今回はホクロ除去についてお話しします。
シミのレーザー治療&THE POWERによるスキンケアをされている方から、
ホクロ取りの相談を受けることがよくあります。
今まで気になっていたシミが改善されて、さらにお顔全体のトーンがあがってくると、
たしかにさらにホクロ除去をすると全体がすっきりすることが多いです。
実際、私も顔にパラパラとあった細かいホクロを一斉にレーザー除去しました。

自分にはほとんどないと勝手に思っていたら、意外にたくさんありました(笑)
ほくろの除去方法には、レーザーや手術などがあります。
当院では、炭酸ガスレーザー法によるほくろ除去を行なっております。
炭酸ガスレーザーは水分を含むものに吸収される性質を持ち、皮膚には水分が多く含まれるため、照射すると一瞬でほくろを焼いて蒸散させることが可能です。
当院で使用しているレーザー機器は、非常に短時間に高エネルギーをピンポイントに照射できるので、治療時間も短く、精度も高い治療をおこなっています。
そんなホクロ取り治療について、よく受けるご質問についてお答えします。

Q1. ダウンタイムはどのくらい?
A.
いわゆるダウンタイムとしては、サイズにもよりますが数日~1週間程度は特殊な絆創膏を貼っておきます。
処置をした翌日などは液が出るので、下の写真のように、絆創膏に白いふくらみができます。

(私の腕です(笑))
このままでも全然問題ないのですが、気になる場合はお風呂の前にはずしてきずも洗い、
お風呂あがりに新しくはりなおします。
日に日にふくらみが小さくなり、そのうち液が出なくなりますので、そうしたら絆創膏は終了で大丈夫です。
Q2. ホクロを除去したところをより目立たなく、きれいに治すには?
A.
絆創膏の治療がおわってからは、1~数か月間はUVケアが大切です。
日焼けをすることで、色素沈着が起こりやすくなってしまうためです。
さらに丁寧なケアをご希望の方には、メラニン生成を抑えるクリームや、当院で1か月ごとの施術(ピーリングやエレクトロポレーションなど)によるケアもご案内することができます。
Q3. 数が多いので費用が心配ですが大丈夫でしょうか?
A.
当院ではほくろ取り放題のメニューもご用意しています♪ (料金やキャンペーンなどはHPをご確認ください)
先日は一度で20個以上のホクロ除去をされた方もいらっしゃいました。
ひとつずつ、取りたいところ、残したいところを確認して施術をおこないますので、ご安心ください。
Q4. 再発しないかが心配ですが、大丈夫でしょうか?
A.
当院ではホクロ除去の施術をおこなった方のフォローアップもしっかりおこないます。
「これはホクロの残りかな?」と思うことがあればご相談をいただき、
もし再施術が必要になった場合は再施術の対応も可能です。
(6か月後~1年間有効、別途診察料、絆創膏や軟膏などの物品費はかかります)
実際のところ、「絶対に再発しない方法」で施術をおこなうことは簡単で、それは「必要以上に大きく・深くレーザー」施術を行うことになります。
そういうやり方をするのはある意味簡単で、こちらとしても楽ではあるのですが、
そうすると不必要に大きく・深いキズをつくってしまうことになり、ダウンタイムも長くなり、かつ跡もきれいになりにくいというデメリットがあります。
そこで当院では、最大限キレイな仕上がりになりやすいよう工夫して施術をおこない、かつもし再発した場合もしっかりフォローをおこなうようにしております。
ホクロがなくなるとお顔の印象も変わりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください♪
当院でのカウンセリング・治療をご希望の方は下記リンクよりご予約ください↓
☆当院JSKINクリニックについて
・レーザーによるほくろ除去:国内でも有数の実績数(2022年:約1,100件)があります。
・手術によるほくろ除去:保険適用での治療にも対応しており、形成外科医が事前説明と手術を担当します。
それぞれ片方の治療しか対応していない場合は、おのずと治療の方向にも偏りが出てしまうことがあります。
当院ではどちらの手法についても対応をしているため、状態に合わせて適切な施術プランをご提案できます。
ご自身では判断がつかない場合も多いと思いますので、医師診察時にその点についても適宜ご提案させていただきます。
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当院で使用しているトレチノイン療法「THE POWER」について、
インスタグラムで質問募集したところ様々なご質問をいただきました。
各Q&Aについては、インスタグラムをご確認ください♪

重複する質問にはまとめてご回答する形となりましたが、
いくつかQ&Aをご紹介します。
Q:診察が必要でしょうか?
A:はい、THE POWERは化粧品ではなく医薬品ですので、医師の診察・ご説明のうえ使用いただきます。
もちろんプログラムの途中での診察や、画像による経過フォローもおこなっていますので、しっかり効果を出せるように我々も一緒に伴走していきます。
なお当院では最新の肌撮影機「VISIA Revolution」を導入していますので、お肌の状態、治療による改善などを細かくチェックできます。(その方がよりTHE POWERを楽しんでいただけると思います!)
Q:どのくらいの期間で効果を期待できますか?
A:THE POWERは約3か月間の治療プログラムになります。
トレチノインやハイドロキノンなど、効果の強い塗り薬を使用しているので、むしろずっと使い続けることはできません。
1年に1回、期間を設けてプログラムをおこなうのもおススメです。
Q:どのくらいの費用がかかりますか?
A:お肌の状態や使用方法によりますが、月に1.5~2万円程度で使用できます。
また、スターターキット(3-4週間分のお試しセット)もご用意しているので、
まずはそこから始めて、継続できそうと感じて頂いてからライン使いに移行することもできるのがポイントです♪
THE POWER スターターキット

Q:エンビロンは艶!ゼオスキンは美白!THE POWERはずばり!?
A:お肌に輝く力、POWERを与えるプログラムです!
大きな特徴は、赤みや皮むけの程度をご自身でコントロールできるため、
普段通りの生活のなかでトレチノイン療法(セラピューティック)をおこなうことができる点です。
Q:肝斑にも効果ありますか?
A:はい、効果があります。
肌撮影や診察で肝斑がみられる方については、状態に応じてPOWERの使用ライン・使用方法をアレンジして使用します。肝斑の治療も自信がありますので、お任せください。
その他ご質問についても、インスタグラムにて回答しています♪
まずはカウンセリングだけからでも結構ですので、
ぜひお気軽にご来院いただけるのを、楽しみにしております^^
第65回日本形成外科学会総会(2022年04月20~22日 大阪)にて、特別シンポジウムに登壇する16名のひとりとして選出されました。

大学病院にて形成外科を専攻しながら設立した当院Jスキンクリニックの取り組みについて、全国の形成外科の先生方に発信できるのは大変光栄に思います。
大学病院教授・有名病院部長・各分野のKOLなど大御所の先生方ばかりの登壇のなか最年少となりますが、しっかり準備を進めて実りある経験にしたいと思います。
Jスキンクリニックについては、いち美容クリニックとして様々な美容・アンチエイジング治療を提供していますが、それ以外にも下記のような特徴も持っています。
・①医療アートメイク(パラメディカルピグメンテーション)による、乳癌術後の乳輪乳頭再建(当院では「乳房彩り(いろどり)再建」と呼称しています)
乳房再建の総仕上げとして、日帰りで・注射なしで乳輪乳頭を再建できる医療アートメイク施術をおこないます。
お仕事や育児などをされている方にとっても、時間的・精神的・肉体的ハードルがより低くなりました。
・②乳房彩り再建の施術を今後学んでいきたい医師・看護師の方々向けスクール事業("unfe")との連携
日本初の医療アートメイク専門スクール"unfe"の基幹施設として、施術だけでなく講習やセミナーなどの人材育成事業にも貢献していきます。
・③疾患やケガに対して効果のある自費診療の提供体制
―毛巣洞 手術後の再発予防目的での医療レーザー脱毛
―尋常性ざ瘡(にきび)の瘢痕(でこぼこ)に対するマイクロニードリング施術(ダーマペン)
―老人性色素斑 、肝斑、色素沈着などの鑑別と、レーザー・外用・内服複合治療の提供
など
・④病気やケガをされた方々にとっても、安心して相談したり施術を受けたりできる体制
―医師だけでなく、看護師・スタッフも疾患に対する十分な知識を共有している組織づくり
―化学療法(抗がん剤治療)によって眉毛やまつ毛が脱毛されてしまった方に対する、医療アートメイク (アピアランスケア)
―疾患に関係なく、純粋に美容・アンチエイジング施術を楽しめる環境
など
上記のような点に、期待と評価をいただいているのだと思います。
そのような当院ならではの取り組みについても、さらに発展させていきます!
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女性のための乳腺専門クリニック―マンマリアツキジをご訪問しました
学会の詳細はコチラ
2022年4月20日(水)〜22日(金)、ザ・リッツ・カールトン大阪
近頃は女性だけでなく、男性も積極的に脱毛をする時代になってきています。
特に人気なのはヒゲ脱毛です。
やはりビジネスシーンでヒゲの処理が必要なことが多く、毎日カミソリやシェーバーで剃る必要があります。
しかし、カミソリやシェーバーは肌への負担が大きく、肌のできもの(毛のう炎)や肌のくすみ(色素沈着)の原因になってしまうことがあります。
また、カミソリやシェーバーで処理しても、もともとヒゲが濃い方は特に青ヒゲは目立ってしまいます。
医療脱毛を行うことによって、カミソリやシェーバーでの処理に時間を割く必要がなくなる上に、肌荒れを防いだり青ヒゲを目立たなくしたりすることが可能です。
元々のヒゲの濃さや求める達成度によって必要な回数は異なりますが、まずは5回を目安に継続されると、多くの方が効果を実感されています。
通うのが少し大変ですが、回数を重ねるごとに薄くなっていく実感もあるので続けやすいと思います。
男性はヒゲ以外にも、ひざ下、うで、わきなどの脱毛をされる方も多いです。
冬の時期に始めておくと、Tシャツになったり水着をきたりする夏までに効果を出せますし、
日焼けのケアが今の時期はしやすいのでおススメです。
ぜひモテ肌を目指しましょう!
ちなみに、Jスキンクリニックの医療脱毛は、こんな良さがあります
①
お電話・web予約・公式LINE・HPフォームなどからお気軽にご予約が取れます。
通院いただく方皆さんに継続して効果を出していただけるよう予約スケジュールを組んでいますので、
「施術を受けようと思ったら何か月も予約が取れない」などのご心配は不要です。
②
施術前の医師カウンセリングにて、ていねいにお悩み相談・カウンセリングをおこないます。
③
使用機器「ジェントルマックスプロ(シネロン・キャンデラ社)」を導入しております。厚生労働省及びアメリカFDAから認可を受けている、効果と実績のある機器です。
④
施術は専用の脱毛レーザー用の個室でおこない、トレーニングを積んだ看護師が担当します。
⑤
痛みが苦手な方については、麻酔クリームの対応が可能です。
(男性のヒゲ脱毛は麻酔クリームの使用をおすすめします)
⑥
専用の肌撮影機ビジアで、開始前及び適宜経過の写真をお取りして、効果を実感いただけます。(顔エリアの脱毛の場合)
⑦
施術後、お化粧直し・髪のセットなどゆっくりご支度いただける専用のパウダースペースもご用意しています。
⑧
医療脱毛以外にも美容皮膚科・アートメイク・一般皮膚科など幅広く対応しているので、脱毛に通うついでに色々なご相談にのることが可能です。
ぜひ、お気軽にご来院ください♪
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からだがかゆい!!!
乾燥の著しい季節となりました。
ニットやタイツで隠れているその手足,粉ふいていませんか?
・皮膚が粉をふいたように白い
・皮膚が乾燥して,カサカサしている。または,ひび割れている。
・かゆい
こんな症状があれば,【皮脂欠乏症】の可能性が高いです。
病気のお話の前に,まずは皮膚の簡単な説明からちょこっと。
「皮膚バリア機能」というワードを聞いたことがありますか?
皮膚には、角層の内側の水分の蒸散を防ぎ、外界からの異物(アレルゲン・細菌など)の侵入を防御する働きがあります。それを「皮膚バリア機能」と言います。
正常な皮膚の場合,皮膚の表面を皮脂が覆っており,皮膚表面から水分が蒸散するのを防いでいます。
また,皮脂の下には規則正しく角質細胞が並んでおり,細胞間にも脂質がしっかり詰まっています。これを角質細胞間脂質(セラミド,脂肪酸など)と言います。
これにより角質細胞同士をくっつかせるとともに,水分をぎゅっとサンドイッチ状に挟み込み,水分を逃がさないようにします。
また,角質細胞内には天然保湿因子(アミノ酸,尿素など)があり,水分の保持をしています。
皮脂,角質細胞間脂質,天然保湿因子の3つが皮膚の潤いを保ち,皮膚バリア機能を保持しています。

引用元:皮膚の特徴 ~皮膚バリア機能とは~ | マルホ 医療関係者向けサイト (maruho.co.jp)
しかし,
・年齢とともに皮質,角質細胞間脂質,天然保湿因子は減少
・秋~冬にかけては空気中の湿度が下がる
・体を洗う時にナイロンタオルなどを使ってゴシゴシ洗っていると,皮脂がなくなってしまう
・アトピー性皮膚炎などもともと乾燥しやすい
このような原因によって皮膚の乾燥が進むと,バリア機能は破綻し,どんどん皮膚から水分は逃げてしまいます。さらに,皮膚の細胞がダメージを受け,かゆみ物質を発生させ,かゆみを引き起こします。
さらにひっかいてしまうことにより,乾燥は進み,皮膚はボロボロになり,またかく,,,という負のスパイラルに陥ります。
これが先ほどお話しした,【皮脂欠乏症】の病態です。
【治療】
皮脂欠乏症の治療の基本は,保湿です。
保湿剤をまんべんなく1日2-3回お体全体に塗ります。
保湿剤には皮膚に潤いを与え,水分が逃げないようにする働きがあります。
その他、処方された保湿剤に加えて、おすすめの効果的な5つのポイントはこちらです。
・①ナイロンタオルの使用は控え,
・②泡立てた石鹸を優しく手で転がすように体は洗う,
・③部屋が乾燥しないように加湿器などで湿度を保つ,
・④肌着は刺激の少ないコットン素材を選ぶ,
・⑤かゆいときは保冷剤などで冷やす,
この冬は,粉ふき肌からうるつや肌になって,かゆみとおさらばしませんか?
Jスキンクリニックでは、美容皮膚科・アートメイク・医療脱毛の他にも、皮膚科保険診療にも対応しております。
初診については原則(水)・(日)、再診(経過フォローやお薬の継続など)は全営業日で対応が可能です。
Jスキンクリニックの皮膚科保険診療には、以下のような良さがあります。
・お電話以外でも、LINEやホームページから簡単に診察予約ができます
・土日祝も営業しています
・ご来院いただいてからスムーズな受診が可能です
・特にニーズの高い、ニキビ治療に特化した「にきび外来」を設けております
・追加の検査や治療が必要な方については、速やかに連携の基幹病院にご紹介が可能です
些細なお悩みでも大歓迎ですので、ぜひお気軽にご来院ください♪
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