• 傷は眉毛の中へ切開線をわずかに眉毛へ食い込ませ、生えてくる毛で隠します
  • 二重は作り直さないまぶたのふちに触れないので、目もとの印象が変わりません
  • 形成外科専門医が一貫カウンセリングから手術・経過まで代表医師が担当します
  • 切除幅を全例公開公開している症例はすべて、切除幅と経過写真を載せています

目もとの印象を大きく変えずに、まぶたの重さを取る。

「まぶたが重くて、いつも眠そうに見える」
「昔より二重の幅が狭くなってきた」
「目の印象は変えたくない。でも、このたるみを何とかしたい」

眉下切開リフトは、眉毛の下のラインで余った皮膚だけを取り除く手術です。まぶたのふち(二重のライン)には触れないため、もともとの目の形を大きく変えずに、かぶさりと重さを改善できます。

その重さ、原因は2つあります

「まぶたが重い」「目が小さく見える」という状態は、大きく2つの原因に分かれます。どちらなのかで、受ける手術が変わります。

原因 A皮膚がかぶさっている

まぶたを開ける力は保たれているのに、上から皮膚がかぶさって視野をふさいでいる状態。眉下切開で、かぶさっている皮膚を取り除きます。

原因 B開ける力が落ちている

まぶたを持ち上げる筋肉のはたらきが弱っている状態=眼瞼下垂。皮膚を取っても改善しないため、筋肉を修復する手術(挙筋前転法)を行います。

この2つは見た目が似ていて、Aなのに眼瞼下垂に見えることがよくあります。また、両方が重なっている方もいます。どちらがどれだけ関与しているかは診察で判断しますので、ご自身で決めてからお越しいただく必要はありません。

ご自宅でできる目安

鏡の前で、眉毛を指で軽く押さえたまま(眉を上げられない状態で)目を開けてみてください。

視野がほとんど隠れる・目が明らかに小さく見えるなら、ふだん眉を上げる力でまぶたを持ち上げている可能性があります。おでこのシワ、夕方の頭の重さ、肩こりは、その代償として出ていることがあります。

※あくまで目安です。実際の判断は診察で行います。

眉下切開でできること・できないこと

できること

  • まぶたのかぶさりと重さを取り、目を開けやすくする
  • 二重のラインに触れないため、目もとの印象が大きく変わらない
  • 眉を上げてまぶたを支える癖が減り、おでこのシワが目立ちにくくなる
  • 必要な方は、まぶたの厚みも一緒に軽減することができる

できないこと・変わること

  • 二重をつくる手術ではありません。二重にしたくない方にも向いています
  • まぶたを開ける力そのものは変わりません(原因Bには効きません)
  • 皮膚を取るぶん眉の位置がわずかに下がり、二重の幅が変わって見えることがあります
  • 手術後しばらくは、傷が眉毛の下で目立ちます

眉下切開・眼瞼下垂・二重切開のちがい

まぶたの手術は、どこを触るかで3つに分かれます。見た目のお悩みが似ていても適した手術は違うため、並べて整理しました。どれになるかは診察で判断しますので、ご自身で決めてからお越しいただく必要はありません。

眉下切開

触るところ
眉の下で、余った皮膚を取る
二重の形
変えませんまぶたのふちに触れないため
向いている状態
開ける力は保たれていて、皮膚のかぶさりが重さの原因になっている
傷の場所
眉毛の下ぎわ
費用
297,000円厚み取り +33,000円
※状態により保険適用となる場合があります

眼瞼下垂(挙筋前転)

触るところ
まぶたを開ける筋肉を、かけ直して固定する
二重の形
変わることがあります二重のライン上を切開するため
向いている状態
まぶたを開ける力そのものが落ちている
傷の場所
二重のライン
費用
330,000円厚み取り +33,000円
※状態により保険適用となる場合があります

二重切開

触るところ
二重にしたいライン上を切開し、折り目を作る
二重の形
作る・変えます
向いている状態
二重そのものを作りたい/まぶたに厚みがある
傷の場所
二重のライン
費用
298,000円厚み取り +33,000円
保険は適用されません

両方が関係している場合は、順番に行うことがあります

「開ける力の低下」と「皮膚のかぶさり」は、片方だけとは限りません。両方が重なっている方では、次のように分けて行うことがあります。

① まぶたを開ける力を回復させる
(眼瞼下垂手術)
→② 残った皮膚のかぶさりを取る
(眉下切開)

一度に行うと腫れが強く出ることや、仕上がりの予測が難しくなることがあるため、先に開きを整えてから、必要なぶんだけ皮膚を取るという順番が向く場合があります。順番と間隔は診察で決めます。

こんな方に向いています

  • 上まぶたのたるみで、目が開けにくい・視野が狭い
  • 皮膚がかぶさって、もともとの二重の幅が狭くなってきた
  • 目の印象は変えたくない、二重にもしたくない
  • まぶたが厚ぼったく、皮膚を取るだけでは足りなそうだと感じている
  • 他院で二重の手術を受けていて、その二重を作り直さずにかぶさりだけ取りたい

傷あとについて

検討されている方から、いちばん多くいただく質問です。

切開線は、わずかに眉毛の下縁に入り込む位置に置きます

眉毛のすぐ下ではなく、わずかに眉毛の下縁に入り込ませるのがポイントです。傷と眉毛のあいだに隙間ができると、その隙間のぶんだけ傷が見えてしまうため、この数ミリの置き方で仕上がりが変わります。

傷が落ち着くまでの時間

時期傷の状態
~1ヶ月赤みと硬さが出てきて、1ヶ月ごろがピークです。抜糸の翌日からは眉のメイクで隠せます
3〜6ヶ月赤みと硬さがやわらぎ、かなり目立ちづらくなります
その後ここで終わりではありません。傷はさらに時間をかけて肌に馴染み、より目立たなくなっていきます

実際の症例写真

詳しい経過を公開している症例は9例です。いずれも切除幅(7〜14mm)と、術前・術後の経過写真を掲載しています。まぶたの状態によって取る量は変わりますので、ご自身に近い状態の症例をご覧ください。

当院で眉下切開を受けられた方の症例です。たるみの程度も、困っていることも一人ずつ違うため、切除する幅・厚みを取るかどうかは症例ごとに変えています。それぞれの詳細ページで、術前からの経過写真と、なぜその設計にしたのかを解説しています。

眉下切開の症例 40代・女性/両側・自費診療|「二重が狭くなった」の正体
40代・女性/両側・自費診療

「二重が狭くなった」の正体

たるみの程度そのものはわずかでした。それでもかぶさりで二重の幅が狭く見え、日によって奥二重のようになる状態です。印象を変えずに、8mmだけ切除しています。

経過写真と解説を見る →

眉下切開(皮膚切除8mm・両側)/自費 297,000円(別途 診察料・処方薬代)
主なリスク・副作用=内出血・軽度の腫れ(1〜2週間程度)、傷の赤み(数ヶ月かけて目立たなくなります)、傷の硬さ、左右差、眉の位置や形の変化、感染など。

眉下切開の症例 50代・男性/両側・自費診療|おでこのシワと夕方の頭の重さは、まぶたが原因でした
50代・男性/両側・自費診療

おでこのシワと夕方の頭の重さは、まぶたが原因でした

「目が小さくなった」「夕方に頭が重い」「額のシワが深くなった」。別々に見える3つの悩みが、すべて同じ一本の原因から来ていました。

経過写真と解説を見る →

眉下切開(皮膚切除 最大10mm・両側)/自費 297,000円(別途 診察料・処方薬代)
主なリスク・副作用=内出血・軽度の腫れ(1〜2週間程度)、傷の赤み(数ヶ月かけて目立たなくなります)、傷の硬さ、左右差、眉の位置や形の変化、感染など。

眉下切開の症例 60代・女性/両側・保険適用|眉を上げないと、視野がふさがる
60代・女性/両側・保険適用

眉を上げないと、視野がふさがる

眉を指で押さえて目を開けてもらうと、視野がほとんど隠れました。保険が使えるかどうかは、たるみの見た目ではなく、この機能の障害があるかで決まります。

経過写真と解説を見る →

眉下切開(皮膚切除9mm・両側)/保険適用・3割負担で約4万円が目安(別途 初診料・再診料・処方薬代)
主なリスク・副作用=内出血・軽度の腫れ(1〜2週間程度)、傷の赤み(数ヶ月かけて目立たなくなります)、傷の硬さ、左右差、眉の位置や形の変化、感染など。

眉下切開の症例 50代・男性/両側・自費診療(厚み取り併用)|皮膚を取るだけでは足りないまぶた
50代・男性/両側・自費診療(厚み取り併用)

皮膚を取るだけでは足りないまぶた

かぶさりがまつげに乗り、目が本来のサイズより小さく見えていました。皮膚だけでなく眼輪筋も切除して、まぶたの厚みそのものを減らしています。

経過写真と解説を見る →

眉下切開(皮膚切除7.5mm・両側)+厚み取り(眼輪筋の切除)/自費 330,000円(眉下切開リフト 297,000円+厚み取り 33,000円・別途 診察料・処方薬代)
主なリスク・副作用=内出血・軽度の腫れ(1〜2週間程度)、傷の赤み(数ヶ月かけて目立たなくなります)、傷の硬さ、左右差、眉の位置や形の変化、感染など。

眉下切開 その他の症例をみる

ダウンタイムの経過

回復の道すじを先に知っておいていただくことで、安心して過ごしていただけます。メイク・コンタクトの再開は、まぶたの手術のなかでは早いほうです。

時期見た目・状態できること
手術当日傷に軟膏を塗り、保護ガーゼとテープで覆って帰宅します安静に。入浴・洗髪はできません。首から下のシャワーは可。洗顔は傷を濡らさず拭き取る程度に
翌日腫れ・内出血のピーク。目が開きにくく感じることがあります24時間でガーゼを外せます。全身のシャワーと洗髪が可能に。やさしい洗顔も可。軟膏は1日2〜3回
3日目〜腫れが引きはじめ、内出血は色が変わっていきます目もとのメイク・コンタクトレンズが可能に。短時間の入浴、軽い運動、少量の飲酒も可(※眉のメイクはまだ)
1週間前後抜糸。腫れは1週間で6割程度落ち着きます軟膏は抜糸当日で終了。眉のメイクは抜糸の翌日から。以降は食事・運動・メイクとも制限はありません
1ヶ月大きな腫れは引き、傷の赤み・硬さがピークに。つっぱり感や縦すじが出ることがあります傷あとを含めたフルメイクが可能です
3〜6ヶ月赤みと硬さがやわらぎ、かなり目立ちづらくなります(その後も馴染み続けます)制限はありません

内出血は目もとが紫っぽくなり、2週間程度かけて軽減します。1週間後ごろから黄色っぽくなり、重力で下まぶたのほうへ移動することもあります。

お仕事の復帰について

目安は、抜糸のあと(術後1週間以降)です。それまでは糸がついていて、内出血も強く出る時期にあたります。

ただし、体調そのものは翌日以降も問題なく動ける方がほとんどです。メガネやサングラスでカバーしていただければ、ふだんどおりの生活を送っていただけますし、お仕事を続けていただくことも可能です。

カウンセリングから手術までの流れ

STEP 1:ご予約からカウンセリングまで

1. ご予約
WEB予約、LINEチャット、お電話から無料カウンセリングをご予約ください。

2. 医師によるカウンセリング
まぶたの状態を診察し、たるみと眼瞼下垂のどちらがどれだけ関与しているかを確認したうえで、治療方針をご提案します。メリットだけでなく、ダウンタイムやリスクも正直にお話しします。

3. 手術日の決定
ご納得いただけましたら手術日を決めます。その日に決めていただく必要はありません。ご自宅でゆっくりご検討いただいて構いません。
カウンセリング後、手術日時の調整は原則LINEチャットでおこないます。

STEP 2:手術当日の流れ(約60〜90分)

1. デザイン・マーキング
まぶたの状態を確認し、切除する皮膚の範囲をマーキングします。

2. 麻酔
極細の針で局所麻酔を行います。注射のときにチクッとした痛みがありますが、手術が始まってからはほとんど痛みを感じません。痛む場合は適宜追加します。

3. 手術(約60〜90分)
デザインに沿って余った皮膚を切除します。まぶたの状態によっては、厚みのもとになる組織もあわせて切除します。

4. 縫合
止血を丁寧に行い、極細の糸で縫合します。表面だけでなく、皮膚の下の深い部分も吸収糸で縫合します。

5. クーリング・保護してご帰宅
腫れを抑えるためクーリングを行い、傷に軟膏を塗って保護ガーゼとテープで覆い、ご帰宅いただきます。日帰りです。

STEP 3:術後の通院

1. 抜糸(術後1週間前後)
糸を抜きます。翌日から眉のメイクが可能になります。

2. 経過診察(術後1ヶ月・3ヶ月)
傷の赤みや硬さがもっとも強い時期と、落ち着いてきた時期に診察します。時期は経過によって変わります。

お渡しするお薬

お薬期間使い方
抗生剤(内服)3日間朝・昼・夕食後。飲みきりまで内服してください
痛み止め(内服)3日間痛むときのみ。我慢せず飲んでいただいて構いません(6時間以上あけて)
軟膏1週間(抜糸まで)1日2〜3回、綿棒か指で薄く塗ります

料金

自費診療の場合

治療法通常料金
眉下切開リフト(両側)297,000円
厚み取り(眼輪筋+ROOF切除)【オプション】+33,000円

厚み取りは、皮膚を切除するだけではかぶさりが取りきれない方に併用するオプションです。必要かどうかは診察でご説明します。別途、診察料と処方薬代がかかります。

なお、たるみによって視野が実際に妨げられていると判断される場合は、保険適用となることがあります(3割負担の方で約4万円が目安。別途 初診料・再診料・処方薬代)。適用の有無は、医師のカウンセリングでの判断となります。

リスク・副作用

起こりうるもの=内出血・軽度の腫れ(1〜2週間程度)、傷の赤み(数ヶ月かけて目立たなくなります)、傷の硬さ、左右差、眉の位置や形の変化、感染など。

左右差は、腫れの引き方やもともとの眉の高さの違いによって感じられることがあります。3ヶ月ほど経過を見たうえで判断します。

よくあるご質問

眼瞼下垂の手術とは何が違いますか?

眉下切開はかぶさっている皮膚(と厚み)を取る手術、挙筋前転法はまぶたを開ける筋肉のはたらきを修復する手術です。目の開きそのものが悪い方は挙筋前転法の適応になります。どちらが最適か、あるいは両方が必要かは、診察で判断します。

二重になりますか? 二重にはしたくないのですが

眉下切開は二重をつくる手術ではありません。まぶたのふち(二重のライン)には触れないため、「重さは取りたいが二重にはしたくない」という方に向いています。ただし皮膚を取るぶん眉の位置がわずかに下がり、もともとの二重の幅が変わって見えることはあります。

傷あとは本当に目立たなくなりますか?

わずかに眉毛の下縁に入り込む位置で切開し、髪の毛より細い糸で縫合します。赤みと硬さは術後1ヶ月ごろがピークで、3〜6ヶ月かけてかなり目立ちづらくなります。そこで終わりではなく、その後も時間をかけて肌に馴染んでいきます。抜糸の翌日からは眉のメイクで隠せます。

また、たるんできますか?

手術で取り除いた皮膚のたるみそのものが戻ることはなく、効果は半永久的といえます。ただし、加齢に伴う変化まで防げるわけではありません。10年、20年と相当な期間が経てば、加齢による変化は起こりえます。

年齢が高くても受けられますか?

年齢だけで可否は決まりません。当院では80代の方も受けられています。全身の状態とまぶたの状態を診たうえで判断します。

手術の痛みはどのくらいですか?

局所麻酔の注射のときにチクッとした痛みがありますが、手術中はほとんど痛みを感じません。痛みを感じる場合は麻酔を追加しますのでお知らせください。術後の痛みも、お渡しする痛み止めで十分にコントロールできる程度です。

以前に他院で二重の手術を受けています。受けられますか?

受けられます。そのときに作った二重を作り直すことなく、かぶさりだけを軽くできるのが眉下切開の利点です。実際に、他院での二重切開から5年後に眉下切開を受けられた症例を公開しています。

まぶたの手術を、どこで受けるか

まぶたの手術は、形成外科専門医である代表医師が担当します

まぶたの手術は、ミリ単位の調整が必要になる繊細な手術です。当院のまぶたの手術は、慶應義塾大学病院 美容外来に籍を置く形成外科専門医(代表医師)が、診察から手術、その後の経過診察まで担当します。

まぶたのたるみについては、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」でも解説しています。

フジテレビ「ホンマでっか!?TV」でまぶたのたるみを解説する牧野医師

手術を勧められるのではないか、という心配は要りません

当院が重視しているのは、ご自身が心から納得して治療を選ばれることです。メリットだけでなく、リスク・ダウンタイム・ほかの治療法との比較まで、すべて正直にお伝えします。その場で決めていただく必要はありません。

抜糸で終わりにしません

抜糸(術後1週間前後)のあとも、術後1ヶ月・3ヶ月と経過を診ます。傷の赤みがもっとも強い時期を一緒に越えるところまでが手術です。

まぶたの重さの原因が、たるみなのか・開ける力なのか。
まずはそこを確かめに来てください。カウンセリングは無料です。

執筆者

JSKINクリニック医師 牧野潤

慶應義塾大学医学部卒業、日本形成外科学会認定 形成外科専門医
現在、慶應義塾大学病院 形成外科(美容)特任助教、およびJSKINクリニック東京銀座 代表医師を務める
所属:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)、日本レーザー医学会、日本再生医療学会
メディア: ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、婦人画報、雑誌GOETHE、MXテレビ、その他webメディアでの監修多数

JSKINクリニック東京銀座

東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
・東京メトロ日比谷線・JR線 八丁堀駅より徒歩2分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅より徒歩4分

<慶應義塾大学病院認定の美容医療クリニック>