03-6820ー0627
(お電話・web予約・LINE予約が可能です)
早いもので、2022年も折り返し地点にこようとしています。昨年11月に開院した当院も、スタートから7か月がたちました。
各種レーザー治療(シミ、ほくろ、医療脱毛など)や、ハイフ、ダーマペン、エレクトロポレーション、ボトックス、ピーリング、などなど幅広く美容医療をそろえております。
一例として、今年に入ってからの6か月間、炭酸ガスレーザーによるほくろ取り治療実績を振り返ってみましたところ、
なんと、約500名に達していました。
広告宣伝費をかけず地道にやってきていますが、
そのことを大手美容クリニックの方々からは、大変驚かれました。
都内近隣だけでなく、関東の他県、さらには関東外からご来院いただくことも珍しくなくなってきた実感があります。
「レーザーによるほくろ除去、ほくろ取り放題ならJスキンクリニック」
という認知がさらに広げていけるよう、引き続き丁寧に診療をおこなってまいります。
(モニター症例記録もたまっているので(笑)、順次ご報告をすすめていきます)
~~~~~~~~~~~~~~~~
ほくろ除去の治療。炭酸ガス/CO2レーザーを用いますが、実は色々種類(特性)があります。
連続波(CW)、周囲の熱損傷を軽減するために改良されたスーパーパルス(SP)。
なお当院で用いているレーザーは、SPからさらに周囲の熱損傷を抑えられるウルトラパルス(UP)です。
炭酸ガスレーザーから出たレーザーは平行に見えて平行ではありません。
つまり、肌表面との距離によって照射面積が変わり、単位面積あたりの出力が変わり、その結果必要な照射時間も変わります。そのため、医師の適切な施術技術も大切になります。
また、ほくろ除去のご相談で、くり抜き法について聞かれることもあります。
これは良い点もあって、
レーザーを使わないので熱による損傷がない、手技がシンプルなのでどんな医師がやってもばらつきがない。という特徴があります。
しかし、レーザーと比べてキズが深くなるので、その分治ったあとの凹みが目立ちやすくなる可能性もあります。
ほくろ除去後のケア。これはとても大事になります。
ポイントは乾燥させない、汚さない、こすらない、、などなど。
様々なアフターケアの方法がありますが、
当院ではハイドロコロイド材を用いた閉鎖湿潤療法を採用しています。
2週間程度その絆創膏を使用いただくことをおすすめしています。
キズを適度に潤いを与え、防水、遮光、など。交換も簡単で毎日でなくて良いのもポイント。
1枚あたり1,100円で取り扱っておりますが、1~2枚購入される方が多いです。
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ハイフ。HIFU。High Intensity Focused Ultrasoundの頭文字。
深層組織の引き締めやボリューム自体を落とす効果を、より手軽にできるようになったことで、今や一般的にも広く知られる美容施術のひとつとなりました。
予防的観点からのフェイスデザインとして、比較的早い段階から受けられる方も多いです。
そもそもなぜ顔が"たるむ"のか。 皮膚+脂肪+筋肉などの柔らかい組織は、顔の各所にある杭(靭帯)で保持されています。
・この杭(靭帯)が緩む
・土台の骨自体も委縮する
そうして重力への抵抗力が下がり、弛みが起こります。
・皮膚の加齢性変化
水分、コラーゲン、エラスチンなどの減少により、ハリ感がなくなることでたるみにつながる。
・骨組織の加齢性変化。委縮により、付着している靭帯との間がゆるくなり、たるみにつながる。さらに顔の広範囲にまたがるSMASも薄くなり、垂れてしまう。
・顔の脂肪の加齢性変化
脂肪組織は、細かく区画(コンパートメント)に分かれている。加齢に伴い、比較的深い部分は全体として脂肪が減少する。しかし浅い部分は、部位ごとに増加・減少するエリアの傾向がある。
たとえば下まぶた(下眼瞼)やオトガイの浅い脂肪組織は、加齢とともに減少する。一方で、ほうれい線や下あごの脂肪は分厚くなる。結果的に顔全体の重心が下がり、たるんだ印象がより強くなります。
・弛みの要因となる顔面の靭帯
①Orbicularis retaining ligament
⇒tear troughやpalpebromalar grooveなど、下まぶたのたるみ
②Zygomatic cutaneous ligament
⇒nasojugal foldやmidcheek grooveなど、中顔面のシワ(いわゆるゴルゴライン)
③Massetoric cutaneous ligament+maxillary ligament
⇒いわゆる"ほうれい線" (nasolabial fold)
④Mandibular cutaneous ligament
⇒いわゆる"マリオネットライン" (labiomandibular fold)
これらの要素のパターンや強弱は、それぞれの方によって異なってきます
従来のレーザー機器では、比較的深い部分にあるSMASや筋膜に対して、ピンポイントにエネルギーを加えることが困難でした。そんな中、ハイフはそのような狙った部分にエネルギーを集約させ、創傷治癒機転を利かせることでコラーゲン生成を促すことができます。
そういった解剖学的観点から、種々のカートリッジを使い分ける意義が出てきます。
SMAS、皮下脂肪層、真皮深層、基底層など、部位ごとに標的をかえてピンポイントにエネルギーを与えることで、高い安全性と効果の両立が可能となります。
当院では現在、Jeisys社のウルトラセルQプラスというHIFU機器を導入しています。
複数の専用カートリッジを用いて、部位ごとに効果的な焦点深度を狙って施術をおこないます。特に点状にエネルギーを加える"dot"と、線状に工夫された"linear"を使用できます。
"dot"はSMASや靭帯、脂肪組織などにピンポイントで63℃の熱エネルギーを発生させ、タイトニング・リフティング効果をもたらします。
"linear"は脂肪組織に60℃未満で広く熱エネルギーを展開し脂肪融解に作用します。
実際はこのdotとlinearを部位により使い分けます。
たとえば、頬エリアに関してはSMAS及び筋膜のタイトニング目的に、"dot"の特に4.5mm/3.0mmカートリッジを下顎まで照射します。さらに浅層に効かせるためにカートリッジを追加する場合もあります。当然顔面神経の各枝の走行を踏まえた、安全に配慮した施術をおこないます。
顎下エリアは靭帯も顔面に比べ少なく、かつ脂肪組織が厚く垂れやすいので、"linear"も用います。もちろん、甲状腺に配慮した安全な施術を行います。
最後に、、
顔の片方だけハイフ施術をおこなった際の写真(笑)

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前回のブログの通り、当院の様々な取り組みを評価いただいた過程で、慶應義塾大学の医局報での掲載や、日本形成外科学会でのシンポジウム発表などの機会をいただきました。
なかでも特徴的なのは、乳がんの手術で乳房切除をおこない、その後インプラントまたは自家組織で乳房再建をおこなった方向けの施術をおこなっていることです。
具体的には、医療アートメイクの施術によって、失った乳輪・乳頭を再建する施術を提供しています。

乳輪乳頭再建の手法にはさまざまなパターンがありますが、当院でおこなっているような医療アートメイク再建が向いているのは、以下のような方です。
・さらなる手術で、注射をしたりからだにメスを入れることに抵抗がある方
・お仕事や育児などで時間的に制約があり、入院をしたり頻繁に通院することが難しい方
・手術で乳頭の再建をして、乳頭に色をいれるのと一緒に乳輪再建も行いたい方
・自宅での入浴や、旅行先での温泉などで、パッと視界に入った時の印象を考えると、乳輪乳頭がないことに抵抗を感じる方
・乳がん手術や乳房再建をした病院で乳輪乳頭の再建をおこなっていないため、主治医の先生と連携がとれる施設で乳輪乳頭再建をしたいと考えている方
乳がん切除手術によって失われてしまった乳輪や乳頭。形成外科医による乳房再建後も、乳輪や乳頭を再建する方が増えてきています。
でも欧米に比べ日本では少ない。大変な手術を乗り越えて、さらに手術や入院をすることのハードルは高い。
そのため、アートメイクによる日帰り再建が注目されています。
~Jスキンクリニックの、医療アートメイクによる乳輪・乳頭再建のメリット~
①日帰り、注射なしで再建できる (仕事や育児への影響少ない)
②施術担当は国内有数の症例経験・実績があります
③形成外科医による事前診察・経過診察
④紹介元の先生ともしっかりコミュニケーションをとります
なぜ当院で、乳がん手術後の医療アートメイク(乳輪乳頭再建)をおこなっているのか?
・形成外科医として乳房再建に携わっているなかで、乳輪乳頭は作らないままの方が非常に多い
・その理由は、従来の再建(手術)では肉体的/時間的/精神的負担が大きいため
・国内にアートメイク再建をできる施設が少ない
医療アートメイクによる乳輪乳頭再建は、形成外科医・乳腺外科医のなかでさえも認知が不十分な現状があります。
そのため、当院で施術を受けられた方々のご厚意もあり、国内の主要学会での学術発表も予定しております。
・第30回日本乳癌学会学術総会 2022年6月30日(木)~7月2日(土)@パシフィコ横浜
・第45回日本美容外科学会総会 2022年9月22日(木)・23日(金・祝) @京王プラザホテル札幌
まだまだ地道な活動を継続していますが、あと数年もすれば医療アートメイクによる乳輪乳頭再建はごく一般的なオプションになっていると考えます。
医療アートメイクによる乳輪乳頭再建を検討されている方には、まず当院でのカウンセリングを受けられることをおすすめします。
・これまでの治療歴をお伺いし、状態の診察もおこないます。
・また乳輪乳頭の様々な再建方法をご紹介したうえで、医療アートメイクのメリットやデメリット、ご本人にとって適しているか、などについてもご説明いたします。
・カウンセリングの内容を踏まえて、施術を希望されるかを改めて検討をいただきます。
・実際に施術をご希望された場合、主治医の先生との連携を取りながら、日程の調整をおこないます。
・実際に施術を行います。(基本的には2回の施術が必要になります)
・経過報告や施術後のフォローについても、主治医の先生と連携を取って進めていきます。
カウンセリングのご予約については、お電話にて承っております。お気軽にお問い合わせください。
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慶應義塾大学医学部 形成外科の医局報にJスキンクリニックが紹介されました
第65回 日本形成外科学会(2022/4/20)にて登壇します