私が在籍する慶應義塾大学病院のなかでも最も新しい診療棟で、2024年5月より美容医療外来が新設されました。
https://bldg3y.hosp.keio.ac.jp/aesthetic/

診療内容

第一弾として、痩身・きずあと治療を導入し、さらに順次拡大を予定しています。

  • 痩身:脂肪吸引手術、脂肪冷却(クールスカルプティング)
  • きずあと:瘢痕形成手術、フラクショナルレーザー

脂肪吸引手術

大腿・臀部・腹部・腰部をはじめ、上腕・下腿・頬部・あご下など、目的に応じてさまざまな部位で治療が可能です。部位や範囲に応じて適切な麻酔管理のもと、微小な切開から脂肪細胞を吸引します。

クールスカルプティング

脂肪細胞は他の組織(皮膚、神経、筋肉など)よりも低温に弱いことを利用して、冷却効果により局所的に脂肪細胞を減少させる治療です。
当院で使用している治療機器「クールスカルプティング®」は、本治療の目的で厚生労働省より医療承認を取得している、国内で唯一の機器になります。

瘢痕形成手術

リストカット後のきずあとを中心に、目立つきずあとをできるだけ目立たなくする、慶應で築きあげた手術やレーザー治療をご提案いたします。

フラクショナルレーザー

レーザーを肌に照射し、きずあとの瘢痕組織の収縮と正常組織への再構築を促します。

当外来の特徴

  • エビデンスに基づいた美容医療を実践し、探求を通じさらなる学術的進歩に貢献します。
  • 診療は全て、当院形成外科所属の医師が一貫して担当いたします。
  • 病院全体と同水準の、厳重な医療安全管理を行います。

100年以上の歴史を持つ慶應病院で、初めて美容医療を進めていく方針となりました。微力ながら自分も関わらせていただく中で、臨床・研究面でも引き続き修練を積んでまいります。
(美容医療外来での診療では、私は木曜日に担当しております。お気軽にご相談ください。)

ご予約方法

お電話でのご予約

専用の電話回線がございます。

03-5363-3858

受付時間:平日8:40~16:30
休診日:土曜日、日曜日、祝日、国民の日、年末年始

webでのご予約

HPから24時間便利なweb予約を受け付けております。

https://bldg3y.hosp.keio.ac.jp/aesthetic/

JSKINクリニックとも密な連携体制をとっておりますので、痩身・きずあと治療についてもお気軽にご相談いただければと思います。

慶應義塾大学病院 美容医療外来
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学病院 3号館3Y受付
診療時間:平日8:40~16:30
休診日:土曜日、日曜日、祝日、国民の日、年末年始
お電話:03-5363-3858
HPからwebご予約可能 https://bldg3y.hosp.keio.ac.jp/aesthetic/

JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"

【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院及び聖路加国際病院より、医療連携クリニックとして認定されています】

東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分

「シミ」といっても実は様々な種類があり、それによって適切な改善方法が違うため、適切な評価と方針の決定が大切になります。

その中でも、以下のような特徴に当てはまる場合は、「肝斑」という特殊なタイプのシミ当てはまる可能性が高いかもしれません。

  • 30~50代の女性である
  • ぼんやりとした茶色~こげ茶色のシミがある
  • 両頬にやや左右対称にシミがある
  • 季節や生理周期などによりシミが濃くなるときがある
  • ピルやホルモン薬などを内服している

など思い当たる方が比較的多いです。

肝斑は後天的なシミの一種で、紫外線・ホルモン・スキンケアにおける摩擦・ストレスなど複合的な要因が関与しているといわれます。
いわゆるシミのレーザー治療では改善効果が期待できない、むしろ悪化することもある点が、シミ治療全体を難しくしているともいえます。

頬骨のあたりに、ややもやっとしたシミ・くすみがあり、さらにその上に乗っかるようにパラパラと細かいシミがあります。

肝斑とは

典型的な肝斑の所見

主に、それ以外にも額や口まわりなどに比較的左右対称に、淡い茶色いくすみ感がみられます。

ただし、原則的にはまぶた(目まわり)には肝斑はできない、というのが通説になっています。

「お顔に肝斑だけがある」という状態はむしろ稀で、さまざまな種類のシミが混在している中で、肝斑の程度が強い方・弱い方がいる、という表現の方が正しいかもしれません。

少し専門的な表現をすると・・・
肝斑は後天性斑状色素増加症で、表皮メラニンの増加及び真皮における光線性弾力線維変性が特徴とされます。

肝斑ができる原因

肝斑には様々な要因が関与しているといわれています。

  • 女性ホルモン・副腎皮質ホルモン
  • 紫外線
  • 薬剤(ピル、ホルモン剤など)
  • ストレス
  • スキンケアやお化粧での物理的な摩擦
  • 妊娠出産、など

肝斑が「あり・なし」かどうかというよりも、
一定年代(30-50代)の女性には誰しも肝斑の素因があり、その程度は上記のような因子を踏まえて個人差がある、という捉え方が実際に近しいといえます。

肝斑の治療

肝斑の治療は、あれもこれもと色々と手を出すとどつぼにはまり、効果が期待できないどころか悪化させうることもあるため、注意が必要です。
原理をふまえて、以下のような治療アプローチを複合的におこなうことがおすすめです。

  • メラニンの生成自体を抑制して、肝斑を改善する
  • 生成されたメラニンを薄くさせて、肝斑を改善する
  • メラニン自体の排出を促して、肝斑を改善する

レーザー・外用・内服などの治療を総合的におこなっていただき、順調な経過を実感頂いております。

当院における肝斑の治療方針

先述した通り、肝斑治療はやみくもにおこなうのではなく、それぞれの方ごとの状態を踏まえ、治療メカニズムに応じて計画することをおすすめしています。

① メラニンの生成自体を抑制して、肝斑を改善する

トラネキサム酸の内服

状態に合わせて1日当たり500~1,500mgの用量で内服することがおすすめです。

  • 500mg/day⇒ 250mg錠を1日2回、または500mg錠を1日1回
  • 1,000mg/day⇒ 500mg錠を1日2回
  • 1,500mg/day⇒ 500mg錠を1日3回

2~4か月程度継続することで、効果が期待できます。

トラネキサム酸はアミノ酸の一種で、抗炎症・抗アレルギー作用(抗プラスミン作用)により様々な作用点で肝斑の改善効果があるとされています。

肝斑治療の中でも特に推奨度が高く、基本的にはおこなっていただくことをおすすめします。

※ただしピルやホルモン剤を内服している方は、処方を受けている医師に相談・確認をしたうえで内服を開始してください。
医師によってはトラネキサム酸の内服をおすすめしない場合があります。(トラネキサム酸の抗プラスミン作用による止血効果の相互作用の観点から)

高濃度ハイドロキノン外用剤の使用

ハイドロキノンは強い美白作用を持つ薬剤で、効果及び安全性が高い肝斑治療薬として用いられています。

チロシナーゼ抑制効果によりメラニンの生成をしっかりと抑制します。

ハイドロキノンがごく薄く含まれている化粧品が販売されていることもありますが、あまりに薄いため治療効果もさほど期待しにくいと考えられます。

当院では現在、高濃度(4%)ハイドロキノンクリームを採用しています。
濃度が高いぶん皮膚のかぶれ(刺激性の皮膚炎)を起こしやすくなる傾向はあるため、念のため最初は少量・限られた範囲から使用を開始し、問題ないことを確認したうえで範囲を広げることをおすすめします。

ハイドロキノンで刺激が強く出てしまう場合は、アゼライン酸による治療で代替することも可能です。

良質な日焼け止めの使用

ここでいう「良質」というのは、必ずしも値段が高い、SPFが高い、などというわけではなく、生活スタイルや肌質に合ったものを使用し、適切なスキンケアの中に位置づけていただく、ということになります。

当院では、トラネキサム酸配合、SPF最大75、使用感が良く落としやすい、などなど特徴を持った製品を複数採用しており、ご相談内容によりご提案が可能です。

② 生成されたメラニンを薄くさせて、肝斑を改善する

ビタミンC・トラネキサム酸含有外用剤の使用

トラネキサム酸には先述の抗プラスミン効果や、色素細胞の増殖抑制、メラノソームの成熟抑制など複合的な作用点により、安定した強力な美白作用があるといわれています。またビタミンC(アスコルビン酸)はチロシナーゼ抑制、抗酸化作用により酸化型メラニンを還元する作用があり、肝斑をはじめとした慢性的な色素沈着の改善効果があります。

①で述べた内服による効果に合わせて、ご自身のセルフケアとして直接お肌に使用することで、相乗効果が期待できるといえます。

ビタミンC・トラネキサム酸の大量導入(エレクトロポレーション)

お肌は外敵から自らを守るため、表層の角質層には強固なバリア機能があります。
そのため直接お肌に薬剤を塗った際には、このバリア機能により、皮膚深層への到達という点ではどうしても効率がやや落ちてしまうことは事実といえます。

これに対しエレクトロポレーションという施術では、特殊機器で微弱な電気パルスをかけることで、バリア機能を一時的に弱めることが可能です。

つまり角質層を効率よく薬剤が通過できるようになるため、通常のスキンケアを圧倒的にブーストさせる効果が期待できます。

この作用を最大限利用して、定期的にビタミンCやトラネキサム酸を皮膚深層に大量導入することで、肝斑のさらなる改善に寄与します。

また20分程度の施術で、ダウンタイムがなく心地の良い施術(途中でうとうとされる方も多いです)のため、リラックスして受けていただけるのも人気の理由です。

フォトフェイシャル(最新M22)

フォトフェイシャルとは、お顔全体の複数の色素にフォーカスする複数の波長をセットにしているため、お顔全体のトーンアップ&均一化を目指し、シミくすみ・赤み・肌質感などの肌トラブルを同時に改善する治療になります。

最新M22でのフォトフェイシャル施術の際には、肌の状態に合わせて使用するフィルタや出力を決定し、施術をおこないます。

肝斑がある部分については640nm未満の波長をカットすることで、肝斑を悪化させることなく、お肌全体でのくすみを改善しトーンアップをおこないます。
さらにフォトフェイシャル施術により皮膚深層の修復(真皮リモデリング)の効果があり、メラニンを産生する異常サイトカインを減少させることで、肝斑のさらなる改善にも寄与すると考えられます。

③メラニン自体の排出を促して、肝斑を改善する

上記で述べた①②の治療を十分に継続したうえで、より積極的な改善効果を目指す際には、メラニン排出に働きかける治療を組み合わせることがあります。

ケミカルピーリング

目的に応じた薬剤を用いて、分厚く乱れた角層を適切かつ均一な薄さにさせることで、ターンオーバーを活性化し、かつ皮膚深層の変性を改善させる治療です。

先述のエレクトロポレーション治療前に行うことで、導入効果をさらに高めることができお勧めです。

肝斑治療で行う場合、当院では原則としてサリチル酸マクロゴールを使用します。

サリチル酸マクロゴールは角質層のみに作用するため、肝斑の方でも安全に角質層を整えることが可能です。
(グリコール酸、TCA、サリチル酸エタノールなどを単体で使用すると作用として強すぎてしまい、特に肝斑の方には逆効果となってしまう可能性があり注意が必要です)

継続的な治療により状態が上向いてきて、さらに積極的な治療に進む場合は、リバースピールにステップアップすることも可能です。(コウジ酸、TCA、フィチン酸、乳酸などを複合的に作用させる、色素沈着改善目的のケミカルピーリング治療)

ロングパルスYAGレーザー

波長の長いレーザーを柔らかなエネルギー密度で全顔に照射することで、表層にダメージを与えることなく皮膚深層への熱作用を及ぼす治療です。

表皮ターンオーバーの促進や、皮膚深層のコラーゲン増生をもたらします。

毛細血管拡張や色素沈着症への治療効果の一環で、適応を判断したうえで治療をおこなえば肝斑改善にも寄与すると考えられます。

麻酔不要、ダウンタイムもない治療のため、無理なく継続しやすいことも特徴です。

レチノール外用剤の使用

レチノールはビタミンAの一種で、表皮ターンオーバーの促進や、皮膚深層のコラーゲン増生作用のある外用剤です。

先述のハイドロキノンと組み合わせて使用することで、より積極的な肝斑治療をおこなうことができます。

なお名前がややこしいですが「トレチノイン」も同様の効果がありますが、こちらは肝斑の方が使うには作用が強すぎて、結果として刺激や副作用の方が強くなるため、原則的にはおすすめしていません。
(よりアグレッシブな治療を好まれる医院様では、提供されていることもあります)

当院での治療の流れ

当院では肝斑をはじめ多くのシミ治療をおこなっております。
以下のような流れで治療をおこないます。

洗顔・撮影

正しく肌の状態を確認し、かつ治療前後での経過をフォローできるよう、洗顔後に撮影をおこないます。

専用のパウダースペースがありますので、ご来院後にクレンジングや洗顔をおこなっていただけます。

洗顔後、最新かつ専用の肌撮影機を用いて、写真記録をおこないます。(当院カルテに保存されます。)

撮影後、スタッフがそのままお部屋にご案内します。

(当日のご案内状況により、専用のサロンでお待ちいただく場合がございます)

医師診察

事前に撮影された画像を確認し、さらには状態を直接診察したうえで、方針を検討します。

肝斑治療の適応の有無を判断しつつ、内服・外用・施術など複合的な治療についてご説明します。

肝斑治療に進む場合は、医師から治療内容についてご説明し、わからなかった点やご質問などがあればお答えしますので、お気軽にご相談ください。

基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。

肝斑治療

  • 内服による治療
    ・・・使用する薬剤の種類や用量を相談し、適切な組み合わせと期間をご提案します。トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンE、タチオンなど豊富な種類の薬剤をご用意しています。
  • 外用による治療
    ・・・現在使用しているコスメや塗り薬がある場合は、なるべくそれと併用できるようなご提案をいたします。状況により、ハイドロキノン、ビタミンCなどを高濃度に含んだ肝斑治療用の外用を組み合わせることが有効な場合があります。
  • 施術による治療
    ・・・定期的な経過の診察に合わせて、肝斑の状態に合わせてカスタマイズされた治療を受けていただくことが可能です。

アフターケア・経過診察

肝斑治療は原則的に、ダウンタイムが出るような施術は適応になりません。
そのため治療後は特にかわらず日常生活をお過ごしいただくことが可能です。

治療内容にもよりますが、およそ4~6週間ごとの経過チェックをおすすめしています。

治療後の経過の確認や、今後の方針についても医師が伴走し、一緒に検討をしていきます。

これまで日々気になっていたり、お悩みだったシミについても、美容医療のちからで改善が目指せる可能性があります。

まずはカウンセリングのみからでの大歓迎です。お気軽にご相談ください。

JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"

【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院 認定医療連携クリニック】

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東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分

【診察券がデジタル化されました】

  • ご来院時にカンタン自動受付(QRコードをかざして受付)
  • 24時間オンライン予約可能(予約変更などもおこなえます)
  • 予約日の事前リマインド機能
  • デジタル診察券の方限定にキャンペーン配信 などなど

より快適に当院をご利用いただけるよう、システムを随時リニューアルしております♪

「こんな風にできたらもっと便利」や、「今後こういうメニューが増えたらうれしい」など、ご意見やリクエストなどもお気軽にお声がけいただければと思います。

※ご希望の方には紙の診察券も発行可能です。
※メッセージ配信の頻度は不定期ですが、不要の場合はブロック可能です。

日本人の約半数の方が、もともと一重まぶたであったり、いわゆる奥二重といったまぶたであると言われています。

また年齢を重ねていくと、まぶたの皮膚・筋肉・脂肪・腱など複合的な変化によって、二重のラインの形が変化していくこともあります。

例えば以下のようなお悩みについては、非常に多くご相談いただく点でもあります。

  • できれば手軽な施術で二重まぶたになりたい
  • なるべく自然な二重まぶたにしたい
  • 切開を伴い腫れやダウンタイムのある治療は避けたい
  • テープなどを使って二重にする毎日から解放されたい


そのようなお悩みに対しては、埋没法というダウンタイムの短い二重まぶた治療が非常に有効です。

(まぶたにやや厚みがあり、皮膚がまぶたの上に乗っているような状態)

"二重まぶた"とは

まぶたに二重と一重がある理由

目を開けようとして実際に開けることができるのは、まぶたを上に引っ張る筋肉(眼瞼挙筋)があるためです。この筋肉の先端は膜状になっていて(挙筋腱膜)、まぶたの縁にあるまな板のような軟骨(瞼板)とつながっています。

二重の方は、この膜(挙筋腱膜)がまぶたの皮膚の裏側とくっついているため、目を開けてた際に付着部分が奥にひきこまれ、折り目がつきます。
この折り目が、いわゆる二重のまぶたとしてみえる理由になります。

一重まぶたの方にはこの生まれつきのくっつきがないため、まぶたを二重にするためには人工的につくる必要があります。

特徴に応じた二重のタイプ

二重まぶたの中でも、その二重の幅や、内側の立ち上がり部分の特徴による分類があります。

末広型の二重

実際のところ、日本人の方で「自然な二重まぶた」にする場合は、この末広型がおすすめです。

もともとくっきりとした二重の方でも、日本人の場合はほとんどがこの末広型になります。

また瞼の厚みが比較的ある方の場合など、やや二重の幅が狭い方はいわゆる奥二重という状態で、二重のラインがあっても見た目は一重にみえるようなこともあります。

幅が狭めの平行型の二重

まぶたの内側の立ち上がりにも、若干の二重幅があるタイプの二重です。
医院によってはmix型、と表現されることもあるようですが、大まかには平行型の一種といえます。

まぶたの皮膚の状態によっては、埋没法だけで作れる場合もあれば、切開による二重手術や目頭の切開などが必要となる場合もあります。

幅が広めの平行型の二重

まぶたの内側から、比較的幅の広い二重が立ち上がっているタイプになります。
日本人の方で、生まれつきこの幅広の平行型であることはかなり珍しいと言えるため、人によっては不自然さを感じることがあるかもしれません。

よりぱっちりした印象を望む場合は、切開法や目頭切開などを組み合わせてこのタイプの二重を形成する場合があります。

埋没法単独では、なかなかつくることは難しいタイプといえます。

JSKINの二重まぶた治療(埋没法)

埋没法とは、皮膚の内側に医療用の極細の糸を通し、複数個所でまぶたを固定することで、二重のラインを作る治療です。

当院では理想やお悩みについてお話をお伺いしたうえで、キレイな仕上がりかつ安全に治療体制を両立しております。

当院の埋没法(二重まぶた治療)の特徴

形成外科専門医が治療をおこないます

当院では、埋没法に関する二重まぶたの診察、施術、アフターフォローも含めて形成外科学会専門医が担当します。

外科的な美容医療全般は、本来形成外科の一領域として定義されています。
そのため、日本形成外科学会に所属し、かつ必要な研鑽や選考試験を通過して初めて認定される専門医資格を取得した医師が担当する意義があると考えております。

まぶたの解剖(皮膚、血管、筋肉や腱膜、瞼板など)について正しい理解のもと、効果的かつ安全な治療をおこなうよう努めております。
また、外科的・非外科的両方で目周りの治療をおこなっていますので、総合的な目周りの治療をご提案することが可能です。

痛みやダウンタイムに配慮された治療です

目薬のような点眼麻酔と、糸が通る部分に部分麻酔の注射をおこなうため、痛みを気にせずリラックスして施術をうけていただけます。

ただ麻酔の量が多すぎると術後の腫れの原因となりやすいため、部分麻酔は両目あわせて1cc未満とごく少量でおこないます。
もちろん痛みがある場合は適宜麻酔を追加することが可能であり、施術の途中もお声がけをおこないます。

長期持続が期待できます

埋没法による二重手術は、皮膚を切開する切開法と比べて、腫れや内出血などのリスクが低いものではあります。
しかしながら、元々のまぶたの状態や術後の生活により、糸が外れてしまった場合は二重のラインが崩れたり、左右差が目立ったりする場合があります。

これは埋没法のデメリットといえますが、その場合はまた再度埋没法による治療が可能であるため、やり直しがきく、という観点ではメリットともとれるかもしれません。
(切開法をやり直すことも可能ではありますが、切開を伴うため癒着などがあり元々の状態と同じではないため、効果が出にくかったり、ダウンタイムが長引いたりする場合があります。)

当院では、極細でありながらも強度のある医療用ナイロン糸を用いて、皮下に埋没させる際にしっかりと結紮をすることで、長期に持続する術式を採用しています。

また、もし経過の中で外れてしまった際の保証制度もございますので、術後のフォローも含めて対応をさせていただきます。

JSKINでの治療例

治療の流れ

事前の医師カウンセリング

当院では、埋没法による二重まぶた治療を検討されている方につきましては事前カウンセリングにおこしいただいております。
治療についてのご説明を医師から差し上げたうえで、後日治療を受けるかどうかについて検討いただいております。

ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。

埋没法の適応の有無を判断しつつ、より複合的な治療や別のアプローチが望ましい場合は、その可能性についてもご説明します。

埋没法手術に進む場合は、医師から治療内容についてご説明し、わからなかった点やご質問などがあればお答えしますので、お気軽にご相談ください。

基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。

治療をご希望される場合は、当日に施術日のご予約をおさえてお帰りいただくことも可能です。
または検討の上、後日施術日をご予約いただくことも可能です。

洗顔・セッティング

安全に施術をおこなうために、目周りまたはお顔全体の洗顔をおこなっていただき、当院スタッフによりセッティングをおこないます。

また施術前後の状態をフォローできるよう、写真記録をおこないカルテに保存します。
施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。

デザイン

まぶたに関するご希望を改めてお伺いしながら、鏡を見ながら二重の形と幅を相談していきます。

そのうえで糸でとめる位置を正確にマークし、最終的なポイントをデザインします。

麻酔

目薬のような点眼麻酔と、糸が通る部分に部分麻酔の注射をおこなうため、痛みを気にせずリラックスして施術をうけていただけます。

ただ麻酔の量が多すぎると術後の腫れの原因となりやすいため、部分麻酔は両目あわせて1cc未満とごく少量でおこないます。
もちろん痛みがある場合は適宜麻酔を追加することが可能であり、施術の途中もお声がけをおこないます。

手術

麻酔がしっかり効いていることを確認したうえで、手術をおこないます。

手術自体は左右両方で30分程度でおこなうことができます。

出血や痛みについても心配することなく、また固定の糸は皮膚の下に埋没されるため外からみえることはありません。
(抜糸も必要ありません)

アフターケア・経過診察

当日は施術部位はお渡しするアフターケア軟膏を塗っていただき、代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避けていただくことがおすすめです。
また施術部位のメイクは術後1週間ほど避けていただくことをおすすめしています。

施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。

施術後1~2週間程度はやや腫れが残るため、若干二重の幅が広く見える場合があります。

施術からおよそ3~4週後頃の経過診察をおすすめしています。
治療後の経過の確認や、今後の方針について医師が伴走し、一緒に検討をしていきます。

リスク・副作用・注意点など

  • 術後の腫れは程度や回復期間には個人差があります。施術後1~2週間程度はやや腫れが残るため、若干二重の幅が広く見える場合があります。
  • 二重の幅が同じになるよう細心の注意を払っていますが、それでも術後に左右差が生じることがあります。
  • 内出血、感染(化膿)、血種:通常は起こりませんが、場合により起こりえます。
  • 予想以上に効果の実感が得られない、左右差が残存する、または修正効果が弱いことがあります。

まぶたについてこれまで日々気になっていたり、お悩みだったことについても、美容医療のちからで改善が目指せる可能性があります。お気軽にご相談ください。

※二重まぶた治療については、事前にカウンセリングで十分に適応判断やご説明をさせていただき、ご検討の上で後日の施術をご案内しております。

JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"

【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院 認定医療連携クリニック】

東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅 より徒歩2分
東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分

徐々に気になってくるお顔のたるみ、特にフェイスラインはもたつき感が気になりやすいエリアでもあります。

例えば以下のようなお悩みについては、非常に多くご相談いただく点でもあります。

  • 鏡を見るたびにフェイスラインのもたつきが気になる
  • よりシャープなフェイスラインを目指したい
  • たるみの治療でもはメスや針を使うのは抵抗がある
  • 皮膚の弾力やハリツヤを取り戻したい
  • コスパの良いリフトアップ治療がしたい

その改善のために、ご自身でエステに通われたりご自宅で美顔器を使用されている方も多くいらっしゃるようです。
フェイスラインをより直接的に・効果的に引き上げていくために、医療用の糸リフトによる治療により、1回で効果を実感できるかもしれません。

JSKINの糸リフト治療

糸リフト治療とは

体内で時間をかけて吸収される特殊な医療用吸収糸で、目的に合わせたリフトアップ効果をもたらす施術です。メスを使ったり、体への負担の大きな手術をすることなく、直接的な引き上げ効果が期待できます。

最新の医療技術をもってしても、お顔のたるみを完全に無くすことはできません。
ただし継続的なたるみ治療をおこなっていくことによって、実際の年齢と比べてはるかに若々しく、そして同年代の方々と比べてみるとむしろ若返っていっているのではないか、と思われるような状態を目指すことは可能です。

引き上げ力・固定力のある糸を用いてたるみを自然に引き上げ、たるみの進行を遅くすることがこの治療の目的です。

また、今の段階ではそこまでたるみは気になっていなくても、フェイスラインをよりシャープにしたい方や、予防も兼ねたメンテナンスをされてい方にもお勧めできる治療といえます。

当院の糸リフト治療の特徴

技術認定を受けた、形成外科専門医が治療をおこないます

当院では、糸リフト治療に関する診察、施術、アフターフォローも含めて形成外科学会専門医が担当します。

お顔の解剖(SMAS、血管、神経、骨やリガメント)について正しい理解のもと、効果的かつ安全な治療をおこなうよう努めております。
また、外科的・非外科的両方でたるみ治療をおこなっていますので、状態に合わせた総合的なたるみ治療のご提案が可能です。

強固な固定をおこなう専用の糸を使用します

医療用の糸を用いたリフトアップを行う場合、自然な仕上がりとなることを前提に、皮膚裏面に引っかかる際の強度や、引きあがった皮膚をしっかりと固定することで長期間持続させることが重要です。

当院で採用している糸(MWデュアルリフト)は、強度のあるコグ(引っ掛かり部分)がしっかり皮下組織に引っかかるように作成されています。糸自体も適切なしなやかさと高い強度を両立しているため、高いリフトアップ効果が期待できます。

痛みやダウンタイムに配慮された治療です

メスを使わない糸リフトには、様々な種類のものがつかわれています。
当院で採用しているMWデュアルリフトのリフトアップ治療は、毛の生え際からリフトアップ用の糸が入るため、お顔には傷をつくりません
術後は口を大きく開けにくい程度の違和感が数日続く場合はありますが、痛みなどはほとんどなく、術直後から日常生活に戻られることが一般的です。

また施術時の痛みにも十分配慮できるよう、糸が入る点・糸が皮膚の下を通る部分には事前に麻酔をおこないます。
(さらにご希望の場合には、笑気麻酔をご利用いただくことも可能です)

1年~の長期持続が期待できます

当院の糸リフト治療では、コラーゲンを含む層に吸収性のリフトアップ専用糸を挿入し固定するため、リフトアップ効果が長期間持続することが期待できます。糸自体は1年~2年程度かけてゆるやかに自然吸収されていきますが、術後1年程度は効果を実感されています。
従来の方法だと半年ほどで効果がなくなるといわれることが一般的のため、効果の持続が長いといえます。

さらに引き上げ効果のみならず、皮膚のコラーゲン生成が促されることにより、肌自体のハリやキメが向上する副次的な効果も期待できます。

JSKINでの治療例

※事前に掲載ご承諾をいただいた、実際の治療例です

治療の流れ

事前の医師カウンセリング

当院では、糸リフト治療を検討されている方につきましては事前カウンセリングにおこしいただき、治療についてのご説明を医師から差し上げたうえで、後日治療を受けるかどうかについて検討いただいております。

ご本人のお悩みや理想をお伺いし、さらに状態を直接診察したうえで、方針を検討します。

糸リフト治療の適応の有無を判断しつつ、より複合的な治療や別のアプローチが望ましい場合は、その可能性についてもご説明します。

糸リフト治療に進む場合は、医師から治療内容についてご説明し、わからなかった点やご質問などがあればお答えしますので、お気軽にご相談ください。

基本的にホームページに掲載されている以外の費用がかかることはありませんが、かかる費用についても事前にご案内を差し上げています。

治療をご希望される場合は、当日に施術日のご予約をおさえてお帰りいただくことも可能です。
または検討の上、後日施術日をご予約いただくことも可能です。

洗顔・セッティング

安全に施術をおこなうために、お顔全体の洗顔をおこなっていただき、当院スタッフによりセッティングをおこないます。

また施術前後の状態をフォローできるよう、写真記録をおこないカルテに保存します。

施術時は専用の個室で電動ベッドにおかけいただき、リラックスして施術を受けていただくことが可能です。

マーキング・糸リフト施術

ご自身が気になっている部分や、立体的に診察をしたうえで安全かつ良好な治療効果が期待できる部分を確認し、マーキングをおこないます。
また適宜消毒をおこない、清潔に治療をおこなえるような準備を徹底しています。

現在当院では、MWデュアルリフトという、リフトアップ治療専用の糸を導入しています。

糸リフト施術は、およそ20分~30分程度で可能です。

施術に際しては部分麻酔を用いるため、痛みには十分配慮をしております。
さらにご希望に応じて、笑気麻酔を使用いただくことも可能です。

治療の途中途中で状態を確認いただきますので、「終わって鏡を見たら大変なことになっていた」という心配のないように配慮しています。

アフターケア・経過診察

当日は施術部位は濡らさないようにしていただき、念のため代謝が良くなること(長風呂、深酒、運動など)は避けていただくことがおすすめです。

また1か月程度は強く押したりマッサージなどは避けていただくことをおすすめしています。

施術後に、スタッフから改めてアフターケアのご説明をしますのでご安心ください。

施術からおよそ2~3週後頃の経過診察をおすすめしています。

治療後の経過の確認や、今後の方針について医師が伴走し、一緒に検討をしていきます。

リスク・副作用・注意点など

  • 施術後は若干の腫れが出る場合があります。また、麻酔の影響で口の動かしにくさや、眉や口の上り方に左右差が生じたり、瞼が閉じにくくなることがありますが数時間でおさまります。
  • 術後から2週間ほどは、治療部位を押すと違和感や痛みがあります。洗顔、お化粧の際にはそっと触れるようにしてください。
  • お顔まわりの各種施術は、念のため1か月程度控えていただくことをおすすめする場合があります。
  • 糸は2年程度かけてゆっくりと吸収されますので、効果の持続は1-2年程度が目安です。
  • 本治療に使用できる、同一の性能を有する他の国内承認医療薬剤はありません。

これまで日々気になっていたり、お悩みだったたるみについても、美容医療のちからで改善が目指せる可能性があります。

まずはカウンセリングのみからでの大歓迎です。お気軽にご相談ください。

※糸リフト治療については、事前にカウンセリングで十分に適応判断やご説明をさせていただき、ご検討の上で後日の施術をご案内しております。

JSKINクリニック ー"あなたに応える美容医療"

【2021年11月の開院より、のべ15,000名以上の方々にご来院をいただいております。(2024年4月時点)】
【慶應義塾大学病院 認定医療連携クリニック】

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