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まぶたが下がる原因に興味をお持ちではありませんか。「加齢で少しずつまぶたが下がってきた」「前よりも見えにくい気がする」とお悩みのかたもいらっしゃいますよね。

まぶたが下がるおもな原因として知られる病気が「眼瞼下垂(がんけんかすい)」です。ただし、乾燥やそのほかの病気によってまぶたが下がることもあります。

本記事では、まぶたが下がるおもな原因と眼瞼下垂で見られる症状などを紹介しますので、ぜひご覧ください。

まぶたが下がる原因

まぶたが下がる症状にはさまざまな原因が考えられます。おもな原因のひとつが、加齢で引き起こされる眼瞼下垂です。眼瞼下垂を含め、まぶたが下がる原因をチェックしてみましょう。

眼瞼下垂

まぶたが下がる原因で特に多く見られる病気が、眼瞼下垂です。発症するタイミングで大きくわけると、眼瞼下垂には次の2種類があります。

  • 先天性眼瞼下垂
  • 後天性眼瞼下垂

先天性眼瞼下垂は生まれつき起こる眼瞼下垂で、片側性の場合もあります。幼少期に眼瞼下垂の症状が強いと視力に影響することがあるため、手術による治療を行う場合があります。

後天性眼瞼下垂のおもな原因は加齢です。また、コンタクトレンズの使用・摩擦・外傷・目の手術・病気が原因となっていることもあります。加齢による眼瞼下垂は、症状が気になったら治療を検討するタイミングです。機能面での問題がなく見た目を改善したい場合は、保険適用外で手術を受ける方法もあります。後天性眼瞼下垂を引き起こす原因も紹介しますので、参考にしてみてください。

コンタクトレンズの使用

コンタクトレンズの使用もまぶたが下がる原因です。近年は、コンタクトレンズの使用によって若い世代にも眼瞼下垂が増えています。視力や見た目の問題から、眼鏡よりもコンタクトレンズを好んで使っている人も多いでしょう。しかし、コンタクトレンズを長年使い続けていると、まぶたへの継続的な刺激により眼瞼下垂につながるおそれがあります。特に硬い素材で作られているハードコンタクトレンズには注意が必要です。

毎日コンタクトレンズを使用しているかたは、眼鏡の併用も検討してみましょう。長時間コンタクトレンズを付けっぱなしにしないことも大切です。

摩擦や乾燥

摩擦もまぶたが下がる原因です。過度なアイメイクをしていたり、目をこするクセがあると、眼瞼下垂になりまぶたが下がってしまう可能性があります。二重のり・二重テープの使用にも注意が必要です。なるべくまぶたに負担をかけないよう、注意しましょう。

外傷

交通事故や転倒などによる外傷でまぶたが下がるのが、外傷性眼瞼下垂です。外傷による出血やむくみでまぶたが腫れ、開きづらい状態になります。外傷性眼瞼下垂は腫れが引くと落ち着くでしょう。

ただし、まぶたを上げる筋肉や神経が損傷すると、時間が経っても眼瞼下垂の症状が残ってしまう場合があります。筋肉や神経の損傷がある場合は、機能を補うための手術が必要になるでしょう。

目の手術

後天性眼瞼下垂には、白内障や緑内障など目の手術を受けたあとに起こる「内眼手術後眼瞼下垂」というものもあります。内眼手術後眼瞼下垂が起こる原因のひとつとされているのが、術後に起こる炎症反応です。また、まぶたを開くための「開瞼器」による眼瞼挙筋への影響も、原因のひとつだといわれます。

ただし、白内障や緑内障の手術を受けたからといって、必ずしも眼瞼下垂になってまぶたが下がるとは限りません。内眼手術後眼瞼下垂になっても、多くの場合は数か月で自然に落ち着きます。症状が改善しない場合は手術による治療が可能です。

脳梗塞や脳動脈瘤などの病気

ある日いきなり片側のまぶたが下がって目が開きにくいときは、脳梗塞や脳動脈瘤など深刻な病気の可能性も考えられます。また、糖尿病も眼瞼下垂の原因となる病気のひとつです。

種類概要
脳梗塞脳の血管が細くなったり詰まったりして血流が止まり、細胞が壊死する
脳動脈瘤脳動脈の一部が膨らみ、破裂するとくも膜下出血を引き起こす
糖尿病インスリンの働きが不十分で血糖値が高くなる

脳梗塞を発症すると、神経の麻痺で眼瞼下垂が引き起こされる場合があります。脳動脈瘤で眼瞼下垂の症状が出るのは、動眼神経が圧迫されるためです。糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、動眼神経へのダメージにより眼瞼下垂を引き起こします。

年齢を問わず突然片側のまぶたが下がる症状があらわれたときは、速やかに総合病院で相談しましょう。

重症筋無力症

全身の筋力が落ちて疲れやすくなる病気が、重症筋無力症です。重症筋無力症には眼筋型と全身型の2種類があります。眼瞼下垂や複視など、目の症状だけ出るのが眼筋型です。重症筋無力症は指定難病のひとつで、治療が必要です。

偽眼瞼下垂

まぶたが下がる原因には「偽眼瞼下垂」もあります。偽眼瞼下垂とは、筋肉や腱などには問題がないものの、皮膚のたるみが生じている状態のことです。眼瞼下垂と似ているため、偽眼瞼下垂と呼ばれています。

偽眼瞼下垂のおもな原因は皮膚のたるみです。また、まばたきの制御が難しくなる眼瞼けいれんも偽眼瞼下垂に含まれます。偽眼瞼下垂では、皮膚の切除や眉の固定など、原因に合った治療が必要です。

眼瞼下垂の代表的な症状

眼瞼下垂の代表的な症状には以下が挙げられます。

  • 視野が狭くなる
  • まぶたが重い
  • 見た目が変化する
  • 頭が痛い・肩が凝る

初期の眼瞼下垂は自覚症状が少なめです。中期以降になると症状が増え、日常生活にも支障が出るようになります。代表的な症状について、どのようなものかチェックしてみましょう。

視野が狭くなる

初期のうちはわかりづらいかもしれませんが、眼瞼下垂では視野が狭くなるという症状があります。視野が狭まってしまうのは、まぶたが黒目を覆うためです。放置していると症状が進んで、ますます視野が狭くなってしまいます。

まぶたが重い

まぶたの重さも、眼瞼下垂で見られる症状です。眼瞼下垂の症状が進んで中期になると、まぶたが黒目にかかり、重い・開けづらいと感じられるようになります。

見た目が変化する

見た目が変化することも、眼瞼下垂の代表的な症状です。

  • 一重が二重になる
  • 二重の幅が広くなる
  • 二重が三重や四重になる
  • 額にシワが目立つ
  • 眠そうだといわれる

眼瞼下垂で額にシワが目立つのは、視野が狭くなることで眉毛や顎を上げてものを見ようとするためです。症状が進むと、二重の幅が広くなったり、額のシワが深くなったりするなど見た目がさらに変化します。額にシワが刻まれてしまうと、実年齢よりも老けて見えることもあるでしょう。

頭が痛い・肩が凝る

眼瞼下垂が進むと、代償作用により頭痛や肩凝りなどの症状も出ます。代償作用とは、身体の機能が正常に働かなくなったとき、別の機能が補おうとする働きのことです。

眼瞼下垂になると、無意識のうちに眼瞼挙筋を強く動かしたり、額の筋肉である前頭筋を使ってまぶたを上げたりして、視野を広げようとします。その結果として目が疲れたり姿勢が悪くなったりして、頭痛や肩凝りなどの症状が出る仕組みです。

頭痛や肩凝りといった代償作用で引き起こされる症状は、眼瞼下垂の治療で改善に期待できます。

まぶたが下がって気になるときはクリニックで相談!

まぶたが下がる原因はさまざまです。眼瞼下垂は少しずつ進行していく病気で、症状が重くなると手術の難易度も高くなります

まぶたが下がって気になるときは、一度クリニックで相談してみましょう。

眼瞼下垂が発症する平均年齢はどのくらいなのでしょうか。まぶたのたるみがあり、眼瞼下垂なのか気になっているかたもいらっしゃいますよね。

本記事では、眼瞼下垂が発症する平均年齢や治療の必要性、治療を開始するタイミングなどについて紹介します。眼瞼下垂の治療を受けるか検討するための材料として、ぜひ内容をご覧ください。

眼瞼下垂が発症する平均年齢

眼瞼下垂とは、筋肉の緩みによってまぶたが下がり、見えにくくなる病気のことです。大きくわけると先天性と後天性の2種類があり、どちらなのかによって発症する平均年齢に違いがあります。

先天性の場合、後天性の場合それぞれについて、発症する平均年齢を見ていきましょう。

先天性の眼瞼下垂の場合

先天性眼瞼下垂は、生まれつき上まぶたが下がって見えにくくなっている状態です。生まれつきであるため、出生後から生後1年程度で見つかることが多いでしょう。ただし、両側の眼瞼下垂で症状が軽度だと、わかりにくい場合もあります。

先天性眼瞼下垂の多くは片側性です。眼瞼下垂の症状が強く出ていると、視力の発達に影響する可能性があります。

後天性の眼瞼下垂の場合

後天性眼瞼下垂の多くは、加齢がおもな原因です。一般的に、加齢性眼瞼下垂は50代を過ぎると増えるといわれます。

ただし、眼瞼下垂は加齢ばかりが原因ではありません。近年はコンタクトレンズの使用や過度なアイメイクによって、若いうちに眼瞼下垂の症状が出る人も増えています。

また、病気や目の手術も眼瞼下垂の原因です。

急激に眼瞼下垂の症状が出た場合は、脳梗塞・脳動脈瘤などの可能性もあるため、脳外科や神経内科を受診しましょう。

眼瞼下垂は治療が必要?

眼瞼下垂の症状が気になってきたら、専門医への相談を検討しましょう。なぜなら、眼瞼下垂は少しずつ進行していく病気であるためです。「まぶたのたるみ」と聞くと、見た目の問題で治療は不要だと思われるかたが多いかもしれません。確かに、軽度のうちは、まぶたのたるみがおもな症状であるため、経過観察でよい場合もあります。

しかし、症状が進むと視野が制限され、生活に支障が出るでしょう。頭痛・肩凝り・眼精疲労などの症状に悩まされるかたもいます。症状が進み、生活に支障が出る場合は、手術による治療を検討してみてください。

眼瞼下垂の治療を検討するタイミング

眼瞼下垂は、種類によって治療を検討するタイミングが変わります。先天性の眼瞼下垂と後天性の眼瞼下垂、それぞれについて、治療を検討するタイミングを見ていきましょう。

先天性の眼瞼下垂の場合

先天性眼瞼下垂は、その後の視力の獲得に影響を与えるため、現在では比較的早期に手術を検討される場合があります。

軽度で弱視の疑いがなければ、急いで手術をしなくてもよいでしょう。成長にともなってまぶたの左右差が大きくなることもあるため、視力に影響がなければ、中学生くらいまで様子を見ても大丈夫です。

適切なタイミングで治療できるよう、お子さまが先天性眼瞼下垂の場合は、定期的に眼科で検査・診察を受けましょう。

後天性の眼瞼下垂の場合

後天性の眼瞼下垂も、手術による治療が可能です。内服薬や注射では改善が難しいため、原則として手術で治療を行います。

眼瞼下垂は、まぶたが下がって視野が狭くなり、見えにくくなる病気です。さらに、眉毛を上げて見ようとするため額のシワが目立ったり、頭痛・肩凝りを引き起こしたりすることもあります。まぶたのたるみや開きづらさが気になったら、治療を検討するタイミングです。

日常生活に支障が出ている場合は、保険適用で治療が受けられます。「機能面での支障はないものの、見た目を改善したい」という場合は、保険適用外での治療が可能です。

治療の必要性やタイミングで悩む場合は、医師に相談してみましょう。

眼瞼下垂になりやすい人に見られる特徴

後天性の眼瞼下垂になりやすい人には、次のような特徴があります。

  • コンタクトレンズを使用している
  • 目をこするクセがある
  • 濃いアイメイクをしている
  • 二重のり・二重テープを使用している
  • スマートフォンやPCの使用時間が長い

該当するかたは、眼瞼下垂の予防を行いましょう。特徴についてそれぞれ解説します。

コンタクトレンズを使用している

長年コンタクトレンズを使用していると、眼瞼下垂になりやすくなります。特に、ハードコンタクトレンズは注意が必要です。上まぶたを強く引っ張る習慣があると、眼瞼下垂につながります。コンタクトレンズの着脱時は、まぶたを引っ張りすぎないよう注意しましょう。眼鏡を併用し、コンタクトレンズの使用時間を減らす方法もおすすめです。

まぶたを擦るクセがある

アレルギーや花粉症などでまぶたをこするクセがあるかたも、眼瞼下垂のリスクが高くなります。眼瞼下垂になりやすいのは、こすることで挙筋腱膜が傷みやすくなるためです。かゆみが強いときは目薬を活用し、なるべくまぶたをこすらないようにしましょう。

濃いアイメイクをしている

濃いアイメイクも、まぶたに負担がかかり、眼瞼下垂につながります。また、アイメイクを落とすためのクレンジングにも注意が必要です。メイクやクレンジングの際は、なるべくまぶたをこすらないように気をつけましょう。

二重のり・二重テープを使用している

習慣的に二重のり・二重テープを使用している人は、眼瞼下垂にならないよう、使用頻度を見直してみましょう。二重のり・二重テープを使うと、まぶたに負担がかかるためです。また、のりやテープでかぶれたり、アレルギー反応が出たりすることもあります。かゆみ・赤みなどの異変があったら、放置せず医師に相談してみてください。

スマートフォンやPCの使用時間が長い

スマートフォンやPCの使用時間が長い人も、眼瞼下垂になりやすい傾向があります。目の酷使により、疲れや緊張状態が続くと、まぶたを持ち上げる筋肉に負担がかかるためです。見方や姿勢によっては、片目だけまぶたが下がりやすくなることもあります。

普段からスマートフォンやPCの使用時間が長いかたは、こまめに目を休めましょう。

眼瞼下垂の治療方法

眼瞼下垂の治療でよく行われているのが、「挙筋前転術」と呼ばれる手術です。手術では、上まぶたの皮膚を切開して腱膜や筋肉を前方に引っ張り、適切な位置で瞼板に縫いつけます。

手術にかかる時間は、両目で60~90分が目安です。健康状態によっては、日帰りで手術を受けられることもあります。

術後のダウンタイムで見られるのが、腫れ・痛み・内出血などの症状です。腫れのピークは翌日で、1~2週間程度かけて落ち着きます。術後当日や翌日の痛みがある場合は、痛み止めを内服して緩和させます。内出血が出た場合は1~2週間程度かけて軽減します。

生活習慣によっては若い世代も眼瞼下垂に注意が必要!

後天性眼瞼下垂を引き起こすおもな原因は加齢で、50代以降のかたに多く見られる病気です。ただし、生活習慣によっては、若い年代でも眼瞼下垂になることがあります。

  • 長年ハードコンタクトレンズを使用している
  • 二重のり・二重テープを習慣的に使用している
  • まぶたをこするクセがある

上記に該当するかたは、年代を問わず眼瞼下垂に注意しましょう。

眼瞼下垂になると、視野が狭くなったり、頭痛や肩凝りなどの症状が出たりすることがあります。症状が気になるときは、手術による治療が可能です。

症状の改善をお考えのかたは、ぜひクリニックで相談してみてくださいね。

まぶたが下がる原因に興味をお持ちではありませんか。「加齢で少しずつまぶたが下がってきた」「前よりも見えにくい気がする」とお悩みのかたもいらっしゃいますよね。

まぶたが下がるおもな原因として知られる病気が「眼瞼下垂(がんけんかすい)」です。ただし、乾燥やそのほかの病気によってまぶたが下がることもあります。

本記事では、まぶたが下がるおもな原因と眼瞼下垂で見られる症状などを紹介しますので、ぜひご覧ください。

まぶたが下がる原因

まぶたが下がる症状にはさまざまな原因が考えられます。おもな原因のひとつが、加齢で引き起こされる眼瞼下垂です。眼瞼下垂を含め、まぶたが下がる原因をチェックしてみましょう。

眼瞼下垂

まぶたが下がる原因で特に多く見られる病気が、眼瞼下垂です。発症するタイミングで大きくわけると、眼瞼下垂には次の2種類があります。

  • 先天性眼瞼下垂
  • 後天性眼瞼下垂

先天性眼瞼下垂は生まれつき起こる眼瞼下垂で、片側性の場合もあります。幼少期に眼瞼下垂の症状が強いと視力に影響することがあるため、手術による治療を行う場合があります。

後天性眼瞼下垂のおもな原因は加齢です。また、コンタクトレンズの使用・摩擦・外傷・目の手術・病気が原因となっていることもあります。加齢による眼瞼下垂は、症状が気になったら治療を検討するタイミングです。機能面での問題がなく見た目を改善したい場合は、保険適用外で手術を受ける方法もあります。後天性眼瞼下垂を引き起こす原因も紹介しますので、参考にしてみてください。

コンタクトレンズの使用

コンタクトレンズの使用もまぶたが下がる原因です。近年は、コンタクトレンズの使用によって若い世代にも眼瞼下垂が増えています。視力や見た目の問題から、眼鏡よりもコンタクトレンズを好んで使っている人も多いでしょう。しかし、コンタクトレンズを長年使い続けていると、まぶたへの継続的な刺激により眼瞼下垂につながるおそれがあります。特に硬い素材で作られているハードコンタクトレンズには注意が必要です。

毎日コンタクトレンズを使用しているかたは、眼鏡の併用も検討してみましょう。長時間コンタクトレンズを付けっぱなしにしないことも大切です。

摩擦や乾燥

摩擦もまぶたが下がる原因です。過度なアイメイクや目をこするクセがあると、眼瞼下垂になりまぶたが下がってしまう可能性があります。二重のり・二重テープの使用にも注意が必要です。なるべくまぶたに負担をかけないよう、注意しましょう。

外傷

交通事故や転倒などによる外傷でまぶたが下がるのが、外傷性眼瞼下垂です。外傷による出血やむくみでまぶたが腫れ、開きづらい状態になります。外傷性眼瞼下垂は腫れが引くと落ち着くでしょう。

ただし、まぶたを上げる筋肉や神経が損傷すると、時間が経っても眼瞼下垂の症状が残ってしまう場合があります。筋肉や神経の損傷がある場合は、機能を補うための手術が必要になるでしょう。

目の手術

後天性眼瞼下垂には、白内障や緑内障など目の手術を受けたあとに起こる「内眼手術後眼瞼下垂」というものもあります。内眼手術後眼瞼下垂が起こる原因のひとつとされているのが、術後に起こる炎症反応です。また、まぶたを開くための「開瞼器」による眼瞼挙筋への影響も、原因のひとつだといわれます。

ただし、白内障や緑内障の手術を受けたからといって、必ずしも眼瞼下垂になってまぶたが下がるとは限りません。内眼手術後眼瞼下垂になっても、多くの場合は数か月で自然に落ち着きます。症状が改善しない場合は手術による治療が可能です。

脳梗塞や脳動脈瘤などの病気

ある日いきなり片側のまぶたが下がって目が開きにくいときは、脳梗塞や脳動脈瘤など深刻な病気の可能性も考えられます。また、糖尿病も眼瞼下垂の原因となる病気のひとつです。

種類概要
脳梗塞脳の血管が細くなったり詰まったりして血流が止まり、細胞が壊死する
脳動脈瘤脳動脈の一部が膨らみ、破裂するとくも膜下出血を引き起こす
糖尿病インスリンの働きが不十分で血糖値が高くなる

脳梗塞を発症すると、神経の麻痺で眼瞼下垂が引き起こされる場合があります。脳動脈瘤で眼瞼下垂の症状が出るのは、動眼神経が圧迫されるためです。糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、動眼神経へのダメージにより眼瞼下垂を引き起こします。

年齢を問わず突然片側のまぶたが下がる症状があらわれたときは、速やかに総合病院で相談しましょう

重症筋無力症

全身の筋力が落ちて疲れやすくなる病気が、重症筋無力症です。重症筋無力症には眼筋型と全身型の2種類があります。眼瞼下垂や複視など、目の症状だけ出るのが眼筋型です。重症筋無力症は指定難病のひとつで、治療が必要です。

偽眼瞼下垂

まぶたが下がる原因には「偽眼瞼下垂」もあります。偽眼瞼下垂とは、筋肉や腱などには問題がないものの、皮膚のたるみが生じている状態のことです。眼瞼下垂と似ているため、偽眼瞼下垂と呼ばれています。

偽眼瞼下垂のおもな原因は皮膚のたるみです。また、まばたきの制御が難しくなる眼瞼けいれんも偽眼瞼下垂に含まれます。偽眼瞼下垂では、皮膚の切除や眉の固定など、原因に合った治療が必要です。

眼瞼下垂の代表的な症状

眼瞼下垂の代表的な症状には以下が挙げられます。

  • 視野が狭くなる
  • まぶたが重い
  • 見た目が変化する
  • 頭が痛い・肩が凝る

初期の眼瞼下垂は自覚症状が少なめです。中期以降になると症状が増え、日常生活にも支障が出るようになります。代表的な症状について、どのようなものかチェックしてみましょう。

視野が狭くなる

初期のうちはわかりづらいかもしれませんが、眼瞼下垂では視野が狭くなるという症状があります。視野が狭まってしまうのは、まぶたが黒目を覆うためです。放置していると症状が進んで、ますます視野が狭くなってしまいます。

まぶたが重い

まぶたの重さも、眼瞼下垂で見られる症状です。眼瞼下垂の症状が進んで中期になると、まぶたが黒目にかかり、重い・開けづらいと感じられるようになります。

見た目が変化する

見た目が変化することも、眼瞼下垂の代表的な症状です。

  • 一重が二重になる
  • 二重の幅が広くなる
  • 二重が三重や四重になる
  • 額にシワが目立つ
  • 眠そうだといわれる

眼瞼下垂で額にシワが目立つのは、視野が狭くなることで眉毛や顎を上げてものを見ようとするためです。症状が進むと、二重の幅が広くなったり、額のシワが深くなったりするなど見た目がさらに変化します。額にシワが刻まれてしまうと、実年齢よりも老けて見えることもあるでしょう。

頭が痛い・肩が凝る

眼瞼下垂が進むと、代償作用により頭痛や肩凝りなどの症状も出ます。代償作用とは、身体の機能が正常に働かなくなったとき、別の機能が補おうとする働きのことです。

眼瞼下垂になると、無意識のうちに眼瞼挙筋を強く動かしたり、額の筋肉である前頭筋を使ってまぶたを上げたりして、視野を広げようとします。その結果として目が疲れたり姿勢が悪くなったりして、頭痛や肩凝りなどの症状が出る仕組みです。

頭痛や肩凝りといった代償作用で引き起こされる症状は、眼瞼下垂の治療で改善に期待できます

まぶたが下がって気になるときはクリニックで相談!

まぶたが下がる原因はさまざまです。眼瞼下垂は少しずつ進行していく病気で、症状が重くなると手術の難易度も高くなります

まぶたが下がって気になるときは、一度クリニックで相談してみましょう。

男女問わず、皮脂が多い部分で起きやすいのが「毛穴の開き」です。毛穴の開きは、コンシーラーやファンデーションなどを塗るだけでは隠し切れません。「ケアをしても治らない」とお悩みのかたも多いでしょう。

本記事では、毛穴の開きが治らない理由と対策をわかりやすく紹介します。毛穴の開きを解消するための参考として、ぜひ内容をご覧ください。

毛穴の開きが治らないのはなぜ?

毛穴の開きが治らないのは、理由に合った適切な対策を行っていないためだと考えられます。毛穴が開く理由はさまざまです。複数の原因によって毛穴が開いた状態になっていることもあります。その場合、ひとつの対策をするだけでは毛穴の開きを解消できません。

毛穴の開きが気になるときは、理由に合った対策を行いましょう。

毛穴の開きが目立ちやすい部位

人によって、毛穴の開きが目立ちやすい部位には違いがあります。毛穴の開きが目立ちやすいのは、鼻・眉間・額・頬といった部位です。

10~20代は皮脂腺の働きが活発であるため、Tゾーンである鼻・眉間・額の毛穴が開きやすくなります。顔の中心である鼻は、特に目立ちやすいと感じられるでしょう。角質と皮脂が混ざって角栓となり、毛穴に詰まって黒ずみ「いちご鼻」になることもあります。

40代を過ぎると気になり始めるのが、頬の毛穴の開きです。頬の毛穴の開きは、加齢によって肌が老化して、弾力が失われるために起こります。

\毛穴治療ならブレッシング/

毛穴の開きが治らない理由と対策

毛穴の開きが治らないときに考えられるおもな理由は次の4つです。

  • クレンジングや洗顔が不適切である
  • 保湿が不足している
  • 紫外線対策が不十分である
  • 生活習慣が不規則である

4つの理由と対策について紹介します。

クレンジングや洗顔が不適切である

毛穴の開きが治らない代表的な理由のひとつが、不適切なクレンジングや洗顔です。毎日クレンジングや洗顔をしているからといって、汚れがきれいに落とせているとは限りません。クレンジングや洗顔が不十分だと、汚れが残って毛穴の開きにつながるでしょう。

だからといって、力を入れてごしごしとこすると肌のうるおいがなくなり、皮脂の過剰分泌で毛穴が開いてしまいます。

対策

汚れが残らないよう、入浴時には湯船に浸かり、身体を温めてから洗顔しましょう。クレンジング・洗顔とも、力を入れてこするのはNGです。ジェルタイプのクレンジングを使うと、皮脂の落とし過ぎを防げます。

洗顔料や石鹸は、よく泡立てて細かい泡を作るのがポイントです。洗顔は、洗い過ぎにも注意しなくてはなりません。泡を顔に乗せる時間が長すぎると、肌に必要な水分や皮脂まで洗い流してしまい、毛穴の開きにつながります。洗顔後はぬるま湯で泡を丁寧に落とし、清潔なタオルで押さえるようにして水分を拭き取りましょう。

保湿が不足している

洗顔後に保湿をしていなかったり、保湿が不足したりしていると、毛穴の開きにつながります。保湿が不足すると毛穴が開くのは、乾燥によって皮脂が過剰分泌されてしまうためです。洗顔後の肌には、水分と油分を補う必要があります。

対策

洗顔後は、なるべく時間を置かずに化粧水やクリームなどで保湿しましょう。何もせず放置していると、肌が乾燥してしまいます。適切に保湿すると、皮脂の過剰分泌を抑えることが可能です。また、肌にうるおいを与えるとハリが増し、毛穴が目立たなくなるでしょう。

毛穴の開きが気になるかたには、保湿や毛穴の引き締めに効果が期待できる化粧水やクリームの活用がおすすめです。

紫外線対策が不十分である

紫外線対策が不十分であることも、毛穴の開きを引き起こす理由のひとつです。特に男性で毛穴の開きが治らないとお悩みのかたは、毎日の紫外線対策不足が原因となっているのかもしれません。

紫外線は肌の角質を厚くしたり、肌の老化を促進したりする働きがあります。角質が厚くなると起こるのが、毛穴の詰まりです。肌が老化すると、たるみによって毛穴が開きます。

対策

毛穴の開き対策には、年間を通じた紫外線対策が重要です。紫外線によって肌がダメージを受けるのは夏だけではありません。肌の老化を防ぐためにも、季節を問わず紫外線対策を行いましょう。

外出時は日傘や帽子の活用もおすすめです。日焼け止めは時間が経過すると効果が薄れるため、適度に塗り直してください。落ちにくいウォータープルーフの日焼け止めを使用した際は、クレンジングを使って落とすことも大切です。クレンジングが残ると毛穴の開きにつながりますので、忘れずに落としましょう。

生活習慣が不規則である

毛穴の開きが治らない理由には、睡眠不足や偏った食事など、不規則な生活習慣も挙げられます。生活習慣が不規則だと、肌のターンオーバーが乱れ、不安定な状態になってしまうためです。肌が不安定になると、乾燥や過剰な皮脂の分泌につながり、毛穴が開きやすくなります。また、ストレスも毛穴の開きにつながる原因です。

不規則な生活習慣による毛穴の開きは、顔全体に出る傾向があります。

対策

毛穴の開き対策として、生活習慣の改善をめざしましょう。具体的には次のような方法があります。

  • 睡眠不足を解消する
  • 適度な運動をする
  • 栄養バランスのよい食事をとる
  • ストレスを溜めない

睡眠・運動・食事いずれも、肌のターンオーバーに大きく影響します。生活習慣を改善すると、毛穴の開き以外の肌トラブルの改善にも役立ちます。仕事や家事が忙しく、いきなり生活習慣を大きく変えるのは難しいと感じられるかもしれません。その場合は少しずつで構いませんので、できることから対策を始めてみましょう。

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セルフケアだけで毛穴の開きは治せる?

正しいクレンジングや洗顔・適切な保湿・紫外線対策・生活習慣の改善を継続していると、セルフケアだけでも毛穴の開きを改善できる可能性があります。

ただし、ケアを行ったからといって、毛穴が完全に消えてなくなるわけではありません。また、セルフケアは即効性はないため、毛穴の開きが目立たない状態になるには時間がかかります

すぐに結果が出なくても、諦めずにケアを続けてみましょう。

毛穴の開きに効果的な施術

なるべく時間をかけずに毛穴の開きを改善したいときは、美容皮膚科での施術を受ける方法がおすすめです。美容皮膚科では、知識を持った医師が肌の状態を診断したうえで、その人に合った治療を行っています。

代表的な施術が、ブレッシングや再生医療、ケミカルピーリングなどです。

ブレッシングとは次世代マイクロニードルRF治療機器で、肌に微細な穴を開けて高周波エネルギーを照射して、毛穴を引き締めます。再生医療とは、自分自身の肌細胞(線維芽細胞)を採取・培養して気になる部分に注射する方法です。皮脂の過剰分泌で毛穴が詰まって開きが目立つ状態なら、ケミカルピーリングによる効果にも期待できます。

毛穴の状態に合った方法を知るために、まずはクリニックで相談してみましょう。

毛穴の開きが治らないときはクリニックへ!

ケアをしても毛穴の開きが治らないのは、部位や理由によって合う対策が違うためです。毛穴の開きが目立つときは、まず理由に合った対策を試してみましょう。

ただし、セルフケアだけでは効果が出るまでに時間がかかってしまいます。効率よく短期間で毛穴の開きを解消したいなら、美容皮膚科で施術を受ける方法がおすすめです。

美容皮膚科では、肌の状態を診察したうえで、どのような施術が合っているか提案を行っています。毛穴の開きの解消に興味をお持ちのかたは、ぜひクリニックで相談してみましょう。

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